洗車キズ(リング痕)の隠蔽比較

簡易コート剤、いくつか持っていますけど、
本当に自分に合うものはどれなのか？！

洗車ついでに実験しました。

左から、
1. バーニッシュ (乾式)
2. X-mal1コーティング (乾湿両用)
3. ヴュープレクス(乾湿両用)
4. グラスターゾルオート(乾湿両用) です。


艶、耐久性、傷の隠蔽性、作業性、帯電防止等、
何を優先したいのかによりますが、
私は特に作業性と傷隠蔽性を重視しています。

「手軽にキレイ」これを追求します(笑)

いつものスーパークリンSでの予備洗浄、機械洗車後のボンネットです。

屋根のある暗がりに車を移動して、LEDライトで洗車傷(リング痕)を確認します。

肉眼の方が分かりやすいですが、
光の中心から放射線状に反射しています。

今回、隠蔽比較したいのは、このリング状の薄い洗車傷です。

ボンネットをマスキングテープで4分割して、

下記コート剤を施工。

1. バーニッシュ
2. X-mal1コーティング
3. ヴュープレクス
4. グラスターゾルオート

それぞれ異なるクロスで仕上げます。

どうせ変わらないだろうと高を括っていましたが、
違いが現れました！


洗車キズの隠蔽性は、
1. バーニッシュが最も高く、大きく差が出ました。
その次は
4. グラスターゾルオート
3. ヴュープレクス
2. X-mal1コーティング と言う結果です。

3 と 2 は僅差ですが、X-mal1は残念でした。
シリコーンオイルが主成分なので艶は出ますが、
傷が目立ちににくくなる事は期待出来ません。

1 は乾式施工という制限はありますが、私は洗車拭き上げ後にもう1回最終仕上げの拭き上げを行うので、
最終仕上げ時にシュシュっとやるのが良いかもしれません。

マスキングテープを剥がし、日が当たる場所でも確認。

これも驚き！色が違います！

色が濃くなっている順に、
1 > 4 > 2 > 3 で、バーニッシュは黒っぽくなるという結果になりました。

ユアーズ さん、やりますね！


グラスターゾルオートもマスキングテープとの境目が目視で確認できました。

そこそこの撥水、艶、傷隠蔽が可能だからコスパ良いんでしょうね。

しかし、ここで弱点を発見。
乾拭き時に、糸くずが出やすいクロスで拭くと、
グラスターゾルの部分だけ繊維が張り付いて拭き取りが大変でした。

静電気の関係だと思いますが、これは私的にはマイナスです。

湿式施工は問題無いのですが...

と言うか訳で、今日のホイール仕上げは、
傷隠蔽性が最も低かったX-mal1コーティングです(笑)


誤解されてはいけませんが、傷隠蔽だけが全てではありませんので、当商品が悪いと言っている訳ではありません。

某比較ブログ(よく見ています)では、ワコーズのバリアスコートに似ていると称賛されている位で、
艶出しに良いコート剤です。

今回の私的な比較では、
ユアーズ の バーニッシュ がベストと言う結果でした。

ボトルタイプでポケットに引っ掛かるため、作業時に手が塞がらない点も意外と重要です。

スプレー缶は、キャップがポケットから落ちる事もあります。
「 カラーン 」と言う高い音は、少し恥ずかしいですよね？！