諸事情あって数ヶ月前に手放した350SS。カワサキのマッハシリーズは全て体験しているが、自分的には350SSが一番楽しく乗れた。チャンバーを付けてカリカリにして、常にエンジンをぶん回して遊びまくった。CB750やZ1の友達との高速ツーリングへも平気で出かけた。しかし、所詮は素人整備。当然のことながら焼き付きを起こす、壊れる。壊れては自分で修理する。の繰り返しだった。
16歳の頃に初めて乗った中古の初期型250SSと同じような運命だった。回し過ぎ、焼き付き。時速100キロ以上の速度から後輪フルロック。瞬時にクラッチを切って揺れる車体を押さえ込まねば転倒する。それを身体で覚えたのは16歳の時だ。だから、マッハに乗る時、左手は常にクラッチレバーを離さない癖が今でもある。350SSもたった一年で3回焼きつき、抱きつきを起こし、そのうち2回は高速道路で後輪ロック。3度目は、えらくエンジンの調子が良いな?と思って走っていたら真ん中が焼きついた。
そしてまた修理。そんな繰り返しでも350SSが大好きだった。
500SSと350SS。どちらかを残す選択に迫られた時は辛かった。
17歳の時に先輩に貸したまま川に捨てられた250SS。19歳の時、交差点を赤信号無視し、セリカに激突して終わった500SS。いずれの時と同じくらいに辛かった。
いままで自分の不注意と力量不足で悲しい事になったSS達のためにも、今ある500SSは安全運転で大事に乗ろうと思う。
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単車 | 日記
Posted at
2017/10/30 21:51:33