
最初の愛車は、トヨタのチェイサーです。昭和52年式2ドアハードトップ5速マニュアルの8年落ち8万kmくらい走ってたのかな。確かこれって初代のチェイサーだと思います。友達の友達から35万円で購入。(よくあるパターン)なんか今考えると高かったような気がします。
初代チェイサーの上位グレードは直6の2000ccエンジンで、下位グレードは4気筒1800ccがあったと思います。買った車は4気筒2000ccと思っていたら、よく調べると4気筒2000ccは昭和53年発売のようです。ということは、乗ってた車は1800ccということですね。排気量も知らないで乗ってたとは・・・
色はオールペンしてあって濃紺メタリック、タイヤがフロント205リヤ215でホイールはゴールドのメッシュ、ガラスはフルスモークで一見族車です。(決して族ではありません)
Bピラーがなかったので、前後の窓を開けると開放感がありました。パワステではないけれど、タイヤが太い割りには、ハンドルは軽かったです。エンジンルームは下の路面が見えるほどすかすかでした。
写真差し替えました
この車も色々思い出があります。
まず、カーステが無いので解体工場で、安価にてゲット。本体とスピーカーを取り付けるのに試行錯誤したり、エアコンが効かないのでガソリンスタンドにガスを補充しに行ったら、コンプレッサーが壊れているので補充できませんと言われ、お金もなく修理できずに、真夏の湘南で渋滞にはまって、大汗かきながら運転した覚えがあります。
まだありますよ、ある日、友達に何かディーゼルエンジンみたいな音がするねと言われてエンジンオイルを調べるとレベルゲージにオイルがつかない?慌ててガソリンスタンドへ、4リッターもオイルが入りました。殆どオイルが入ってなかったみたいです。(当時は何かあるとガソリンスタンドに行ってました。) よく焼きつかなかったもんです。確かに、排気ガスが青白かったのでオイルが一緒に燃えてたんですね。このころは、オイルが燃えて減っていくなんてこと分かってなかったんです。
それから、トランクを開けたら雨水がしこたま溜まってて中にあった軟球がプカプカ。(笑) ドアを閉めた拍子に窓ガラスがガイドから外れてストンとドアの中へ落っこってしまったりと、まーポンコツ自慢になってきました。
友達を乗せて遊びに行くことが多かったのですが、仕事の足としても使ってました。ある日の仕事帰り、環八を走っていて右直の事故を起こしてしまい敢えなく廃車となりました。
この時は、2車線のセンターライン側を直進していて、交差点に差し掛かったら大きな衝撃が、一瞬、何が起きたか分からず気がついたら歩道に乗り上げてフェンスにぶつかった状態で停車。結構、飛ばされてました。(人がいなくて本当に良かった) 右折してきた相手は86レビンです。運良く双方とも怪我はありませんでした。
警察の事故処理後、レビンはレッカーで運ばれて行き、自分は自走して帰りました。チェイサーは、フェンスに突っ込んだ左側は、ライトが割れて、レビンが突っ込んできた右側はフロントフェンダー後方からドア、リヤフェンダーまでベッコリ、右の窓ガラスはすべて割れ落ち、ドアも開かない状態です。今振り返っても、よくこの状態で20km以上自走して帰ったなと思います。ただ、行く道々で、好奇の視線が注がれたのは言うまでもありません。
仕事の足が無いと困るので、その後すぐにカローラⅡスポーツパッケージを購入。しばらくの間、2台持ちに(笑) 1ヵ月ほどチェイサーは駐車場に放置。そして、知り合いの解体工場が引き取ってくれることになりました。
落ち葉が積もったチェイサーのエンジンをかけ解体工場までが最後のドライブとなりました。
ごめんね、チェイサー。
Posted at 2017/10/18 23:31:08 |
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