MICHELIN CROSSCLIMATE 2  

Vector 4Seasons Hybrid(サイズ：215/45R18、走行：6.4万km)から履き替え、2,000kmほど走った時点での夏タイヤとしての評価メモです。

【選択理由】
①圧倒的に比率の高い一般路走行時の性能を優先したかったこと。
　→「雪も走れる夏タイヤ」とメーカー自身が夏タイヤ性能をPR。
②Vector 4Seasons Hybridに十分満足していたこともあり、当初Vector 4Seasons GEN-3への履き替えを考えていたが、GEN-3に215/45R18のサイズがなかったこと。
ラインナップされている225/45R18も考えたが、やはりジャストサイズの方が好ましいということで…。
③静粛性・耐摩耗性に関して、比較的評判が良いこと。

【調達】
ネット通販で購入の上、持ち込み専門タイヤ店で交換。
タイヤ＝27,250円×4本（－楽天ポイント）
交換費用＝8,800円＋タイヤ処分費2,200円＋バルブ交換費1,100円

【静粛性】
路面の状態を忠実に反映する傾向があるのか、整った舗装を走行する際にはかなり静かだが、ザラついた舗装の時には意外なほど音を拾う時もある。
事前に大幅な向上を期待していた項目だったが、全体的な印象としては音量は同等～若干下がったレベルにとどまる。

【乗り心地】
こちらも4Seasonsに比べて大幅に向上した感じではないが、突き上げ感が若干マイルドになったイメージ。

【ウエット性能】
普通のペースで走行する分にはグリップに全く問題なく、表現が難しいが4Seasonsに比べて安心感が向上した気がする。

【操縦安定性】
今回の交換で一番差を感じたのはハンドリングの軽さ。
転がり抵抗が4Seasonsより若干少なく、アクセルをオフにした際の減速も相対的に緩やかで、走り出しやコーナーリング時のフィーリングがより自然なものになった。

【燃費】
4Seasonsに比べて0～3%程度改善（20km/Lが20～20.5km/Lになったイメージ）。

【総評】
比較対象が一世代前の4seasons Hybridかつライフ末期のタイヤということで交換による"大幅な"性能アップを期待していたが、ハンドリング性能とウェットグリップを除いては顕著な差は体感できず少々拍子抜け。
逆に4seasons Hybridの完成度がそこそこ高かったことを実感した。
一方で4seasons Hybridよりも劣る要素は確認できず、特に軽い靴に履き替えたような感覚のナチュラルな操安性と雨天時の安心感など、走りの質感が若干向上したことには満足している。