2026年07月25日
今日から、スバルのディーラーで、LEVORG LAYBACK S:HEVの試乗が可能になりましたので、試乗してきましたので、以前ディーラーの担当の方に伺った話なども交えて紹介したいと思います。
① S:HEV LAYBACKのサイズ変更とフロントグリル周りの変更の真実(?)
以前のブログにも書きましたが、S:HEV LAYBACKでは、フロントグリルがインプレッサベースに変更されており、全長なども変更されています。
この理由に関して、Youtubeなどで、SUBARUに問い合わせた回答として、
(a) 既存のLEVORGのヘッドライトに対して、インプレッサのヘッドライトの方がコーナーリングランプが追加されていて、より安全性向上のためそちらを採用した
といった内容が紹介されているかと思いますが、別のデザイナー系Youtuberの方がデザインベースの見解として以下の内容を語られていました。
(b) LAYBACKにS:HEVを搭載するにあたり、新規開発するよりも、既にあるS:HEV CROSSTRECKのボンネット構造を移植した方が、衝突安全性を含めた新規設計を行うよりも、遥かに費用を抑えて設計可能。
私としては、後者の(b)の内容の方が、以前スバルが公式発表していた今あるものをうまく組み合わせて活用していくという方針にも合致し納得感があったので、ディーラーの担当の方に聞いてみたところ、メーカーからの説明内容は、後者の(b)であったとのことでした。
まあ、(a)に関しては、後付けの理由なのかなと思います。
② S:HEV LAYBACKの乗り味について(1.8Lターボ LAYBACKとの違い)
・静粛性が向上している
もしかして、アップグレードサービスのクワイエットパッケージって、S:HEV LAYBACKの静粛性向上施策を、既存のLEVORGに横展開したものだったりして。
・1.8Lターボモデルよりも、落ち着いているイメージ。LEVORGの足回りの良さは健在。S:HEVで増えた車重は感じない。
③ 他のS:HEVモデル(FORESTER、CROSSTREK)との違い
・ブレーキの操作感の改善
他のS:HEVモデルを試乗した際には、ブレーキを踏んだ際の踏み始めの強いブレーキが、他のエンジンモデルのブレーキフィールと違いすぎて直ぐに慣れなかったが、S:HEV LAYBACKのブレーキフィールはエンジンモデルのブレーキフィールにかなり近づいていて、かなり操作がしやすくなっていた。
このことは、各ディーラーHPのNEW LAYBACK DEBUT FAIRのページの体感POINT5に「自然なブレーキフィール」として記載されていて、これが一番体感したくて試乗したといっても過言ではないです。
④ S:HEV LAYBACKでの改悪ポイントについて
S:HEV LAYBACKでは、LEVORG及び1.8Lターボ LAYBACKに比べて、以下の点が改悪されています。
・後席が4:2:4ではなく、6:4になってしまった
・後席のリクライニング機構がなくなっている
・トノカバーの収納スペースがなくなっている
これらの改悪の原因は、S:HEV化によって搭載されたバッテリの配置によるものです。
もちろん、この辺りもきちんと設計しなおせば、対応可能だったかと思いますが、そのためには、後席から荷室部分の形状の大幅な見直しが必要であったため、今回のモデルチェンジ向けにS:HEVモデルの追加には時期的にも対応が間に合わなかったのでしょう。
これらに関しては、LAYBACKが次期もLEVORGモデルの一員となるのであれば、次期のLEVORGのフルモデルチェンジの際には、1.8Lエンジンモデルとのフロントグリル統一化と共に、対応されるのではないかと予測します。もちろん、LEVORGとLEVORG LAYBACKとしてのフロントグリルの差別化と合わせて。
⑤ LAYBACKを対象とするユーザー層が難しい
スバルとしては、OUTBACKユーザーを逃がしたくなくて、後継としてLAYBACKを設定したが、日本国内としてOUTBACKのユーザーがそれほど多いわけではなく、新たなユーザー層の開拓が必要だが、ディーラーの担当の方も、誰に勧めるかが難しいと言っておられました。
都市型ユースだとLEVORGに、アウトドアユースだとFORESTERにと大きく分けられてしまう。LAYBACKは、あまりごついSUVを求めてはいないが、アウトドアユースで上質感を求める方向けというかなりニッチな感じになってしまう。
以前は、圧倒的にFORESTERよりもOUTBACKの方が乗り味含めて上質感があったが、今ではFORESTERも十分に上質になってしまったため、よりOUTBACKの市場を奪ってしまった感じになっていると考えます。
個人的には、FORESTERのようなSUVを日常使用したくはないが、スキーで雪山にも行きたいという都合上、X-MODEが搭載されたS:HEV LAYBACKはとても良いのだが、同様な人がどれだけいるだろうか…って感じですね。
総括として、S:HEV LAYBACKは、短期間での追加モデルにしては、とても良い出来の車だと思います。皆さんも、一度試乗してみてください。
Posted at 2026/07/25 17:29:44 | |
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