洋画の中でもかなりお気に入りのこの映画 
『ゴースト ニューヨークの幻』 
について語っちゃってもイイですか!!^^ 
久し振りにDVDで観た 
『ゴースト ニューヨークの幻』 
ストーリーは分かっていてもやっぱりジーンときて涙がポロリと出てしまうラストシーン 
初めて観た、頃よりもグッときた・・・ 
年のせい?・・・確実に涙もろくなって来てます(^^ 
デミ・ムーアの真珠のような涙はいつ見ても美しい 
この作品の成功は“シナリオ”に尽きると思うんです・・・アカデミー賞も獲ってるし~ 
まずウーピー・ゴールドバーグ演じるインチキ霊媒師のオダ・メイの存在 
 
このキャラクターがストーリーを膨らませ深刻な状況をユーモアで緩和し非常に良い効果を上げている 
演じるウーピーの演技が素晴らしいだけに益々オダ・メイというキャラクターが光りエンターテイメント性も 
発揮していると思いませんか? 
この映画におけるオダ・メイの役割はかなり大きいと思うんです 
ちょっと違うかもしれませんが 
小津映画の杉村春子の存在(位置)と似ているような気がする・・・・・・ 
主人公のモリーとサムよりも重要な位です 
オダ・メイのキャラクター設定がこの映画の成功のカギと言っても過言ではないでしょう 
それからホラーとサスペンスの絶妙なバランス 
サムの親友のカールが実はサムを殺した黒幕であったというショッキングな謎の解決 
初めて観た時はこのサスペンスの答えに非情に驚きショックだったのを覚えてます 
サスペンスストーリーに於いて大事とされる“意外性”を見事に体現したシナリオではないでしょうか? 
幽霊になったサムのカールへの復讐(恐がらせ方)が不気味で恐しく 
ホラー映画のおもしろ味もやり過ぎない程度にあって心地イイ感じでパーフェクトだと思うんです 
そして細部に宿る現代社会の闇 
カールの悪事もそうだけど地下鉄の幽霊にも現代社会の悲劇を垣間見ることが出来ますよね 
“ゴースト”という非現実的なものをモチーフにしながらも 
現代社会の闇に起こる人間の悲劇をサスペンス仕立てにストーリー展開し 
その暗い部分の中核に“善”としてモリーとサムの愛を描き 
 
インチキ霊媒師オダ・メイが善と悪の間の存在として 
ユーモアを交えながら作品の重要な役割を果たしている 
そしてこの良いシナリオに命を吹き込んだ役者たちもこの映画の成功の要因の一つでしょう 
 
他のキャスティングは考えられない程ピッタリハマッてると思うのはソランだけでしょうか・・・(^-^) 
そして何よりもその場を盛上げてくれるBGM・・・効果音としてだけでなく盛上げ方を左右するのは 
BGM(挿入歌)の厳選だと思うんです 
ライチャス・ブラザーズ(The Righteous Brothers)の「アンチェインド・メロディ」はど真ん中でしょう♪^^ 
 
↓シーンを思い浮かべながら涙して下さい 
 
ベストチョイスだと思うのはオールデイーズ好きなソランだけでしょうか?!プッ(※థэథ)∵.*.∵ 
 
『ゴースト ニューヨークの幻』は90年代の名作の一つと言えますよね!!^^ 
				  Posted at 2011/07/15 23:27:02 |  | 
トラックバック(0) | 
洋画 | 音楽/映画/テレビ