
夏休みといえば、避暑地でリゾート気分を満喫ですよね♪
私も会社の夏休み初日から3日間、避暑地の信州へ、レンジの解体のお手伝いに行ってきました、笑。

連休初日の大渋滞を避けて、AM3時過ぎに出発。早朝とはいえ、高速は渋滞が始まりかけていたので高速は使わずに、道の駅などで休憩しながら下道で。
全く渋滞なく到着出来ました。

今回のドナーは90年式(手前)と86年式(奥)の2台。
まずは90年式の解体から。写真を撮った時は既に外装はほぼ外れている状態でした。

みんなで外装や内装を外したら、ボディとシャーシの繋がっているところを全て取り外して分離作業。
単管を組んでフロント部分をチェーンブロックで吊り上げます。

そして後ろは… 人力で上げました(笑)
単管を横に通して6人くらいでボディを「ファイト一発」と持ち上げている間に、残りの2名が縦の単管に固定しました。
今回、単管でやぐらを組んでボディを上げる体験ができて、凄く勉強になりました!

その後、タイヤ付きのシャーシを前に引っ張り出して、切返ししてボディの横に並べました。(全て人力で)
ハンドルが付いていないので、操舵する時は手でタイヤを左右に曲げました。

2日目、90年式は昨日の続きでエンジンとミッションの分離作業。
プロペラシャフトやマフラーなどの接続を外してから、エンジンとミッションの接合ボルトを外して吊り上げ。
フォークリフトが活躍します。
避暑地とはいえ、日中は灼熱地獄。
1日で3~4リッター飲んでも全部汗で出てしまう。

無事エンジンとミッションの摘出が完了しました。

その後、前後ホーシングを外して….

当初解体目標にしていたフレーム(骨)のみになりました‼️

2日目は並行して86年式の解体も進めました。
3.5Lエンジンは私が持って帰るので、積み下ろしの作業性を考えてできるだけ軽量化すべく、外せる部品はインマニやヘッドなどを全て外しました。

こちらもフォークで吊り上げ。

無事外れました。

台車に載せて私のレンジの荷室に載せました。
固定はラッシングベルト2本で、左右のリアシート背もたれの固定金具に引っ掛けてしっかりと固定しました。
ちなみに荷室に載せる時は4人で台車の四隅を持って人力で上げられました。感覚ですが補器類やヘッドが付いていないショートエンジンだとだいたい70〜80kgくらいかと思われます。

3日目は86年式の内外装の取り外しです。
この日も真夏の太陽がジリジリ痛い☀️
86年式は私が乗っている正規輸入前の87年式と同じ部品が使われているので、エンジンの他にドア周りの部品をいただくことにしました。
作業は仲間にやっていただきましたが、暑さの中、細かい作業がとてもキツかったと思われます。
私は外装パネルの取り外し作業を行いました。

86年式も最後はドアも外してここまでバラしました。
ちなみにルーフは固定ネジを全て外して手で持ち上げられる状態になってます。
(ルーフがネジで外せるクルマってかなりレアなのでは?)
こちらの車両は古いためか90年式に比べてボルトの固着が酷くて、ボルトを切断したりナットを割ったりする必要があり、外装パネルは外すのが大変でした。

3日間の作業を終え、荷室にはエンジンや、たくさんのお土産パーツを満載!
この状態で自宅まで約250km帰ります。
(燃料ポンプが壊れないよう祈りながら…)
なお、荷物に負荷を与えないように、できるだけストップアンドゴーが少ない高速で帰りました。
往復約500km、87クラシックレンジは故障することなく走り切ることができました。

解体場所近くからの眺め。
今年の夏休みは普段体験できないことが経験でき、とても有意義に過ごせました♪
Posted at 2023/08/16 16:27:59 | |
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