午前中は混み合ってるだろうと控え 夕方から出掛けた初詣。
車に揺られ 十字路を左折しようとウィンカーを出した途端 スマホから青ざめる音が鳴り響く。
左折後 しばし直線路を走った信号待ちの時 地震に遭う。
これはマズいと 左側にあるコンビニへ車を止めて 状況の把握や場合によっては食料の確保を視野に入れる。
出掛けた目的は違えど ここまでの我が動きは あの東日本大震災の時と全く同じものとなった。

急遽止めた車内から 東日本大震災以来となる大津波警報の発令が必死に叫ばれる。

帰宅後も 当然ながらどのチャンネルを回せど緊迫の報道が流れる。
理想と現実をこれでもかという程 番組表の内容に打ちのめされる。

絵に描いたような希望に満ち溢れた初日の出には大勢の人々が集まり 祈りを捧げる光景や じっくりと目に焼きつける光景が広がる。
遠方から帰省してきた人々も多く 一年のうちで一番心が安らぐ家族団らんの日。
”忘れた頃にやってくる”とはよく言われるも
まさか元旦に大地震が起こるなど 誰が想像しただろうか。
各TV局の人々も この日の為に一生懸命番組を制作され 格付け・笑点・ドリフ等の特別番組を決定し 久々に集った家族はそれらを観ながら夕食を囲み ワイワイガヤガヤだったハズだろうも・・・
一瞬にして それどころではなくなった史上最悪のタイミングだ。
元旦から生死を分ける72時間どころか120時間を超え 日々増えていく亡くなられた人々を知らせるニュースや倒壊した住宅を見る度 本当に心が痛い。
なんでこんな日に来るんだよ!の語気を強める人もいるが こんな日に起こったからこそ助かった命があるのも事実。
一人暮らしとなっている高齢者や 老々介護をされている人々など 心強かった事と思います。
ちなみに日本家屋とはいえ 1950年から1981年5月31日までに建築確認された旧耐震基準の家では 震度5強までは倒壊しない設定であって 震度6や7は規定無しの実情。
ただし 築年数によっては震度5強の揺れでも倒壊する可能性が十分にあるという。
翌日には羽田空港での衝突事故。
被災地へ飛び立とうとした矢先に 5人の尊い命が奪われた。
日本の飛行機会社のほとんどで あくまでも貨物扱いとなるペット。
勢いよく燃え上がる飛行機に 預けた荷物など機内に残して 自身が逃げることで精一杯な光景。
大晦日までは みんなでコタツに入りながら紅白歌合戦等を楽しく鑑賞していたのではないでしょうか。
そうも思うと さらに涙が止まらない散々な年明けのスタートだ。
何が「あけおめ」だ!を語る 残されたご遺族。
もう悲しいどころの話ではない!
正月休みなど返上の 病院がフル稼働の状態だ。
我には何ができる・・・ 現地へは向かえず何ができる・・・
残されたご遺族がどんなに辛いことか 我には到底考えが及びません。
本当に心からご冥福をお祈りいたします。

アンドレ・ギャニオン めぐり逢い♪
魂が何度も生まれ変わる言葉に”輪廻転生”があって その中でめぐり逢ったものが今ある奇跡(いのち)なんだと思うと もうこの歌を聴かずにはいられない。

日を改めた初詣。
メンタル不調に”大吉”の知らせって・・・
次男が”中吉” 末っ子の妹が”末吉”という 何だか可愛いおみくじだ。
こんなのはオレじゃない!からの良からぬシミュレーションも まさかの一発目にして”大吉”には もうここで止めておこう♪を決め込む超ビビりな男!
調子こいた2回目には ”大凶”なんぞを当てそうな予感から・・・
とはいえ まぁ~”大凶”には伸びしろでしかないと思えば それはそれで頑張れる1年になりそうな気はするのですが・・・

124時間もの間 家屋の下敷きになった90代女性の救出劇・・・
空腹どころか雨も降る寒さに耐えて 奇跡的に生き延びれた生命力の強さに敬服すると共に 懸命に今も捜索を続ける救助部隊の方々に感謝の思いが募る。
正直 もう諦めかけていた頃に希望へと変わり 隊員たちの士気が上がったのではないでしょうか。
引き続き危険な場所での救出任務につき 自身の身体にはくれぐれも気をつけていただきたい。

明日は我が身をより一層意識して・・・
今年もkoseyをよろしくお願いします。
Posted at 2024/01/07 00:09:53 | |
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