RAYS VOLK RACING CE28N  

バネ下の軽量化を考えて、鍛造ホイールに履き替え。
当初はデザインの好みからTE37を考えていましたが、サイズが見つからず撃沈。

いろいろ探しているうちに、CE28の方が遥かに軽いということを知り、そちらを選びました。

中古で購入し、リペア・塗装を待って取り付け。
持ってみると、指一本で楽々と上がる軽さ。
あの大きさの金属製品のホイールが1つ3.4kgという重さは、数字の印象以上に軽い感じを受けました。

純正ホイールは15インチで幅6.0でしたが、このホイールは15インチで幅6.5。
そのためツラが少し外側に寄り、タイヤサイドの丸みも抑えられ、スポーティな印象が強調されました。

走り出すと、今まではタイヤにフライホイールがついていたのかと思うほど。
加速・減速・旋回すべてが軽やかになり、走る楽しさがハネ上がりました。

特筆すべきは品質で、バランスとってもウエイトが内外側に1つずつしか付きません。
純正やスタッドレス用の社外ホイールが、ズラズラといくつもウエイトが連なっていたのとは対照的です。


私がレイズCE28を選んだ理由は、BBSの同サイズと比べて軽かったからというのもあります。
しかしBBSが劣っているとかいうのではなく、両社の考え方の違いによるものと言えそうです。

CE28の派生品は、軽量さを多少犠牲にしてでも、剛性を上げることを選びました。
大パワー車でハイグリ履いてタイムを削るには、軽量化に特化するよりも剛性を上げた方が有利だったようです。

しかし私のカリーナはどノーマル、テンロクNA165ps(カタログ値)、タイヤサイズも195/55R15。
これなら剛性を求めるよりも、軽量化を突き詰めたホイールの方が向いていると考えました。
同じ理由でインチアップはしませんでした。