2010年09月06日
真山仁著の小説。
ハゲタカシリーズの続編です。
この内容を元に、ハゲタカ(映画版)が製作されました。
ついに、バイアウト(ハゲタカⅡ)の謎が解けました。
すっきりはしたのですが・・・。
”うーん”と、うなってしまいました。
今回もどんでん返しがあったりと読み応えのある小説でしたが、
正直、映画版のほうがすっきりしていて良かったかな。
芝野さんも活躍したし・・・(映画でね。)
・・・続編の執筆中らしいのですが・・・
待ち遠しい限りです。
次回はもっと爽快なやつお願いします。

Posted at 2010/11/26 19:29:39 | |
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読書 | 日記
2010年09月02日
高杉良の小説です。
燃ゆるときの続編に当たる小説です。
ただ、前作とは違い仮名小説になっていて、
主人公は社長から、架空社員になっています。
これは、架空にすることで、時系列などの事実要因を
除外して描くためらしいのですが・・・。
ほぼ舞台はアメリカ国内。
アメリカに進出した東邦水産はシェアの拡大とともに、
工場などの拠点を増強していく。
そこでは、日本で言う労働組合問題やセクシャルハラスメント問題、
など数々の問題が発生していきそれを主人公の活躍で解決していく・・・。
小説とは言え事実を元にしているだけに、山谷に落差が小さく、
”ああ、こんな感じだよね。”
と思えてしまう内容ですが、勉強にはなります。
勉強にはなっても、私のようなしがない平社員には実践する場がありません・・・。
Posted at 2011/03/07 12:41:49 | |
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読書 | 日記
2010年09月01日
高杉良の小説です。
マルちゃんで有名な東洋水産の創業からアメリカ進出頃までの話が
実名で描かれている実名小説です。
まあ、この作者お得意の製作パターンですね。
高度成長期を背景に着実に大きくなっていく企業。
時代だけではなく、創業社長の決意と意思決定で着実に
大きくなった様が描かれています。
確かに時代背景は、拡大均衡ですが、決意が無ければ、
時代に飲み込まれてしまう。
かといってむやみに拡大すれば均衡は保てずに破綻する・・・。
バランス感覚にも優れていた証拠ということでしょうか。
現在の日本経済は果たして縮小均衡状態なのか、単なる縮小だけなのか、
意外に拡大傾向で拡大均衡ではなく、拡大のバランスを崩した状態なのか・・・。
私には判断できません。
Posted at 2011/03/07 12:40:45 | |
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読書 | 日記
2010年08月31日
高杉良の小説。
実在の人物をモデルにした小説ですが・・・
これモデルがいるの?と聞きたくなるほどのはみ出し社員の
話なのですが・・・。
色々とアイデアを出しては実現していく、行動力と粘り強さは、
見習わなければならないと感じたほどです。
これが実在の人物だとは・・・。
作中の人物名は本来とは違いますが、行動や実現させたアイデアは
本当のこと。
こういう人が企業を起こしていくのだろうなと感じました。
アイデアを抱えて行動できない人は参考になるかも・・・。
アイデアが無い私は、ただ読む人です。
Posted at 2011/03/07 12:38:38 | |
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読書 | 日記
2010年08月26日
金融腐食列島シリーズもこの作品で最後です。
協立銀行が3行合併によりメガバンクに生まれ変わり、
行内の文化を”協立銀行”に統一するべく動いていくなか、
それに反発していく主人公・・・。
一方、巨大化した銀行は安泰かと思いきや、官庁からの
指導で、身動きが取れなくなり、次第に消滅する方向へ・・・。
主人公は悩んだ末にある決意を実行することに・・・。
シリーズをすべて読破して思うことは・・・、
”世の中、この主人公のようには立ち回れない。”
ってことですかねぇ。
しかし、正しい事を正しいと言う大切さ、
考えるばかりではなく、実行に移す勇気、
自分の地位にしがみつくことだけが大事ではないと、
感じさせてくれる作品でした。
シリーズ全部を読破するには、かなりの時間が必要ですが、
一読をお勧めします。
・・・ミステリーを読んだあとのすっきりした感覚は無いですよ。悪しからず・・・

Posted at 2010/11/25 08:39:26 | |
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