キーリングイルミネーション装着

コルトのキーリングイルミネーションとステアリングコラムを使用してKIXに装着していきます。
画像はいきなり完成の装着後です。

メーターフードを手前に引っ張って取ります。
やや掴みにくいですが内装外しなどなくても外すことができるかと。
ここを外さないとコラムカバーを外すことができません。

コラムカバーしたのネジをプラスドライバーで外します。
下側の１つは穴がメチャクチャ深いんで柄の長いドライバーを用意してください。15cmぐらいは必要です。

ドライバーを回してもちょっと手ごたえがない感じだったので押さえる感じで押しながらやりました。
ネジは3cmぐらいの長さがあるので根気よく回していきます。

ネジを外したら上下の隙間に内装はがしなどを突っ込みながら外します。
画像左が下カバー、右が上カバーです。
赤丸がオス、緑丸がメスの爪になっているので意識して押し込みながらはずします。
あと、ところどころに薄い出っ張りがありますが、
どいつもこいつも折れやすいので気を付けて作業します。

外すとこんな感じです。これはキーシリンダー側から。
ハンドルシャフトがサビサビなのが気になりますが、コラムカバーがないとずいぶんほっそりしています。

キーシリンダーがない側から。
コルトじゃないので説明書にあるキーリマインダースイッチコネクターはない…かな？
実は存在するor見え隠れしているコネクタを流用できるかもですがハッキリしないので別の方法で電源供給します。

電源はETACSから取得するので、ハンドル下のカバーを取ります。
この２カ所のネジを取って引っ張れば取れます。

なお、なぜか左側のネジは妙にサビサビでした。

パネル外すときにシートヒーターのハーネスが繋がっているので注意してください。
まぁ、完全に外す必要はないのですが、外したほうが作業はしやすいかと。

ETACSはカバーを外した右奥にありますので覗き込みます。

ETACSとはなに？と思った方はググってください。
簡単に言うと三菱製の車で使われている電装品をトータルに制御するものです。

ETACSを視認したらルームランプ系を制御しているコネクタを確認します。赤丸の物です。

いちおう、キーリングイルミネーションの説明書を見ると「ルームランプと同等の動作」と書いてあったのでこれを利用します。
ルームランプと同等とは「ドアキー解除時またはドアオープン時に点灯し、一定時間(既定は３０秒）経過するかイグニッションした場合に消灯する」動作となります。
イルミネーションでは点灯しません。

ここで一旦工作のお時間。
ETACSのルームランプから電源を取れる特製ハーネス(画像右、自作とのこと)をいただいてますのでこれを使います。
こちらのハーネスにに接続できるようにキーリングイルミネーション側端子をギボシ端子にしてます。

キーリングイルミネーションと特製ハーネスをつなぐために15cmぐらいのケーブル1本を作成しました。

キーリングイルミネーションをキーシリンダーに装着します。
これはコルトと同じなので説明書を参考に、爪の位置を確認して装着します。

装着したところ。
黒い部品が上に来るようになると思います。これ以外は干渉しまくって無理なので。
キーリングイルミネーションのケーブルがハンドル下の隙間をちょうど通ることになります。

下から見たところ。
赤く囲ったところがキーリングイルミネーションです。

キーリングイルミネーションの端子と、ETACS側の特製ハーネスを繋ぐように中継ケーブル繋ぎます。
イメージ的に画像の赤線みたいな感じ。

繋いだら動作確認して点灯すればOK

コラムカバー下から既存のステアリングコラムを外し、コルトのステアリングコラム(MB522123)を装着します。

既存の物はゴムが硬くなっていて、外すときはやや硬かったです。
コルトのステアリングコラムを装着するときは盛り上がっているほうを外側にして、ゴムの溝にコラムカバーが入るように押し込めていくと装着しやすく感じました。

あとは中継ケーブルがブラブラしているので適当な既存ケーブルを結束バンドで止めて、外した手順と逆でコラムカバーなどを装着していけば完了です。
※接続＆結束した画像は撮り忘れました…

ハンドル下カバーは上部分に爪があるのでそちらをはめてからネジ止めします。

というわけで完成です。

コラムカバー外しにてまどったり、工作したりで思ったより時間かかってますが、慣れた人がやればもっと早いのではないかと。

あと特製ハーネスが手に入らない場合は、ETACSのルームランプハーネスから分岐させることになると思うのでもう少し難易度があがるかと思います。

余談ですが、取り外したインテリア達は拭き掃除したうえで内装コーティング剤系で綺麗にふき上げました。
外したらコラムカバー内に謎の零れ汚れがあったのと、せっかく外したので。

装着したときに綺麗になってて思わずニヤニヤしてしまいます。