
2000年代初め頃、
コピーコントロールCDなんていうものが出回ってました。
パソコンでのリッピングやデジタルコピーを抑止するために導入された技術で、一般的なCD規格ではありません。
これはとても困った技術で、CDプレイヤーによっては再生出来ない事もありました。
また、CD規格品ではないので再生に関してはメーカーの保証もありません。
実際に当時の自分の再生環境では、
パソコン…再生不可、
CDコンポ…再生可、
カーCD…再生不可、
という感じでした。
そう、車でコピーコントロールCDが聴けないことがとても苦痛でした。
そこでなんとか車でこのCDを聴くため、コピーコントロールCDを読み込み出来る外部ドライブをパソコンに繋いでコピーCDを作成し、そのコピーCDを車で再生するという本末転倒な事をやってました。
そのような怪しげな技術でしたので、あっという間に廃れてしまいましたが…。
そこまでして車で再生しようとしたCDがこちら。
アイアン・メイデンの『死の舞踏(Dance Of Death)』(2003年)です。
ちなみに、現在売られているのは普通のCD規格品になっています。

このアルバムはアイアン・メイデン通算13枚目のアルバムになります。
1999年にブルース・ディッキンソンとエイドリアン・スミスが復帰してからは2枚目とんり、ドラムのニコを除いた全員がソングライティングに参加するなどメンバーの結束がより深まったアルバムとなっています。
収録曲
01 ワイルディスト・ドリームズ(Wildest Dreams)
02 レインメーカー(Rainmaker)
03 ノー・モア・ライズ(No More Lies)
04 モンゼギュール(Montsegur)
05 死の舞踏(Dance Of Death)
06 ゲイツ・オブ・トゥモロー(Gates Of Tomorrow)
07 ニュー・フロンティア(New Frontier)
08 パッシェンデール(Paschendale)
09 フェイス・イン・ザ・サンド(Face In The Sand)
10 エイジ・オブ・イノセンス(Age Of Innocence)
11 ジャーニーマン(Journeyman)
捨て曲などあるはずもなくこれも名盤です。
動と静・緩と急のバランスがよくとてもいいアルバムです。
一曲目、ワイルディスト・ドリームズ(Wildest Dreams)です。
オープニングを飾るに相応しいスピード感のあるカッコいいきょくです。
続く2曲目、レインメーカー(Rainmaker)。
この曲もストレートなヘビーメタルナンバーです。
疾走感がカッコいいです。
5曲目、タイトルトラックでもある死の舞踏(Dance Of Death)です。
スローで始まり、徐々にテンポアップしていくアイアン・メイデンのお決まりのスタイルの曲です。壮大でドラマチック、とてもいい曲です。
8曲目、
パッシェンデール(Paschendale)。
これまた壮大な曲です。これも名曲ですね。

アイアン・メイデンのアルバムはどの時代もカッコいいです。
個人的にヘビーメタル入門には、やはりアイアン・メイデンをおすすめします。
Posted at 2020/09/06 08:18:36 | |
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ヘビーメタル・ハードロック | 音楽/映画/テレビ