まってクンのブログ一覧

鉄製（SS400・HOT材）のスロットルスペーサーの出品を度々拝見します。

そして、上記材質の製品はアルミ製と同頻度で売れています…これには驚きました😓

一般的にアルミ製の場合はマシニング加工ですが、鉄製はレーザー加工（人によってはアイトレーサーを使用…？笑）なので、CAD（jwで充分）で図面を作成し、発注をかければ切り板屋からの納品となり、コスト面は抜群にいいとは思います。
ただ、機械加工に比べ公差面や寸法の正確性が劣る事は基より、切断面には黒皮は皆無……皿モミによるテーパ加工（誘い込み・二次加工）も錆を懸念する以上、不可でしょう。もっとも、雀の涙程度の膜厚（μ）しかない黒皮で外気に接する部材への錆を完全抑制するのは不可ですが…

ましてや、吸気流と直に接する中心孔の切断面は確実に素地状態なので、純正エアクリだろうと社外エアクリだろうと、大気中の湿気も吸入する以上、確実に錆（赤錆）が生じること間違いなしです。

エンジン内部に不条理な錆が混入する可能性…私は考えただけでも嫌です……吸気系統に用いるアフターパーツに、錆が発生する材質を選定する事への抵抗はないんでしょうか…😓
安価という理由だけで安直に選んでいるのであれば、それに付随するリスクやデメリットも是非知っていただきたい。


カスタムについては一貫して、車へのダメージを懸念・想定する事も、オーナーとしての配慮ならびに努めだと私は強く思います。


長々と駄文を失礼しました🙇‍♂️
＊このブログは完全に個人の主観に基づき書いております。気分を害された方や、不満を抱かれた方、居られましたら本件で不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありません。