平成31年4月末にディーラーで初回車検を受けた時の事です。大きな問題は無いと思っていましたが、結論から先に言うと
不合格!
原因はまさかの
レカロでした。
整備の人に
「昔はレカロOKだったけど、今は法改正されて強度証明書が必要です。」と言われました。しかもシート本体とシートレールの両方です。ガーーーン
シートはsp-dcで輸入品。正規ラベルは貼ってあるけど、形式名や製造年記載されたシールは無いし、オクで落札したので納品書や保証書などの書類が全くありません。
シートレールはレカロ純正品を通販で買ったのですが、強度を証明していないからラベルや保証書ではダメと言われました。
「とにかくこのままでは車検通せません」と言われ一旦お持ち帰りとなりました(泣)
全く予想外だったので家に帰って調べてみると、道路運送車両法施行規則の一部が改正され、書面の提出が必要となる検査の対象が拡大されたようです。
細かい事はメンドイので省略しますが、要はシートやシートレールを交換した場合、衝突したときに強度が確保できているか強度計算書がないと認めないという事らしいです。レカロだから安心しきってた、、、
シートレールは純正品を買ったので多分大丈夫だとして、不安なのはシート本体。ドイツ製でレカロの前身ブリンプ時代のもの。
そんな昔のものに衝突実験した強度計算書があるのか疑問だし、もしドイツから取り寄せる必要があるなら時間がかかって車検間に合わない可能性も。
心配性の私は純正シートに戻しました。5月の連休どうせ暇だし。
連休明けにディーラーに持ち込み、車検は合格しましたが、2年後のために強度証明書を入手すべくレカロコールしてみました。優しそうな声の尾根遺産が出てきて発行を依頼すると、保証書の有無を聞かれ「有り」と返答。ホントはシートレールの分しか無いけど、、
次にシート本体の製造番号、シートレールの部品番号、製造番号の3つの番号だけを訊かれたので回答。そして照会をかけるため十数秒待ったら「シートはsp-dcですね。ベースフレームの方も確認できましたので強度証明書を発行致します。」と非常に簡単でした。
ただし個人には発行できないとの事でディーラーへFAX送信するため担当者、電話番号、FAX番号が必要でした。
結局、赤線3ケ所の番号を電話で伝えただけです。全体写真やラベル写真の送信が必要かなと思い込んでいたのですが、全く必要ありませんでした。
すぐにディーラーから連絡があり、後日受け取ったFAXの受信時間を見たら、私が電話したわずか15分後にディーラーに届いてました(早すぎ爆)
こんな簡単に発行してくれるなら純正シートに戻す必要なかった。
届いたFAXは全部で13枚でした。抜粋して添付します。
これはシートの分ですが、輸入品のためか全部英語です。何が書いてあるかは聞かないで下さいw 赤線部分に日本語コメントが入っていました。
実験結果のようですがサッパリ分かりません。こういったデータは正しい設置が前提なので、DIYの勘トルクではホントはダメなんでしょうね。
初回車検は純正シートに戻して通したので、この証明書は使っていませんが、2年後はこの証明書で車検を受ける予定です。
参考までにカワイ製作所のレールも1,000円必要になりますが、強度証明書を発行してもらえるみたいです。(ただし車検の合格を保証するものでは無いとの記載がありますが。)
レカロが不合格なんて青天の霹靂でしたが、輸入品でも強度証明書の発行は意外と簡単でした。今後に車検を控える方や購入検討中の方の参考になればと思いアップしておきます。
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令和3年4月28日に2回目の車検を同じディーラーで受けました。
前述したFAX13枚で臨んだ結果、、、
無事に合格しました。これでダメならまた純正シートに戻すしかないのでホント良かったです。😊
実際に合格することが分かったので、助手席もsp-dcに入替えたくなりました。
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Posted at
2019/05/14 18:45:47