
695を購入して(契約)から半年近く経った。実際あまり走れていない。約1,000キロほど。家庭の事情や仕事の忙しさで思いの他乗れなかったけど何よりもこの695のトラブルが思いの外多くて遠出する気になれなかったというのが実情かも。
そのネガティブファクターをここに記録しとこうと思う。ディーラーの事も避けては書けないので書くが文句と捉える事も出来る。読む人はクレーマーと思うかもしれない。それでもいい。
ここから超絶長い忘備録。
まず納車されてからすぐMTの異音。長期預かりになり年末年始を跨いだ。自分としては納車日から異音はしていたと記憶している。つまりディーラーでの保証継承点検で見落としていたと思っている。こちらの都合で10月に契約した時から納車は12月という事にしていた。時間はあったのだから異音に気づいて追及してその2ヶ月の間に修理して欲しかった。まぁこれは水掛け論にはなるので年末年始に乗れない事は残念だったが仕方ない事。登録から2年1,000キロの車がトラブル抱えてるとは思わないだろうし忙しいだろうからさっさと終わらせたのであろう。
異音修理から納車された数日後洗車してる時に気づいた。ルーフ全域に無数の小傷が付いていた。更にルーフ左後方に2箇所ヘコミもあった。小傷は1〜2mmの線傷のような感じで地肌までは達しておらずクリア層に傷が付いてる感じ。飛び石の軽症かも知れないが数えて14箇所あった。数えてる自分もどうかしてる。しかしそんなに飛び石くらう??ヘコミもあり非常に不可解。商談の時、最後にもう一度よく見せてくれと言ってショールームでぐるりと見たがそんな傷もヘコミもなかったと思う。しかしそこまでルーフに注視してなかった記憶もある。前オーナーから2年どんな使い方かもわからないし1,000キロ低走行とは逆に言えば2年間動いてない期間が多いという事。保管場所が悪いとこだったのかもしれない。私の保管場所はマンション立体駐車場だが小動物がルーフに乗った可能性もある。ディーラーで預けてる間に??と思ったがそれは言いがかりというものとも思えた。とはいえディーラーから帰ってきた後に気づいただけにモヤモヤは消えず。ヘコミは仕事先の取引業者でとても腕のいいデントリペア屋さんに施工してもらい、傷はこのままでもいいかと思ったがタッチアップをした。松ヤニがついたみたいに見えて返って目立つような気がしたが傷を放っておくより何かするほうが今回の自分としては納得するからだ。
そして2月にシフトブーツ回りの枠のツメが折れてシフトブーツが浮き上がるというトラブル。付け直しても2、4にシフトするとブーツが浮いてしまう。これも仕方ない事。ディーラーへ持って行って後日シフトブーツ回り枠を交換する事に。ルーフの不可解な傷の事があるのでディーラーへ預ける事に一抹の不安があった(もはや被害妄想)が待ち作業で出来るというので少しホッとした。
約1時間くらいで作業終了。引き渡しの時に念のためシフトノブを見たら横1.5cmくらいの深い引っ掻き傷が付いていた…やられた…すぐに担当フロントを呼んで傷が付いている事を報告。自分の不安は的中したし証拠として作業前に写真を撮っておけばよかったと後悔した。まるでプライヤーをかけて横滑りしたような傷。シフトノブが固いから外せずノブを外さずに交換したと言われたが固いから工具で外そうとトライした上での傷じゃないのと言った。使用傷レベルではない深い傷。作業担当メカニックはカーボン調の黒色だから気づかないと思ったのかもしれないし気づかなかったのかも。ガッカリした。傷つけられたよりしれっと出庫された事に…フロントの上司が来て傷は最初からなかったとおっしゃるのであれば…という言い方。そしてペイント修理対応します。みたいな事を言われた。こんな時は普通、交換対応じゃない?更にモヤモヤが充満した。そしてルーフの傷、ヘコミも疑念が再燃してきた。その場では怒りを抑えた。車は乗れるので持ち帰りその日の夜に新品交換で対応して欲しいとメールした。その時は怒りではなく悲しい気持ち。担当フロントからはノブが固くて取れないからその対策工具と本国へ部品手配するから時間がかかると言われた。この翌日、車の御祈祷をしてくれる有名な神社に行って御祈祷をしてもらった。
その間に整備手帳にも書いたがシャークアンテナの貼り付け不良も自分で貼り直した。で実際自分で作業した時、あのルーフのヘコミはこのシャークアンテナを取り付ける際につけたのではないか?と思った。押さえる時に片手はルーフに乗っかってたのでは?しかし確証はない。もはや疑ってばかりになってしまう。またディーラーに預けると考えると不安だらけになってきた。
部品が揃ったとの連絡が来た。預けに行った時担当フロントに自分の心情を全て話した。「預ける事でまた何か不可解な事がありそうでとても不安になる」と。向こうからすれば言いがかりかも知れないがルーフの不可解な傷、ヘコミ、シフトノブの傷、シャークアンテナ取り付け不良。「とにかく内外装全てにおいて気をつけて作業をして欲しい。また何かあって自分が見つけて言うとかが怖い。自分は要注意人物と記録されてもいい。とにかくお願いします」と。非常に言いづらかったし受け取る向こうもそれを言われると何も言えないので心苦しいがこれ以上不可解な事が起きて欲しくない。作業するにあたって傷だのトラブルだのは仕方ない。作業するリスクも理解している。しかしトラブルを隠すや気づいていないかもとかがとても怖い。切に願うとお願いして預けた。
預けてる間も色々考えた。ハズレ車両を買ったとも思ったがそれはこの695が可哀想に思った。しかし次また不可解な事があったら心が折れそうだ。
作業は無事済んだと連絡があり引き上げに行った。今回の作業をしてくれたメカニックが来てくれた。前回のMT/OHしてくれた人だった。「今回は私が担当しました」と。一気に安心感が出てきた。前回も丁寧に説明してくれたから。実は今回も預ける際、MTのある部分からオイル漏れしておりそれも報告していて今回それも含めてシフトノブの交換から全て担当してくれたようだった。今回も丁寧な説明をしてくれた。担当フロントも誠意をもって対応してくれたと思う。少し晴れた気になれた。で修理から帰ってきた我が695を見ると短い期間でトラブル続きでもやはり愛着というのはあるものでこの695を長く乗りたいと思った。
GWに少しスッキリとした気持ちでロングドライブ出来た。やっぱりアバルトは運転してて楽しい。
サソリのトランクにサメ
Posted at 2025/04/30 21:05:31 | |
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