
出典: Car Magazine 長期試乗レポート
著者: クリス・チルトン(2009年1月29日)
カタログデータ通りの燃費を実際に達成する車はごくまれだ。起伏に富むワインディングロードを頻繁に走行したり、右ペダルをこよなく愛する男性一般の性癖を考えればなおさらのことである。しかしIS-Fの平均燃費は、公称値の25mpgをわずか1mpg下回る24mpg(10.2km/ℓ)を記録した。
筆者が日常利用する通勤ルートは、自宅周辺の快適な郊外道路と、片道10分ほどのA1高速で構成され、市街地走行をほとんど含まない。通勤以外でIS-Fに乗る場合は長距離ドライブが多く、走行モードとしては1000rpm/65kphのトップギアが最大限に活きるケース、とも言えるだろう。それでも、IS-Fの燃費の良さは評価に値する。つい最近も、車載コンピュータの表示をそのまま鵜呑みにすればの話だが、2時間少々の走行でガロン当たり30マイル(約13Km/ℓ)という過去最高のアベレージが出て仰天したものだ。かなりの市街地走行をこなしたあるとき、満タンで実測したところさすがに燃費は悪化したが、それでも24mpgなのだから立派である。
燃費を気にする人は、そもそもIS-Fのような車は買わない。かって本誌の編集者だったロブ・ムンローホール(現在は編集主幹)もその一人で、彼が長期テストを担当したM3の平均燃費は、延べ1万マイルの走行で16.5mpg(7km/ℓ)だった。因みにロブは、その1万マイルでM3のリアタイヤを3セット使い切っている。しかも、TCSは常時ONの状態でだ。対するIS-Fは、最初の1セットで2万4,000Km以上を走破したから、これまた立派と言うほかはない。
Posted at 2017/09/01 03:44:38 | |
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