福井に夏休みの旅行に行き、レンタカーを頼んだら、67000キロ走っているインプレッサでした。
初めてスバルをちゃんと運転して、二泊三日で300キロ走ったのでその感想を。
動き出して最初の印象は、すごいフロントヘビーだな、ということ。エンジンがつま先の先の下の方(バンパーよりちょっと前くらいの感覚)にあって、そこを支点に車が挙動するという感覚でした。
AWDでしたが、かなりFF特性に振っているのではないかと思います。
そういう点では、まっすぐ走る、という印象を高速で持ちました。
それからアクセルのオンオフで回転半径がかなり変化するような、強めのアンダーステアだと思うので、慣れるまでは交差点ごとにちょっと緊張しました。
足回りはしっかりしていて悪路でボディがヨレるようなことはありませんでした。
ただ、せっかく剛性の高いボディなのに、それを感じさせるドアの開け閉めの音がペラペラなのがちょっと寂しい。
ハンドルやペダルも重めの印象でした。
アクセルはバネの反発が最初強めの一方、踏み込んだ先は柔らかめ。CVTのセッティングも初速重視なのか、出足は鋭く演出されていました。家族を乗せていると、アクセルコントロールが難しくちょっと加速Gが強すぎる感覚です。CVTはそのままで、ペダルのバネの強さがもう少しリニアだったらよかったなと思いました。
エンジンパワーも申し分なくCVTとのマッチングも良いと思います。滑っているような感覚はほぼありませんでした。高速での中間加速も必要充分でした。
運転席からの見切りは非常によく運転はしやすいと思います。
タイヤが古かったのと溝が半分くらいだったのとで、ロードノイズはかなり大きかったです。
室内はとても広くゆったり過ごせましたが、内装のプラスティックの質感にコストダウンを感じました。
というわけで、クルマの、走る部分での機能としてはとても優れていると思いましたが、それを感じさせるところの、インターフェースでの演出があまり上手くないかなと思いました。
Posted at 2018/08/23 12:53:19 | |
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