荷室に作った居室空間ですが2人寝るのが困難だった事から、2019年4月〜6月に荷室の床や棚を1から作り直したので、投稿します。
途中の写真が無いですが、完成後の写真で見てください。
・居住場所の床と床下収納
床は、2人が仰向けに寝られる様に、一部を除き、室内幅いっぱいフラットになる様に作りました。例外は、冷蔵庫の大きさの問題で足元の中央部が20cm程度飛び出したのと、サブバッテリー収納部の床が約7cm持ち上がった事ですが、足が入る大きさは確保しました。
床下にスキーを入れる関係から、床は荷室から20cm程度浮かし作りました。床下は、180cmまでの長物が入る部分と、サブバッテリー、サブバッテリー用配線機器、冷蔵庫、2Lペットボトル収容箱(8本分)側入る部分に分けました。長物を入れる部分の右後部座席は収納した状態で使っています。
前から荷室を見たところの床の区切が判る写真です。(写真の左半分の床下が長物収納) 手前左の後部座席は収納状態、手前右の後部座席は背もたれを倒した状態になります。
後ろから見ると、左1/3にサブバッテリー、中央に冷蔵庫、右1/3が長物用になります(写真の長物用床下には、ペットボトルを入れる箱を入れています)
床の上には、テーブルを備え付けました。
床下の骨組みは、30×40mmの角材で作っています。
・左後部座席
いつでも座席として使える様に背もたれのみを倒し、背もたれ部は床にして使っています。足元の半分の幅は床を拡張し、残り半分は出入口として靴置きとする事で床を広げました。
・棚
以前、床に寝た時に腰のある位置に棚が有り狭かった事から、今回は床から50cm程度浮かせて棚を作りました。棚は、左右のはめ込みの窓に沿って上下2段で作り、上段の棚位置で左右の棚を繋げて、中央部の天井との間に大きな棚を作りました。
窓に沿って付けた棚の固定は、はめ込み窓の下にあるサービスナット2カ所と窓上の1カ所で固定しました。さらに、中央部の大きな棚の棚板を左右の窓に沿って付けた棚で挟む事で、左右の窓に沿って付けた棚の内倒れを防いでいます。
左右の上段棚の前面側にはスピーカーを取付け、前席側のドアにある2つのスピーカーと合わせ4スピーカーにしています。
棚材には、安い15mmの針葉樹の合板を使いましたが、ちょっと強度不足も感じ、せめて18mmにすれば良かったと思っています。ジグソーで切断して、かんなややすりでサイズ調整しているので、針葉樹の合板だと断面が綺麗に仕上がらない事が多かったです。
最後に塗装しているので、遠くから見ると作りの荒さは目立ちませんが。
荷室の右後ろの棚です
荷室の左後ろの棚です
荷室の棚の全体像です
2段棚の下段に、電子レンジ、インバータを入れ、電気ポットやクッション等の小物を収納しています。また、中央部の大きな棚の棚板下面に、照明とテレビを付けました。
・後部座席の天井近くの取手とカーテン
左右の後部座席の天井近くにある取手の取付穴を利用し、長押を付けてフックがかけられるようにし、そこにカーテンレールも付けました。
前席と後部座席の間の天井(が下がっている部分)にもカーテンレールを付け、リアゲート付近の棚にもカーテンレールを付ける事で、プライバシーが確保できる様にしました。
カーテンレールを天井の形状に合わせる為、プラスチック製のカーテンレールをドライヤーで加熱して形状を整えました。
荷室から前席側を見た時の写真です
その2に続く
以上
Posted at 2020/08/01 13:08:36 | |
トラックバック(0)