年末年始は仕事と家事に忙殺され、バッテリーメンテの為にC1/C2を周回した程度。現在4,000km弱。
3,000km越えた辺りからペダル位置の手探り感が無くなり、ようやく丁寧なペダルワークが出来るように。(クラッチは少し遠い)
とは言え限界域の挙動とマナーを体験出来ていないので乗りこなせている感は全く無し。
年末23日の夜はLOTUS 75th ANNIVERSARYの前夜祭でLOTUSのヘリテージ、レースでの功績やイノベーションを織り交ぜたトークショーやスコットランド・ザ・ブレイブ(初めてバグパイプのライブ演奏を間近で聴いた)を聴きながら、自分自身も彼女に至る経緯を振り返ってみた。
例に洩れず"サーキットの狼"世代だが、原体験としてはエスプリに尽きる。更に遡るとボーラ、メラクであり、イタルデザインでの初期架装がマセラティ(ボーラやメラクのシャシーかは不明だが)である事から真に好みのプロポーション(均整・比率)なんだと思う。
ニューシェイプになり、かつEFIになってからはいつか手にしたい気持ちも募り、メンテナンスマニュアルなど洋書を幾つも取り寄せボア、シリンダー、エアフロー、燃調、圧縮比、タービンなどの組合せでトルクとパワーカーブを計算したりチューニングメニューに時間を費やした学生時代が懐かしい。
モデル末期の2004年はGT3、アニバーサリー共に新車で買うには当時の自分にはハードルが高く、その後も購入出来そうなタイミングで次期エスプリのリーク記事が出現し今に至ってしまった。
「本当に2007年に出る!」の見出しには、今見てもがっかりさせられる(笑)
当時はE46 M3の前期型に乗っていたのでS54の縦置きはさすがに無理か?と妄想し、ニューシェイプへの想いも薄れてしまった。
その後2010年⁈(失念)ダニーの「FASTER THAN SOUND」のプロモーション動画やパリモーターショーでのモックアップを見るに今度こそは!も裏切られた次第。
記憶が定かで無いが確かこの前後にEVORAもローンチしていたと思うのでEVORAがエスプリの後継という位置付けでは無く、ライトウェイトスポーツからスーパースポーツへのロードマップは明確だった様に思う。
この頃を境に情報収集の頻度は落ちたものの、たまに思い出しては次期エスプリリーク情報を検索し、遂には最後のガソリン車の見出しに待った無しの状態に。
EMIRAに大きな不満も無く、免許返納迄乗り続けたいと心底思うが、これ迄の個人的な思いから叶うならEMIRAではなくESPRITの名を冠して欲しかった。
振り返って経営危機の一因やライトウェイト原理主義者からのウェイト批判など眼にする事も多かったが、当時手にされて現在も維持されておられる方々を本当に羨ましく思う。
許されるならrest-mod目的にスポーツ300かS4を入手しておきたい。
Lotus Esprit Worldのサイトも久しくチェックしていないので相場観も養わなければ。
キミのLOTUS F1での活躍も思い出深い。ポイントボーナスのチャレンジが彼の好奇心を喚起し契約に至っただけかもしれないが、チームを破産寸前まで追い込んだ年間通してのパフォーマンスは圧巻だった。
シンガポールで背骨に痛みを抱えつつもポディウムに立つ彼を遠目に見れたのはファンとしては嬉しい限り。
生粋のロータスフリークでもなければ、往年のロータスファンでもなく、売上げにも大して貢献していないにも関わらず、招いて頂き貴重な
体験をさせて頂きました。
Posted at 2024/01/06 21:47:25 | |
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