2012年秋。
ロードスターから乗り換えたエッセ。
7年と3ヶ月という長い間いろいろと楽しませてもらいました。
この「みんカラ」を始めたのもエッセに乗ってからだったし、お友達や諸先輩方のパーツレビューや整備手帳を参考にさせていただいて、イジッたり、直したり、壊したり…。
走行59,600km、40万円で購入したエッセも、最終的には133,800kmを刻み、雨の日も風の日も、時には氷点下20度近い極寒の吹雪の中も、文句ひとこと言わず頑張って走ってくれました。
乗る前は、「軽なんて…」という偏見もありましたが、乗ってみてビックリ。
とっても良いクルマでした。自分自身、こんなにハマると思ってなかった。
ペラッペラなドアや、鉄板ムキ出しの内装、プラスチッキーな内張り。騒音や振動もヒドイけど、そこがイイんですよね~。
…なんというか、イジる余地を標準装備しているような。
ちょっと知識のある人なら、工作感覚でバランバランにして、いちから組み立てられるくらいのシンプルさですよね。
とっても気に入っていたし、調子も良かったし、まだまだやりたいこと盛り沢山だったのですが、昨年の年末、毎年行っている仲間との忘年会で、後輩にあたるディーラーマンから悪魔の囁きが…。
「ひそひそひそ…」
「ほほう…」
「とりあえず、初売りでイベントやるので、遊びに来て下さい!」
…とのことだったので、ヒマつぶし程度に冷やかしに行ってみた。
そして、言われるがままに試乗した話題の新型車「mazda 3」。
ボディはマツダでは「ファストバック」と呼称する5ドアハッチバック。
ベースグレードだけど、試乗車だけあって、これでもかってくらいにオプションてんこ盛り!あれやこれやと総額120万円分装備。
もともとストックの状態でも、安全装備を中心に装備が充実しているクルマだけど、エアロパーツや快適装備などをプラスして、魅力倍増。
「カッコイイわ~」。
とにもかくにも、試乗試乗~。
試乗コースの一つ目の交差点を左折してすぐに実感したのが、
「このクルマ、すげー曲がる!」
ということ。
なんでも、クルマ側が路面状況やドライバーの操作を分析して、各輪への適切なトルク配分やブレーキ操作による荷重移動などを最適化してくれるので、気持ちよくドライブできるらしいです。
鈍感な私でも気づいたんだから、かなりお利口さんなシステムです。
1500ccのNAなので、絶対的なパワーはなく、むしろ非力な方だけど、とにかく気持ちいい!剛性感モリモリのボディにチョイ固めの乗り心地も、自分好み。内装は高級感があり、ステアリングを握った感触はドイツ車のようでサラッサラ。
「イイ!欲しい!!」
で、買っちゃいましたぁ!そのまんま。
そうなんです。試乗した試乗車そのものを買ってしまったのであります!
エクステリアは写真の通りですが、下から2番目の「15Sツーリング」というグレードで、1500㏄エンジン搭載の6速AT車。駆動方式はAWD。
令和元年5月登録で、走行距離2,200km。
ボディカラーはセダンには設定されないファストバック専用色「ポリメタルグレーメタリック」日陰では樹脂のようなソリッドな印象で、光が当たると一気に金属感が増す不思議な色です。
前述のように、オプションはてんこ盛りなので、詳しくは追々ご紹介していこうと思いますが、一番目立つのは「シグネチャースタイル」と呼ばれるエアロパーツのセットでフロントリップ、サイドスカート、リアアンダー、ルーフスポイラーが装備されています。また、このセットにはBBS製の鍛造18インチホイールが付属されていますが、現在は16インチのスタッドレスを履いています。春になったらお披露目しますね。
まあ、そんなこんなで、新しい相棒となった「松田さん」(mazda 3)。
今は冬なので、何にもできませんし、クルマがクルマなので、エッセのようなイジり方はできないかもしれませんが、変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。
Posted at 2020/02/08 02:16:01 | |
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