
自分は自他共に認めるクルマ好きであり、乗るクルマは、スタイリッシュで、速くて、運転が楽しい事が条件。
SVXは宇都宮に住んでいた頃に乗っていたドリ仕様のA31に疲れたため、A/Tであるという部分は“運転が楽しい”については妥協しています。
(パワーがあり運動性能もまあまあなので運転が楽しくない訳ではない)
転職して都内に住むようになると、通勤に自動車は必要がなくなりました。
しばらくは“クルマなし”の生活を過ごしていましたが、やはりクルマ好きの自分にとってクルマなしの生活は満足できず、SVXを持ってきました。
都内で生活する上では自動車はほぼ趣味用途になります。
乗るのはだいたい週末で、出かけるとすれば奥多摩や箱根、秩父、筑波山あたり。
そうなると運転が楽チンである必要はありません。SVXでは少し刺激が足りません。次に買うのはM/T車、それも正真正銘のスポーツカーと言える車種がいいと思いました。
第一候補として思いついたのがR34スカイライン 25GT-T(クーペ)。
発売当初はツリ目のデザインがS14後期型のように装飾的で嫌気がしましたが、V35を経た現在となっては、R34スカイラインは貴重な“日産が面白かった頃のFR車”だと思います。
何より自分は学校も日産学園を卒業している、根っからの日産党です。
そして86。このクルマをトヨタが発売した時はよくやってくれたと思いました。
今の時代に足りないのは手頃なFRのスポーツカーだ、とは多くの人が言っていましたが、そんなクルマを出してくれました。
スペックの割に高いだの遅いだのデザインが悪いだの細かな批判はあれど、概ねクルマ好きからの評価は高いですし、何しろ86を見かけない日はないほど沢山走っている事が人気を証明しています。
他に引っかかったのはZ34とZ33のフェアレディZ。
速さの割に中古車は意外と手頃です。
ただ、日産ファンにはスカイラインが好きなタイプとZが好きなタイプは結構志向が異なると思います。
個人的にはスタイリングはR34の方が好きでした。
エンジン音もRBの方が断然いい。
(ただ、Zのスポーティさの演出はなかなかだと思います。補助メーターとか)
あと完全な2シーターより2+2の方が何かと助かる事は多いです。急に二人乗せる必要になる時、それができないよりはできる方が結構ありがたい。
あとSVXの税金で苦しんだ自分としては、3.7Lや3.5LもあるZを買うとまた同じ苦しみを味わう事になりそうで、それも敬遠する要素でした。
他に180SXも考えていました。
同じ位のスペックなら86より180SXの方が好きではあります。
特に後期型のType Xは、R32に乗っていた頃から憧れでした。
癖のないスタイリングとチューニングし甲斐のあるエンジン。
ノーマルの足廻りは全くスポーティではないですが、社外の車高調がたくさん出ています。
昔はマフラーを換えてもマニホールドまで手を入れる人は少なくて、SRエンジンのノーマルマニ+爆音マフラーの下品な音(所謂ゲロゲロ音)を響かせて峠をドリフトする180SXの姿は目に焼き付いています。
しかし、40近い今となっては中古の180SXに乗るのもちょっと勇気がいると思えてきました。
好きだからいいじゃん、とは思うのだけど、86と比べるとヤンチャで悪そうなイメージがあるのは事実。
イジられまくりのA31がつまらなかったので、買うならノーマルが良いですが、Type Xのノーマルなんて選べるほど出てきません。しかもどういう訳か走行距離の割に相場は高い。人気なのでしょうか?
Posted at 2017/10/08 13:46:40 | |
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