引きこもりのMGFを入院させて無事帰宅

しばらく自宅で引きこもり状態だったMGFですが、フェイスブックを通じて知り合った友人がMGFの整備に精通していたので車検更新を機会に人間ドッグ並みにMGFの弱点や要整備個所を診てもらい、すっかり元気になって帰ってきました。

基本的なコンディション調整ではまずハイドラサスの点検と車高調整です。
冬季になって車高が規定値より下がっていたので標準値に調整してもらいました。

次に時々不意に失速してストールした事があり点火系統を診てもらいました。こちらで部品を入手していたデスビキャップとローターを新品に交換。
ハイテンションコードの1本にプラグ側のL字型の部分が切断されていたのでストックされている車から当該部品を調達、交換。同時にプラグをチャンピオンの標準型から日本電装のイリジウムプラグに交換。
電圧が低かったバッテリーを交換してもらいました。
これで不安材料もなくなり、アイドル回転数も綺麗に安定しました。

持ち込み車検なので一番のポイントはヘッドライトの照度と光軸調整です。
MGFのライトレンズはメッキ部分の劣化で高度が不足していて、外注先にレンズ内部の反射部分のクロームメッキ塗装を依頼。バンパーを外して完成したレンズを両側取り付けなおし、さらに高軸調整のスイッチ部分が破損していたので、これもストック車より取り外し交換。ようやく車検も合格となりました。

最後に冬場ですがエアコンガスの補充もしてもらって18日振りに帰還しました。
その後、車はとても快調でMGFが本来得意とする市街地での走行も難なくこなして車高が規定値に戻ったので乗用車的な洗練された乗り心地になりました。
MGFは世間では故障が多く維持できないユーザーが多いと聴いていますが、良き主治医である町医者の友人と知り合えたおかげで本来のMGFの良さをこれから満喫できそうです。
これを機会にサブであったこの車をメインに昇格させました。2018年が楽しみなこの頃です。

ヘッドライトカプラーも交換