Z旗
1960年代中期、当時のアメリカ日産の社長・片山豊が企画提案したのがきっかけで開発が始まった
スポーツカー「開発コード "Z"」のスタッフ達に、片山豊が奮起を願って贈呈した旗でもある
車名は当時片山豊が望んだ 「DATSUN Z」 ではなく、日本では「フェアレディZ」とされ、販売された
片山豊が当時社長を勤めていたアメリカ日産では、「DATSUN 240Z」として発売された



N○Kで放送されてた「プロジェクトX」はみんな知ってるよね♪^^
その中でフェアレディZの開発物語が紹介されています
『運命のZ計画 世界一売れた
スポーツカー伝説』
日産がフェアレディZへ賭けた思いの強さは特筆すべきものがあります
今では日本車といえば世界中で認められる品質の高さを誇りますが
フェアレディZ登場以前の様子を見ると決してそうではなく
壊れやすい上に元々が海外の超高速走行を念頭においていないためにトラブルも多く
その評価は『安かろう悪かろう』の域を出ないものだったそうです
フェアレディZはポルシェの半値で購入できる本格的スポーツカーとして開発されていますが
おそらく当時の日産の方々にとっては日本車の、日産自動車の
そして日本の自動車産業のレベルを実証し、汚名を挽回するための挑戦だったのでしょう
その熱意が実ったからこそ、フェアレディZは世界一を取れたのではないでしょうか

日産だとフェアレディよりも上位車種とも言えるGT-Rがあるし
他にも印象的なスポーツタイプの車は幾つもありますが、日本の威信を背負い
世界中を走り抜けたフェアレディZの功績は忘れてはいけないんだと思いますし
もっともっと世界に誇っていっていいんじゃないかなぁ~って思いますよ
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Posted at
2011/01/23 14:47:11