2011年02月07日
高嶋哲夫の小説です。
同名映画”ミッドナイトイーグル”の原作です。
映画から入ったのですが、映画はここまでの長編小説をよく、
あそこまで纏めたなって言うのが第一印象です。
大筋では同じなのですが、微妙な描写や背景が若干違う。
恐らく、映像化したとき、色々な制約があったと伺えます。
(原作そのままでは規模が大きすぎるので・・・。)
あらすじ、元戦場カメラマンだった主人公は、人の生死を
写真に刻むことに嫌気が差し、北アルプスに篭り、風景写真を
撮っていた。
そんな冬の北アルプスでのある夜、火の玉が空を通過していくのを
目撃し、思わずカメラを手にしていた・・・。
その少し前、横田基地に侵入した不審人物が基地の警備隊と交戦していた・・・。
火の玉の正体が航空機だと感づいた主人公は、知り合いの新聞記者と
冬の北アルプスへ登っていくとそこで遭遇したのは・・・。
登山をまったくしたことの無い私は登山の装備まして雪山登山のことなんて
全くわからないのですが、克明に描写されていて、非常にわかりやすかった。
2箇所で同時進行するストーリーが、うまくかみ合っていて、臨場感あふれる
作品です。
映像化してみたくなる気持ちがわかるなぁ~。
Posted at 2011/03/16 16:44:18 | |
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