
エアバッグのエラー表示が消えない…から始まった、今回の車検。結局、エアバッグコンピュータの故障&要交換ということで解決に向け、前進したのが去年暮れ。年明けとともに車屋が作業を再開。とうとう通常の車検メニューに作業内容が移り、来週車検を受けられることと相成りました。
エアバッグ、ABSをはじめ、エラー・故障で156から乗り換えした人は、車屋の常連でも数人いるらしいんですが、言われてみれば数年前まで最多勢力だった156は今や2~3台。セレの故障で断念した人も多いらしい。マニュアルで良かった~。でも変人扱いされますが。今どきなんで? って。
退院の予定が立ったところで、156との出会いというか初遭遇の話など。
1998年に156が日本に輸入開始された当時、まだ東京に住んでいて、まだ車は持っていなくて、愛車はといえば、91年型のフルカウルのドカの900SS。テルミニョーニのサイレンサーにオーリンズのリヤショックと、定番の仕様。このあと916に乗り、今でも乗っている、996へと至る。
日曜に外苑東通り付近を走っていると、東宮御所付近で、先行する深紅の車に気がついた。初めて見る車。近づくにしたがって、トランクのエンブレムからアルファロメオであるらしいことはわかった。これが新しく出た156…。車雑誌で話題になっていたから知っていた。先代の155に比べると、角が取れて優美なフォルム。155のエッジが効いた勇ましいデザインとはかなり違う。
その156は西麻布方面に青山通りの交差点を直進し、もうちょっと見たいと思ったので、抜かずにそのまま西麻布交差点までついていくことに。この区間、ホンダ本社横のS字コーナーといい、いい具合に曲がっていて、おまけに日曜の午前中だから空いている。
156のドライバーも後ろから来た深紅のドカに気付いたらしいが、一定の距離を置いて付いてくるので、警戒を解いたようだ。飛ばすというほどでもないが、そこそこのハイペース。コーナーを曲がる156の斜め後ろからの姿は、意外にロールが深い。しかもそれが美しい。バイク乗りは興味の有無にかかわらず、車をよく見ているもので、156は他のバイク乗りの間でもかなり好評だった。
結局、この初遭遇のインパクトが大きく、のちにタイミングよく出物があり、実際に乗るまでになるんですが、その時はそんな先のことなどわかりはしない。オーナーになってひとつ残念なのは、自分で運転していると、コーナリング中の斜め後ろからの、最も美しい156の姿が見られないこと。
あぁ、早く車検が終わって帰ってきて欲しい。かかった費用は心配だが…。
Posted at 2018/01/07 12:19:27 | |
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