カメラ切り替えスイッチの製作

ハンドル裏側のコラム部分に取り付ける、サイドカメラとバックサイドカメラの切り替えスイッチを作りました。
今回は3Dプリンタを使った工作ですが、アルミ板を使う場合のことも最後に記述しています。

こんな感じの簡易なものを30分くらいで設計。
肉抜きは格好付けではなく材料をケチるためのものです。

スイッチはエーモンの貼り付けプッシュスイッチ（＝薄型オルタネイトスイッチ）を使います。
一般のオルタネイトスイッチは基板実装タイプでも奥行きが大きいので、この貼り付けプッシュスイッチを使うのが手っ取り早いです。

入力切り替え用の割り込みコネクタ。
映像信号線の1本をオンオフするだけです。

中華激安ダッシュモニターは2系統入力が出来るようになっており、二つある入力端子のうち片方の信号が無ければもう片方を自動で優先表示するようになっています。
なので二つのカメラのどちらかの入力信号をオンオフすることでリモートで切り替えができます。
モニターのボタンを押す必要がない便利な仕様です。

モニターはこれね。1000～1800円で買える定番品です。耐久性も半端ない。もうチョイ格好良くなってくれればいいんですがね。

スイッチはこんな感じで付けました。
スイッチの素材はABSで、装着は3Mの外装用超強力両面テープ7108です。
テープのみでも固定力は十分ありますが、後述のように落ちることがあるのでネジを一本打った方が良さそう。

上から見るとこんな感じで、ハンドルにかなり近く沿うように設計しています。

ホームポジションのまま中指でサッと操作できるように考えた位置なんですが、ハンドルをぐるっと捌くときに指が当たって落ちることがあるので、1.5cmほど短い方が良かったかも。また作り直す気になったらそのときにでも。

今回は3Dプリンタの方が手間がないので3Dプリンタを使いましたが、大分昔にアルミ板で作ったこともあります。アルミ板の場合は2.5mm以上の厚みが必要で、折り曲げ部分のエッジの丸さなどの都合で貼り付け代も10平方センチは必要になります。いっそ貼り付け代を小さくしてネジ止めした方がいいです。