カムカバー塗装
1
以前カムカバー周辺よりオイル滲みがあったのでカムカバーのガスケット交換をしようと思い部品注文
値段と品番は思いだせませんがカムカバーガスケット1ケ約950円(2ケ購入)カムカバーの固定にボルトを使っているのですがそこにゴムワッシャーがありこれも交換、1ケ約200円位だったかな・・(確か16ケくらい使います)
それにオイル用の液体ガスケットを用意します
準備が終わったらがんがん外して行きましょう
注意としてはダイレクトイグニッションのカプラーが熱で割れやすいので注意が必要です!!私は割りました(--;
画像の赤丸のやつです、青丸のゴムホースも熱で硬くなっているのでお金に余裕があれば交換をお勧めします
画像はカムカバー塗装後に撮ったものです・・
2
ここまで外したらダイレクトイグニッションも外してしまいましょう、
ここまではスープラのプラグ交換と同じ手順になります
プラグ交換もやったほうが手間も省けます、後でまたバラスの面倒ですし
注意ですがこれ以降もプラグはつけたまま作業を進めてください!シリンンダー内部に何か落としたら笑えなくなります
このあとはカムカバーを固定しているボルト、ナットを外していきます。ゴムのワッシャーが張り付いていると思うので苦戦するかと思います
またバルクヘッド(E/Gル-ムと室内を隔ててるやつ)の方にもハーネス、配管など邪魔になるものは外してしまいます(またはボルトだけとって動かせるようにします。青丸付近)
タイミングベルトの方にも配線が通っていて黒いプラスチックのカバーをばらしカムカバーが外せるようにします(画像赤丸)
固定しているものがなくなってもカムカバーは張り付いてしまってると思います、-ドライバーなどでこじってください。このとき無理に剥そうとしないでボルトの外し忘れなどないかよく確認してください
3
これでようやくカムカバーとご対面です(^^)
注意ですがE/G内に異物が混入しないようにウエス等をかけておいてください
裏の画像ですがすごい汚れていますね・・・
4
せっかくなので綺麗に掃除です。
灯油などでも落ちるかも知れませんが面倒だったので
「メタルクリーンα」とかいう金属洗浄の粉を買ってきました、購入はアストロと言う工具屋さんです
使い方は水に溶かして浸け置きするだけ
というわけで一日目終了~
はい二日目!結果は・・・浸け置きくらいでは落ち切れなかったですが真鍮ブラシでごしごし磨いてごらんの通り
綺麗になりました~
一緒に写ってる缶の汚れがカムカバーの汚れです・・
5
さてさてようやくカムカバーの塗装に入ります。
塗装ののりを良くするため台所用のスコッ○ブラスト、ステンレスのたわしみたいなので軽く傷をつけます
塗装においては下準備が大切なので焦らず全体を磨きます
塗装ではなくピカピカにしたい人は荒いやすりから始まり細かいやすりまで根気良くやればピカピカになるはず・・
私は塗装なので軽く磨くだけで・・・
次に磨いて出てきた粉を洗ってよく取り除いてください
そしたらブレーキクリーナー等で脱脂して油分を取ります
最後に塗りたくない部分にマスキングをします。
これで塗装準備完了です
私か今回使用した塗料は キノクニ から通販で買った
結晶塗装のできる缶スプレーです。
結晶塗装というとあまり馴染みがないかと思いますが
HONDAのタイプRなどにエンジンのヘッドカバーに使われているあの赤い塗装のやつです。
赤・黒・灰色があり赤か黒で迷ったのですが赤だとHONDAと同じになるからと地味な黒にしました。
6
早速塗装です。カムカバーから15cm~20cmくらい離して全体に軽く塗装(今後の塗料ののりをよくするため足付けと呼ばれる作業です)
少し乾燥させたら次に本塗りに入ります
先ほどと同じように離しながら横にスライドさせながら均一になるように薄く塗り重ねていきます
一度にやろうとすると塗料が垂れてくるので薄く何度も塗ったほうが失敗がなくてすみます
あとは乾燥を待つばかり
塗り始めはなんか黒っぽくなっただけで失敗したかのようですがしばらく乾燥させていくと徐々に結晶っぽくなり
いい感じになりました
7
完全硬化に12時間近くかかるらしいので二日目も終了~
三日目は念のためカムカバーに耐熱用のクリアーを塗りすぐに塗装が剥がれないようにしました。
乾燥したら取り付けに入ります。
新しいカムカバーガスケットを取り付けエンジンに取り付けます。おそらく簡単にはつかないと思います
無理にやるとカムカバーの塗装に傷がついたりしますので
慎重にやってください、自分の場合目立たないバルクヘッド側は結構傷つきました(><)
注意ですがエンジンの方も前のゴムの残りなどがくっついているので取り除いておいてください
またエンジン側にあるつなぎ目、画像青線沿い(ガスケットの当たる所を見ていくとZみたいなつなぎ目があります)やカムシャフトのある山になる所(画像赤丸)からはオイルが漏れやすいので液体ガスケットを少量塗っておいたほうがいいでしょう、これを塗るとガスケットが固まる前にカムカバーを付けないといけないので気を付けましょう
8
全部元に戻したら完了です。私は結晶塗装の待ち時間にプラグのカバー、ヒューズボックスのカバーも塗装していたので最初とはまったく違うエンジンルームに見えますね~
あとは割ってしまったダイレクトイブニッションのカプラーを後日交換しついでにばりばりに砕けるダイレクトイグニッションのまわりのコルゲートチューブを青に交換しておきました
青が好きなのでできるだけ青で統一していきたいですね~
以上で終了です
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