8月4日(火)
実に蒸し暑い一日だった。
時折ドンヨリとしてパラパラと雨がパラつく日でした。
関東は梅雨明けしたけれど、今が梅雨本番みたい^^;
今年は梅雨が終わって秋が来るパターンかな?
二年前のような40度近い猛暑日はあまり来ない気がしますね。
ワテは今日泊り勤務明けで昼頃に帰宅。
新参でやって来る原付が来る日でもあった。
地元駅を着くとJR貨物の電気機関車 EF64 1000番台(号機確認失念)が試運転のため中線で折り返しのため待機していた。多分大宮~OK川を往復していたものと見る。
ワテは駅を降り、EF64の発車シーンが見たくて近くに行き一服。中線上り出発信号機が停止から注意に変わり、EF64はレバーサを「前」にしたのか送風機が
「ヒュョゥーーーーー」
と唸る。
信号が進行に現示変化すると
「スーーーーピヒューーゥゥーー」
とブレーキを緩解。
ノッチを進段すると
「フゥゥゥーーーーーー」
ブロワーが低く唸り、吊掛モーターを唸らせて大宮へと発車した。
そんなEF64 1000番台の姿に酔いしれてるとちょうどバイク輸送の高栄運輸さんから電話が入り、
「今到着致しました^^」
と連絡があり、駅から自宅徒歩約10分程度のところを若干焦り、急ぎ足でテクテク。
近所まで近づくと

「をっ!来てる来てる」
バイク積載車であるローダーがちょっと離れたところで待機していました。
比較的交通量の多いワテん家前では2t車(に限らずクルマ)が悠長に停める事ができません。
軒先には新参原付があった!
既に玄関先に居るはずの高栄運輸の乗務員さんが見えない(??)
・・・と思ったらしきりにフロンテに噛付き見てくれていました^^
その様子を見て乗務員さんにご挨拶。
常置されてるランナウェイとエクスプレスとフロンテを見て一目でワテを「趣味人」と確信して頂いた所で輸送代金をお支払い。
大阪から来たエクスプレスの輸送時もお世話になった高栄運輸さんはリーズナブルで助かります。
今回は比較的近県である長野県の辰野から輸送して頂きました。
そのため中2日で到着。
今回は某オクで落札した「ホンダ バリエ(NF50)」。

長野時代のバリエ。
写真のようにのどかな所で屋根下保管されてきた個体です。
今回は珍しく実車を拝見せずに独断で落札しました。
サビは金属部分に若干あるものの、みてくれの程度状態は極上。
勿論稼動車です。
バリエは昭和52年にデビューしていますが、パーツリストによれば、コレは昭和53~54年に製造された2型モデルのようです(駆動系を中心に若干変更されたが、モデルチェンジはしていない)。
すでに所有の不動車と同じタイプで色違いです。
このタイプにはニュートラルスイッチなる装置があります。スイッチレバーON(ニュートラル)にしないとエンジンがかけられない仕組みです。OFFの時はホイールがパーキング状態にロックされ、イグニッションコイルに電気が行かないようです。
引渡し後のバリエ。

キレイでしょ?
早速軽く機能確認。
ちょっとガッカリしたのは「セルなし」タイプだった事かな…
まぁキックで直ぐにエンジンがかかったので満足です。
ハロー以来の二台目の6V車です。
ご存知の方も居るでしょうが、非稼動不動のバリエも所有するワテ。ちょっとお金かければそれも復帰できるモノですが、今回実動車を入手してしまったのでどうしよう…
全国には個人修復をしてでもバリエが欲しい方はきっと居られると思います。。。
(メッセージお待ちしております)
確認結果は
○ バッテリーが死んでる。エンジン稼動時のみ灯火類点灯。
○ ブレーキランプが不点。ダブルフィラメントのブレーキ側が切れてる。
○ 不動バリエから電球移植するもブレーキ点灯せず。
○ 夜間モード(ライトオン)ではテールランプ点灯。ブレーキ点灯せず。
○ 左右ブレーキ動作させてもブレーキ不点。って事は…↓
○ ストップスイッチが固着或いは断線してるかテール部の接触不良。
○ ホーンはちゃんと鳴る。
以上。 専門知識がないワテなりの判断。。。。。。
ワテが調べた範囲では、、、
「バッテリー風化」→※「ストップスイッチの不具合又はハーネス損傷」ですね。
※交換した電球も実は…フィラメント切れてました...
ジェネレーターとレギュレートレクチファイヤーから連携して電源を取るヘッドライト・ウインカー・テールランプ(ダブルフィラメントの定格が小さい方)は交流。同じ電球でブレーキランプ(ダブルフィラメントの定格が大きい方)は直接バッテリーの直流電源を取ってるから点灯しないのか!
...あれ?じゃあ何で同じバッテリーから電源もらってるホーンが鳴るんだ?
↑
それはメインスイッチを通ってるから...
そのあとマルチカプラーで分岐してるのよん...
じゃあホーンよりあとのストップスイッチかぁ...
あれ?ウインカーんとこに黒のバッテリー線が…
黒い線はレギュレートレクチファイヤーから来てるやつか。。。
・・・ってな感じで参考にエクスプレスの配線図を見ながら勉強しつつ早速戸惑っているワテです。
確認後は市役所へ行きナンバー申請。そしてコンビニで自賠責加入。
とりあえず今日は無事にナンバー着けて試運転できました。
今まで仕入れたホンダの二台とはこれまた違う乗り味で楽しい。
見た目は何となく現行のスズキバーディーに似通っているアンダーボーンフレーム。後の「カレン」への橋渡し的スタイルだが、どことなくカブの雰囲気も併せ持つ。
エンジンノイズは思っていたものより静か。
トルクはランナウェイよりも太いし、最高速もバリエの方が上でした。
バリエーターから奏でるサウンドはランナウェイともエクスプレスとも全く異なり、ジャイロやハローのベルトコンバーターように甲高いノイズなのが心地いい^^(大きめのバリエーターだからかな?)
久々の実車走行なのか、2サイクルオイルの煙がとてつもない噴き方していました。
でも暫く走るとそれらが燃え尽して普通の状態に戻り安心。
2サイクルオイルはホンダのULTRA GR2が入っているようで、スズキCCISオイルの香りに慣れてるワテはちょっと違和感を感じました。CCISよりも高価なULTRA GR2オイルですが、ほか二台のホンダ原付も純正オイルのULTRAに統一しようかな^^
ブレーキ不点とバッテリー死亡以外は絶好調※。
ブレーキ不点は整備不良で罰金と減点があるし(気に留めず試運転で後からヒヤリ…)、後続車には極めて危険なので、バッテリ交換しても解決しない場合は近所の輪業店に持ち込み、ブレーキスイッチ等の点検を受けてみる。
続いてランナウェイのホーン不鳴動、エクスプレスの後輪パンク、ハローのホーン不鳴動とアクセルワイヤー移植、不動バリエの今後をどうするか(そりゃ売った方がいいでしょう?いや部品取りにすれば?など)・・・などなど…ホーン不鳴動も整備不良です。ハイ...orz
ワテ原付カテゴリーも何気に忙しい。というか無秩序な行動に忙しいのかな。。。
実はこの後ワテの失態でバリエは二ヶ月以上もお休みドック入りと相成りました。
プラグホールのネジ山をつぶしまして…ガソリンタンクボロ錆によるキャブ詰まりなど・・・
10月3日(土)にタンク移植完了で退院しました。
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バリエ | 日記
Posted at
2009/08/05 00:16:25