オイルパン&バッフル取付、エキマニ フランジガスケット部排気漏れ

2019.9.13
ODO：37062Km

サーキット走行におけるエンジン内部でのエンジンオイル偏りを防ぐためオイルパンバッフルを取付
SYMS FA20 Oil Pan & Baffle

https://syms.jp/product/brz-86-fa20%E3%80%80オイルパンバッフル/

オイルストレーナ側バッフルプレートとバッフルプレート一体オイルパンからなる構成で油温センサー用1/8PTボス付仕様となっています。

オイルストレーナOリング、オイルパンシールリング(x2)は付属されています。

バッフルプレート取付にあたっては、オイルパン取り外し時に生じるフランジ部の変形を考慮し、オイルパン自体も交換する事としました。
純正オイルパンは\7000程との事で、悩みましたが油温センサーも取り付け可能なSYMSさんに決めました。

いつもお願いしているSHOPさんに渡す前にDIYにて遮熱シートを貼りつけました。

BILLION スーパーサーモクロス BCCB-18T
2枚使用

付属品以外ではエキマニ(HKS GT SPEC)脱着も行う為、下記部品を準備。

・オイルパン取付ボルト(SU003-06133 x11)
・DJ(ドライブジョイ) シールパッキン液状ガスケット 100g( V9350-0113)
・エンジン側フランジ ガスケット(SU003-07830 x2)　＊SU003-01111から品番変更
・フロントパイプ側フランジ ガスケット(SU003-01110 x1)
・エンジン側取付ナット( SU003-02873 x6)
・フロントパイプ側取付ボルト(M10X40 強度区分10.9 鉄/ダクロダイズド x2)
・取付ナット(M10 1種(S45C(H)/ダクロダイズド x2)
・スプリングワッシャー(鉄/ドブ x4)
・平ワッシャー(鉄/ドブ x4)

純正オイルパンの取り外しは大変だったとの事です。
また、外したオイルパン内、ストレーナ部に特別な異物は見当たりませんでした。












バッフルプレート取付

ボルト、SW、平WはHKSエキマニ付属品は鉄/クロメート　との事ですが、表面処理は耐食性に優れたものを独自に選んでみました。
ボルト、ナット：ダクロダイズド
http://www.wakodenka.co.jp/whats_dakuro.html
平W、スプリングW：溶融亜鉛メッキ(ドブ)
https://marcomfg.co.jp/marco_service/

左側が取り外したボルト、ナットです。
熱、異種金属接触に因ると思われる表面の腐食が見られますが、固着等はなかった様です。

また、ボルト頭側にも緩み防止強化の為にスプリングワッシャを追加しました。
また、ニ面幅は14mm⇒17mmになりましたが使用できました。

エキマニ取り外し時に左バンク側エキマニ固定ナットが1個、欠落していることが判明。

必然的に排気漏れしていました。

取り外したガスケットを見ると、ナットが外れていた左バンクだけでなく右バンクも漏れていた模様。共にエキマニ面でした。
なんとなく排気漏れしているような感覚も無くはありませんでしたが、経験不足から確信を持てませんでした。

また、作業日前日にいつも拝見させて頂いているマークGsさんの整備手帳に HKSエキマニ脱着においては、ガスケットは純正品でなくHKSエキマニ付属品を使用する　との記事をすっかり忘れていた事にふと気づきました。
作業日変更をする訳にもいかず、とりあえず純正品を使用しました。

結果的にとりあえず排気漏れはありませんでしたが、今回の事も踏まえ、様子を見ていくことにし、すぐに対応できる様にHKS付属ガスケットはABさんに注文しておきました。

今後の管理ポイントを認識できた良い機会にもなりました。

<9.29追記>
ABに発注したメーカー付属品はキャンセルしました。
価格高過ぎ!
HKSにも電話確認し何か独自の特別な仕様なのか聞いてみましたが、純正同等？との事。
先人の皆様の当該エキマニ取付投稿も再確認した結果、個人的には純正品と判断しました。