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2018年10月15日 イイね!

イヴォークは全長短いのでなんとかなる

 最近の車はどんどん車幅が大きくなっていますね。衝突安全のためだとか言われていますが、結局は北米や中国では車幅が大きくても売れるからだと思いますけどね。中身の人間の大きさは変らないので、車幅大きい方がその分造形に自由度が出て、デザイン的には絶対有利ですから。

 イヴォークも幅1.9 mもあるので、購入前はかなり心配でした。実際乗ってみると、車高が高くて見切りがいいのと、認識しやすい形なので、それほど運転で困ったことはありませんでした。ただし、それも車幅というよりは、全長が短い(4.3 m)のと、前後オーバーハングが極端に短いからだと思います。これが長いとさすがに路地で右左折する時も気を使うことになっていたでしょう。

 プリウスが4,540 mmですから、イヴォークの4,371 mmというのはかなり短い方だと思います。その分荷室も短いですが、後席は思ったよりも狭くありませんでした。なぜかというとFFベースの車なので、キャビンがかなり前方に位置するからなんですね。下のイメージを見てもらえばよくわかります。小型スポーツカーと比べても、こんなに短いのです。



 基準線は事情あってA110を基準にしてますが、イヴォークは86とあまり変らない全長なのです。それでいて横幅は1,900 mmもあるので、縦横のディメンションだけならスポーツカー並みです。それと横から見るとミッドシップのA110よりもキャビンが前にあることがわかります。だから、そんなに後席が狭くないんです。

 また、サイドのラインが真直ぐフロントからリアにかけて上がって行き、逆にルーフラインが下がって行くことで極端なウェッジを描いているという、普通だったら絶対にできないデザインになっているのが特徴です。こんな形にしたら、後席の居住性とか視認性とかいいはずないですから真面目に作ったら採用されないデザインです。写真からも、FRスポーツとしては異例にボンネットが低い86よりも、さらにラインが前のめりなのがよくわかると思います。まあこんな比較意味ないんですが。

 こうして見ると、A110はミッドシップにしてはボンネット位置がかなり高いので、あまりミッドシップっぽくないデザインですね。ここをあえて高くしないと、後ろ下がりのラインを描けないですから、昔のA110のイメージを継承するためにはボンネット位置はあまり低くできなかったと思います。前を下げるにしろ、後ろを下げるしろ、デザインでは全体のキャラクターラインが重要だと思うんですが、なぜ国産車は大事なキャラクターラインが曖昧なんでしょうね。不思議です。
Posted at 2018/10/15 13:56:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年10月14日 イイね!

SUVじゃなくてもいいんじゃないの

 イヴォークの良さというのは、イヴォーク固有のものも多いですが、SUVというカテゴリーのクルマが持つ多用途性という面も、もちろんあります。まず背が高いと運転しやすいですし、荷物も詰めます。セダンと同じように人も乗せることができます。また4WDなので悪天候でも安心です。そこそこ山道も走れます。要するに何でも1台でこなせる万能なクルマなのです。だからこそ、今、世界的にもSUVブームなんだと思います。なので、ここ1年近く代わりのクルマを探すにあたってもイヴォークと同じSUVカテゴリーの車を探して来ました。しかし各社がSUV、しかもコンパクトSUVを次から次へと出してきているのにもかかわらず、イヴォーク以上に気に入りそうな車がありません。

 が、ここに来て非常に気になる車があって悩んでいるのです。SUVではなければいけないということもないんじゃないか、カテゴリーを問わず好きなデザインの車から選んでもいいんじゃないか、と思い始めて、すべての車を対象に再度検討してみたところ、今、単純にいいなと思える車は「アルピーヌA110」なのです。もちろん旧い方ではなくて、最近発売開始された新型の方です。

 

 SUVの万能性とは真逆のスポーツカーなので、自分でもどうかと思いますが、気になり出すとやはり気になってしまうもの、こんな気持ちはイヴォークがコンセプトカーのままで発売されると聞いて以来です。A110も「ビジョンコンセプト」という名前で2016年のモナコのショーで発表された時には、まさか発売されるとは思っていませんでした。その後、ほぼコンセプトのままで発売されると決まって、日本でも今年の6月に先行モデルの抽選会が行われたわけですが、自分としてはアルピーヌというブランドに特に強い思い入れがあるわけでもなく、ニュースとして聞いてはいましたが、関係ないものと思っていました。価格も勝手に1,000万くらいするんだろうと思っていたんですね。

 その後、いろいろな情報を目にすることも多くなってきて、だんだん気になってきたわけです。悪いところを上げれば、それはそれでいくらでもあるわけです。まず2人しか乗れない(当たり前ですが)、荷物積めない、アルピーヌなんて会社、自動車メーカーとして近年はほとんど実績がないし、今後存続するかどうかもわからない、ルノーが代理店だけど販売店はない、もちろん試乗車もない、思っていたよりは安いけど、完全に予算はオーバー。普段乗るには車高の低いスポーツカーは疲れる、などなど。デザインは、これは人によりけりですからあれですが、人によっては昔のセリカみたいだという人もいるでしょう。

 逆に良い点ですが、乗ってもいないので想像するしかないのですが、すべての設計が「軽量」であることを前提にしていることです。SUVは確かに万能です。先日見たi-Paceなどはもうすべての点で「万能」な車だと思いました。が、それと引き換えに車は大きく、重いです。先日試乗したステルビオなどもハンドリングは素晴らしいのですが、やはり重くて大きいことには変りありません。電子デバイスで乗り味を変えることはできても、結局物理法則は変えることができないのかなと思います。今まで、何台も車を乗り換えてきましたが、結局、一番記憶に残っているのは、タイプ964のポルシェと、フィアットパンダです。どちらもまあ悪い点でも記憶に残っているのですが、共通しているのは「軽い」ということです。それと「軽い」というのは車検証上の重量だけでなくて、乗って「軽い」と感じるかどうかが重要だと思います。今の911、自動車としてはまだ軽い方ですが、大径のホイールと極太タイヤを履いているので、実際に乗ると低速では「軽い」とは感じられません。まるでレールの上を走っているようで、それはそれで感動はしますが、昔の911とはまるで違います。

 さてA110、気にはなりますが、実際に乗ることができず、はたして購入できるかどうか、本当に悩ましいところです。
Posted at 2018/10/14 14:44:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年10月11日 イイね!

もうモーターショーは不要なのかもしれない

 今年は東京モーターショーが開催されない代わりに、『東京モーターフェス2018』というイベントが開催されたそうですが、あまり盛り上がっていなかったようですね。東京モーターショーも昔のような熱気はもうないですし、出展する会社も減っているような気がします。ただ、それは世界的な傾向のようで、今、開催中のAuto Salon de Paris、通称『パリモーターショー』も少し寂しい開催になっているようです。なにしろヨーロッパの主要なショーなのにVWが出展していないんですよ。他にも日産、フォード、FCAグループ、ボルボも出てません。日産はルノーがあるし、米国ブランドはヨーロッパではあまり存在感ないし、フィアットは基本イタリアがメインなので出ないのかもしれないですが、ヨーロッパ最大の自動車メーカーのVWが出ない、というのは結構驚きです。

 やはり、アフリカやアジアの発展途上国ではまだショーの意義もあるのかもしれないですが、先進国ではこれからもうモーターショーが盛り上がるようなことはないんじゃないかと思います。昔はディーラーのショールームなんてそんなに気軽に入れませんでしたから、カジュアルに見ることができるモーターショーは意義があったかも知れませんが、今は必要な情報はネットで得ることができますから、わざわざ出かけるのは面倒なだけかもしれません。出す方にしてもコストがかかるわりにそれで宣伝効果がSNSに劣るなら、まあいいか、ってことになるんでしょうね。ミニなんかはパリどころか、ヨーロッパのショーに出る計画が一切ありません。

 そんな中、一応、ランドローバーは出展していましたが、特に目新しいものは何もなく、「プロジェクトヒーロー」というディスカバリーベースのレスキュー車が展示されていたようです。1年前のコンセプトカーの段階では屋根が開閉して、そこからドローンが発進するというギミックがあったのですが、今回の展示はガチでオーストリアの赤十字社に納品するための車なので、外装も内装も至って普通のディスカバリーでした。コンセプトカーでは走っているディスカバリーに自動着陸するデモ映像があったのですが、発進はともかく着陸は無理がありますよね。


2018年パリモーターショーで展示されたモデル


 
2017年のジュネーブショーでのコンセプトモデル

 ランドローバーは技術的に何か先進的なことはあまりないのですが、こういうパッケージングでうまくアピールするのはなかなか上手な会社ですね。
Posted at 2018/10/11 23:50:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年09月29日 イイね!

イヴォークの乗換えで悩む

 イヴォークの何が気に入っていると聞かれたら、迷わず「デザイン」と答えます。最初のプロトタイプとほとんと変らない形で発売されると聞いた時には、ランドローバーという会社が、当時までは極めて保守的な会社だったので、本当に驚きました。私の場合、外装、内装がある程度気に入っていれば、後は機械としてちゃんと動けば、多少のことは気になりません。

 イヴォークは、エンジンは(自分のモデルは2013年なので)フォード時代からのキャリーオーバーだし、トランスミッションは手堅いアイシンAWの6速ですし、シャーシーはフリーランダー2のただの改良版だし、なんてことないメカニズムなのですが、イギリス車らしく枯れた技術の集大成のおかげで何もトラブルがありません。イギリス車が壊れやすいなんていうのは、10年以上も前の話だと思います。逆に自前のエンジニアリングにこだわっているメーカーの車の方が危ないんじゃないかと思います。

 そういうわけで今でも大変気に入っているイヴォークなのですが、来年で6年、そろそろこのまま生涯を共にするか、はたまた新しいパートナーを迎えるか大変迷っているのです。

 昨年末からいくつかの候補に絞って検討しているのですが、なかなかこれは、という車がないんですね。先に書いたように自分にとって最重要項目は外装、内装のデザインです。とは言え、もちろん現実的な他の条件もありますから、デザインが良ければなんでもいい、というわけにもいかないのが悩ましいところです。

今まで検討してきたクルマ

レンジローバー・ヴェラール
 ワールドカーデザインオブザイヤー受賞車ですから、デザインに関しては、外も中もなかなかでした。が、デカい。こんな大きなクルマ、無理して買ったら、あまり乗らなくなるのは目に見えてます。なので、試乗にも至らず。と、いうか自分のガレージに入りません。イヴォークでギリギリなのです。

ボルボ・XC60
 長距離で試乗までしたのですが、購入に至らなかったのは、なんと言ってもちょっとおかしなハンドリングです。とにかくハンドルが軽いのです。設定で一番重くしてもまだ軽い。軽いのはいいですが、サスペンションもいい感じに柔らかいので、ハンドル切るたびにふわふわします。これ、慣れないと急にハンドルを切ったら路肩にぶつかりそうですね。もしかしたら自動ブレーキ前提なのかもしれませんが。クルマというより、移動する何か別の機械のような感じです。

 やはりボルボは、相当北米マーケット向けの設定になっていると思います。アメリカで乗るならこれはかなりありです。どうせ街中は渋滞、ハイウェーは延々と80マイルなので。カーオブザイヤーも取っているし、評論家の先生も絶賛なのですが、自分はちょっとどうかな、と思いました。デザインという点では、全体としてはなかなかいい感じなのですが、リア周りの処理が好きではありません。内装とシートはかなり良かったのですが…。それとボルボというブランド、メジャー過ぎてどうなのかな、と。あやうく契約しそうになったクルマです。

アルファロメオ・ステルビオ
 こちらも短時間ですが、試乗までして購入に至りませんでした。このクルマで一番好きだったのはハンドリングです。SUVにしては、と言わなくてもかなり運転することが楽しいクルマでした。が、だったらジュリアでいいんじゃないかと思います。デザインもジュリアの背をただ高くしたようなデザインですし、内装も全くだめ、です。お金をかけているとか、いないとかの前に、細部までデザインが行き届いていないんです。ただし、アルミのパドルだけはステアリングに固定されていて素晴らしいものでした。

ジャガー・E-PACE
 イヴォークの兄弟車です。現行のイヴォークとメカニズム的にはほとんと同じです。「ベイビー・ジャガー」というニックネームで女性にも売ろうとしているのに、内装はF-TYPE風味というチグハグさ。乗ってみても足がやたら硬くて、なんだろうかこれは、と思いました。外装デザインはまあおかしくはないけど歴史に残るというには程遠いデザインですしね。

ボルボ・XC40
 売れに売れているらしくて、試乗車すらなかったのでそのままです。デザインはコンセプトカーからあまり変らず、嫌いではないですが、どうしても欲しいというレベルにはないんですよね。理由はXC60と同じです。

なかなか、クルマ選びは難しいですね。


Posted at 2018/09/29 03:59:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年07月20日 イイね!

SUVとして最高のハンドリング。だけど…。

SUVながら走り方向に全振りした車。常にダイナミックモードで走ると楽しい(エンジンを切ってもモードは維持される)スポーツカー買いたいけど4人乗れて荷物積めないとだめ、という人にはお勧めできる。
Posted at 2018/07/20 11:52:15 | コメント(0) | クルマレビュー

プロフィール

「@maaa1186 ついに…。」
何シテル?   09/08 12:31
Persecです。よろしくお願いします。 アルピーヌA110ピュア(2018年製造モデル)に乗っています。軽くて、適度なサイズで、無理せず乗れるところが大...
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