前回に続いて鉄粉除去剤のシミ取りネタです。
OCメンテナンスクリーナー+ウレタンバフ+ダブルアクションポリッシャーの組み合わせて落ちますってのは前回書いた通りです。
実はシミにも濃淡があって、1回で落ちるところもあれば、薄くはなっても残ってる場合もあります。その場合はその箇所にOCべったり付けてポリッシャー当てていけば更に薄くなるか落ちます。
私の場合は凄く頑固な箇所でも3回か4回で落ちました。
OCはコンパウンド入ってないので複数回やれますね。しかし、補助的に別の何かを併用して回数減らす方向でもっと楽におとせないかなぁということで補助剤というか他のケミカルも試してみた感じです。
・クエン酸
落ちません。ティッシュ張り付けて30分漬け置きでも落ちません。むしろ拭くと変にムラというか汚れが広がります。しかし、変に広がるってことは何らかの効果があるってことじゃねーの?ってことなのかもしれませんが、元のシミは全然消えていないのです。
ネットで調べると広がるのはどうもクエン酸と汚れが混ざった結果のようです。油性(酸性)の汚れにクエン酸を使うとそうなるようですね。クエン酸では苦手な汚れのようです。ちなみにNo4ではそのようにはなりませんでした。
ということは・・・鉄粉除去剤のシミは油性の汚れということになります。OCが効くのも当然ですね。ただ、単にOC塗っただけじゃダメな強固な汚れということです。
油汚れということは、他のアルカリ系のケミカルが効くはずですが前回書いたモノは全然ダメでした。少なくとも単体では。では、ポリッシャーでOC塗り込む前に使ってみてちょっとでも弱める効果があるのか?と思って試してみました。
・シリコーンオフ
ダメでした。広がります。クエン酸の場合と似たような感じになります。
・激泡ガラスクリーナー
1回目でも落ちずに残ったシミに噴いてみて、1分ぐらい放置。その後泡を拭き取って2回目という段取りでやりましたが、やらなかった場合と比べて違いがあったかどうかは微妙。
スプレーなので泡が飛び散るのも難点でした。
また、アルカリ性なので放置時間が長いと激泡ガラスクリーナーのシミが付いてしまいます。
・オイルクリーン
オイルクリーンは通常は5倍希釈で使います。タイヤ洗浄用に使ってました。超強力なアルカリクリーナーです。これは効果があった感じです。1回目で落ちなかったところに塗り込んで2分ぐらい放置して拭き取り、2回目のOCでは頑固なシミも落ち易くなっていた感じがします。
激泡はオイルクリーンよりも効果が落ちる感じです。ただし、コレも強いアルカリ性なので放置が長いと鉄粉除去剤のシミは消えてもオイルクリーンのシミが残るという状態になります。オイルクリーン自体がシミになり易いので要注意です。
『2分』は日陰でやってみてオイルクリーンがギリギリ乾かない時間でした。
1回目の前にオイルクリーンは広範囲に塗ることになるのでシミのリスクを考えると1回目で落ちずに残った箇所に限定的に使った方が良さそうです。
でもオイルクリーンってルーフに付いてるシミには使えなさそうなんですよね。ルーフは1回目終わった後にまだシミが残ってるかどうか確認し難いのです。
・KF96
実験中です。これはOCの前に使うというより、事前に塗り込んでシミに浸透させておくという方法です。原液で塗り込んで1~2週間放置してみます。含浸狙いです。
これまでのKF96の性能を考えると、元々KF96塗り込んでる車は鉄粉除去剤を乾かしてしまってもシミにならないのではないか?と思われます。
1~2週間後落ち易くなっているというか、OC1回で落ちると良いなぁ。
ところで、KF96を塗るとシミが隠れます。見事に見えなくなります。ワックス塗っても完全には隠れなかったのに・・・ということは、次回の作業はKF96を落とす洗車から始まるってことですね。
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