• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ワテのブログ一覧

2010年09月14日 イイね!

《テ》ヤッタぁー!キハ52 125が千葉に引っ越してくるぞ!!

《テ》ヤッタぁー!キハ52 125が千葉に引っ越してくるぞ!!8月に撮影してきた大糸線のキハ52形は「ジオパーク号」として運転された8月22日に引退した。
これでJR線での現役キハ20系が有終の美を飾ったものであった。
キハ52形最後の「ジオパーク号」では朱色一色(首都圏色)のキハ52 156+黄褐色と紺二色塗りのキハ52 125の二両で運転された。
寮車だったキハ52 115は、3月定期運行終了時点でJR西日本岡山支社にある「津山扇形機関庫」に静態保存のため遠路回送されている。朱色一色のキハ52 156は地元糸魚川市で保存される見通し。

この内黄褐色+紺色のキハ52 125(サムネイル写真の実車両)が、この度千葉県にある第三セクター・いすみ鉄道が購入する運びとなった。搬入後、いすみデビューの際は朱色+クリーム色の「一般気動車色」になる。

本当にコレはまさにサプライズだよ!

最近ワテ的に尊敬人物に値する、いすみ鉄道社長・鳥塚 亮さんのブログでは5月12日ブログ内「大阪へ行ってきました。」でJR西日本の本社へ出向いた事を語ってる(ブログ本文より「あっ、そうそう、私が何の要件でJR西日本の本社に行ったかは、現時点では「内緒」です。もうしばらくお待ちください。」との事(笑))


サプライズはこればかりでなく、マスコミ等で大々的に有名になった事があるね。
いすみ鉄道はこれまでJR東日本からの出向社員による列車運行を行われてきたが、契約期限で出向社員がJRに復務するのだろう。最近「自社養成運転士募集。ただし自己負担金700万円」で話題になったばかりだ(「ぼったくり」と思うだろうが、普通は一人当たり1,100万円以上掛かってるのだよ…)。
4名の見習運転士が辞令交付され、おそらく現在は自社教育で猛勉強している事でしょう…何せ「鉄道知識ゼロ」に等しい人(趣味と職務は「別」だよ、悪いが)を教える方も大変。年齢的にも若くは無い方々が発令されたので、途中何かあって養成解除にならないよう頑張って欲しいと思う。
・・・「自社養成」。。。小さなローカル鉄道でしかも第三セクターであるいすみ鉄道が「自社養成」!?
ワテは事の重大さがやっと解った。

普通はローカル私鉄や第三セクター鉄道の運転士を養成するにはJRやら大手私鉄などの「動力車操縦者養成所」という看板を引っ提げた研修機関で研修・教育を受けなければならない(動力車操縦者とは鉄道・軌道の運転士・機関士の総称だ。)。学科4ヶ月+技能4ヶ月=8ヶ月強(会社によって長くなるところもある。短くなる事は無い)で、技能の総運転時間も400時間以上かな?乗務をこなさなくてはならない。さらに形式が多岐に亘る鉄道はそれにプラスα時間。受託研修生は自社に帰属後、そこでまた自社の研修が約1ヶ月半ある(社によって差がある)。

それをいすみ鉄道は「自社養成」を行うとの事だ。

・・・「週1出社で講習」「自宅学習(ちゃんと給与対象。なので遊んでられない…)」「学科試験」→「合否」→「技能講習2ヶ月」→「技能試験」→「合否」→「動力車操縦者運転免許(甲種内燃車)交付」→「自社OJT(要するにJR出向社員である指導操縦者と共に見習乗務)で6~8ヶ月」・・・

・・・免許交付後に技能実務??見習いは免許無いから「見習」。
何だか順序も何もあったもんじゃないように感じるが、この計画書を関東運輸局(国交省)に提出して「やっとこさ」OKが出たのだろう。この通りで行くと実に丸一年以上の研修期間だ。列車本数が少ない路線での研修…慣例は他社で技能を行うから、自社養成だと通常の見習研修期間を遥かに上回っている。 


これらが成功したら「いすみ鉄道」の看板は更に大きいモノになること間違いない。

キハ52 125は12月頃に搬入されるとの事。
いすみ鉄道社長・鳥塚 亮さんの9月10日ブログ「キハ52 Q&A」にて現段階での計画(社長の考え)が記述されている。
コレを読んでワテは今からワクワクしている。

昭和40年製造のキハ52 125。製造から実に45年経過している。
それを維持整備・部品確保を現状維持して行くのは大変だ。社長のこだわりでDMH17H型ディーゼルエンジン(180ps)×2基を継続使用するのかも…いや、1基外して予備にしておいた方が…確かに2箇所の排煙口から各々黒煙を吐き出して加速するシーンが見たいが…

上総中野駅での小湊鐵道キハ200形との並びシーンも非常に楽しみ。同型エンジン搭載の小湊キハ200でノウハウ豊富な同社から熱いエールを受けるのだろうか?可能であれば惜しみなくアドバイスをもらった方がいいだろう。
来年春デビューなら大原駅で、最後の活躍をしている外房線113系との並びも可能か?

隣県・茨城県のひたちなか海浜鉄道(旧:茨城交通。茨城交通鉄道部門の分社化及び第三セクター化)も国鉄・羽幌炭礦鉄道留萠鉄道水島臨海鉄道から来たキハ20系とその兄弟車、平成20年3月に廃止となった三木鉄道から来たミキ300形、そして保存(建物代用?)車両のケハ600形(日本初のステンレス車体気動車)など趣味的に楽しい鉄道がある。
いすみがひたちなかとタッグを組んだイベントやコラボレーションがあったら最強なものになるかも…

同じ千葉県を走る銚子電気鉄道は9月23日に実施される旧型電車の引退で寂しいが、代替である元 京王帝都2010系伊予鉄道800系伊予鉄では7月全車引退)の2000形がこれまたサプライズ譲受からやっとこさ7月にデビュー。この2000形も京王ファンに限らず、当時の京王線利用者には喜ばれてると言う(冷房付きなのに電力都合で「非使用」…)。2000形も京王時代、昭和37年に製造されたものなので更にクラシック!(モーターと台車は昭和32~36年製である井の頭線旧1000系から流用なので更に古い)

いすみ鉄道も廃止存続問題があったが、見事「存続」する事となった。銚子電鉄も同じく経営に苦しむ
鉄道会社だ。ここでもお互い手を組んだイベント等で協調してみるのもいいかも知れない。
自社養成運転士・キハ52再デビュー効果・ムーミン列車によって自社にどれだけの効果が与えられるのか。成功すればこれは赤字と経営基盤崩壊寸前に喘ぐ各同業他社に限らず、かなり大きい「起爆剤」になると思う。

がんばれ!前原の策に見放されてる転換三セク鉄道!中小私鉄!海運船舶・自動車企業!

しかし民間から招聘された鉄道会社社長って、たま駅長で一躍全国区に知れ渡った和歌山電鐵の社長(=岡山電気軌道両備グループ社長が兼務)とかが有名。それぞれみんな手腕を振るうよなぁ...感心感心^^
そういう社長みんながその会社を好きになれて、鉄道そのものが本当に大好きなんだろうね。
そこからアイディアを借りて純粋な中小私鉄である富士急行富士登山電車フジサン特急)や上毛電気鉄道デハ101の動態保存維持と静態保存中であるデハ104の本線走行化(当面「クハ」代用で)に向けた考え〈交通新聞「群馬の鉄道合同イベント」記事インタビューで社長がその意向を固めた事を語っており、実車は既に方向転換作業が完了した〉)、長野電鉄元小田急ロマンスカー元成田エクスプレスの購入)、秩父鉄道(SL「パレオエクスプレス」運転の他イベント列車・沿線行事)・一畑電車デハニ52復活へと動く)などがココ最近がんばってるんだろうね。
また平成18年に廃止され、二年後の廃止日に北海道ちほく高原鉄道が甦ったし(距離は短いものの観光鉄道「りくべつ鉄道」として)。こういうのも良い起因だね。
和歌山電鐵の「いちご電車」「おもちゃ電車」「たま電車」と富士急行の「富士登山電車」を手掛けたのは、JR九州の車両のデザインなどで有名なインダストリアルデザイナー・水戸岡鋭治 氏(両備グループとJR九州のデザイン顧問を兼務中)の手腕が大いに発揮している。氏の鉄道デザインに手がけた功績は非常に大きい。氏はさいたまスーパーアリーナもデザインしたのね…毎日見ているが、う~ん言われてみれば水戸岡的インダストリアルデザインだ…


一度は「永久のお別れ」をしたはずのキハ52。再デビューしたら早速足を運びに行く事にしよう。

そしてJRの113系引退・211系撤退も近い千葉県内の鉄道が、ワテにとって熱いものになりそうだ。

何はともあれ、大糸線のキハ52が場所は離ればなれになっても今後もその姿を見る事ができるようになったのが何より嬉しい。

下記URL 千葉日報ウェブニュース「ちばとぴ」 関連ニュース
(本文中の「同鉄道は先月の会社存続決定を受け、老朽化した6車両の更新事業に着手。新型のほかコストを削減できる中古にも目を向け、観光路線に適した“秘密兵器”を探していた。車両更新は今回が第1弾」って…第2~6弾まであるんか、隠し玉が?!)

関東鉄道は2010年度末に元JR東日本キハ35系キハ300系が引退だから、購入が普通に考えられる。
JR西日本は2010年度末にキハ58が定期運用撤退…
会津鉄道キハ8500系は引退後も会津田島に留置されたまま…こりゃ会津も手を焼いたから無理か…
Posted at 2010/09/14 19:15:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄分 | 日記
2010年09月11日 イイね!

ダメだ、挫折か…

ダメだ、挫折か…ワテのメインカーであるユーノスコスモをリフォームしようと思いながら数ヶ月経過。
実際はまだ見積もしてもらっていない。

外装再塗装、ルーフと窓枠の劣化パッキン・ウェザーストリップ等全交換、パワステポンプ交換(以前は11と書いてあったが、リビルトは不明)、エアコン交換(リビルト交換前提)、ホース・パイプ類全交換或いはパイプ洗浄、一部機器オーバーホール、ドアレギュレター交換(左ドア用は一昨年バックオーダーにより生産したが、もう在庫無いんだろうね)、オイル漏れ箇所整備(エキパイに垂れてエンジンルームから焼魚の如くモクモク)、バッテリースペース錆箇所板金…

…軽く100は行く?

当然ゲンナマなんてありませんので「ろうき○」様に助けて頂く事かと。

一番高くつくであろう塗装・板金は専門にやってもらうつもりなんだけど、先ずは全部込みでマツダに見積をしてもらって判断材料にしようか…



…実際コスモにこれだけお金をかけるとなると、「挫折」という言葉が白羽の矢の如く浴びせられるのは…(略)

今、ワテは生活改善と意識改革を試行している。

葛藤の末、コスモはもう数年何とか乗り切ろうかと二・三日前に考えたつもり…現実を逃避してるね〓いや、現実重視です。。。


@サムネイルは2ヶ月ほど前のコスモの塗装劣化したルーフ。今はコーティングも剥がれ大変な事に…近年の酷暑&猛烈な太陽光線でやられたのだろうか???
Posted at 2010/09/11 00:36:04 | コメント(5) | トラックバック(0) | ユーノスコスモ | モブログ
2010年09月02日 イイね!

孤独生活16年目にして初めての…自炊

最近は生活改善として自炊している。
現在の地に住み始めた時(10年前)に購入した炊飯器をず~っと使わずにいたが、何となく「使わなきゃ」と思い…



ワテ一人しかいないので炊くのは2合が限度。
でも意外にすぐ食い尽くすワテ。
かと言って炊き過ぎて駄目にしてしまわないためでもある。
当初は副菜には納豆・キムチ程度でしかなかった。

ワテは一応調理技術があると思っているが、自宅調理は「空しい」との理由でやらなかった。
せいぜい袋の即席ラーメン程度。
そこを考え直し、まだまだ調味料が至らないものの醤油・食用油・ごま油・たれを購入して料理してみた。
なぜか食卓塩だけは何年も使わずストックがあったので、いよいよ数年ぶりに出番。
サラサラ状態を保ってるので使用には問題が無い。

失敗だったのは万能に使える
粉末のがらスープや
ガーリックパウダー、
ブラックペッパーを買い忘れた。

そこで作ったワテ自宅調理第1号品目は・・・

サラダ油適量・醤油適量・塩少々・エバラのたれ黄金味適量・最後にごま油で味付けをした
「韮とモヤシの豚挽肉炒め」



・・・
おかしいと思いません?

明らかに「作り過ぎ」...

4人前はあろうかと...

一応タッパがあったので、食い切れない分はタッパに分けた。

ちなみに味付けは選択肢少ない調味料の中適当にやったけれど、それなりに旨く出来たつもりだ。

タッパの韮モヤシ炒めはあまりにも多いので、夜、お馴染みスナックの姉御にメールしたら「持って来なさい!」との事で。。。
女の子達に食べてもらい、何だかんだでワテの食べる分が残らず食べ尽くされた。
お世辞だろうが「また今度はもっといろいろ作ってきて~」と言われた。
職場ではワテ料理を野郎どもに食ってもらってるが、女子に食べてもらった事って…
そういや初めての経験だなぁ ^ ^
(※過去「黒歴史女子」はこの意から除く)

Posted at 2010/09/02 13:16:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | うまいうまいっ !! | 暮らし/家族
2010年08月21日 イイね!

《テ》8月20日・21日の小旅行

《テ》8月20日・21日の小旅行今年の夏は何処も彼処も酷暑・・・
それでも晴天に恵まれた今回のワテ旅は3月9・10日にかけて行って来た「《テ》大糸線(南小谷~糸魚川[大糸北線])キハ52の追っかけ ②」の続編的な趣向で行ってきた。

目的であるキハ52形最後の活躍=JR線上における「国鉄キハ20系シリーズの終焉」でもあるのね。3月定期運用終了後の「3両」運転・5月GW・7月夏休み開始時期もあったが日程的&金銭的に無理だった。
今回は満を持して行った。それは以前出会える事が出来なかった「紺+黄褐色塗装」のキハ52 125との初対面であったからだ。

では、以下はフォトギャラリーとして日記を交えて紹介。



20日の行きは大宮から上越新幹線「Maxたにがわ」で越後湯沢へ。
湯沢で待ち構えていたのはおなじみ特急「はくたか」。今回は初めて北越急行所属の681系2000番代[スノーラビット]に乗車。北越急行所属と言っても通常配置はJR西日本 金沢総合車両所に管理常駐。JR東日本がはくたか専用に新車を製造しない理由で渋々北越急行の持分で製造されたようだ(越後湯沢~六日町・犀潟~直江津とJR東の受持ち距離が短少で、そのためにはくたか用のE653系を製造するメリットが無かった事と思われる。ちなみにE653系は本来常磐線用なのに、「はくたか」での運転も視野にあったのか意外にも交流60Hz区間も運行可能であるのだ。)。北陸新幹線長野~金沢開業後の処遇が注目されるところ。
「はくたか」は同じJR経由で運行する智頭急行の特急「スーパーはくと」とは違い、ほくほく線内では北越急行の乗務員が一切担当しないのだ(金沢・和倉温泉~直江津:JR西日本、直江津~越後湯沢:JR東日本)。でも同社HPでは自慢のタネとなっている。


越後湯沢から糸魚川まで乗車した「はくたか18号」は1時間ちょっとで着いてしまう。それでも最高速度140~160km/h(ほくほく線内。上越線での最高速度はカーブが多いのでせいぜい80~100km/h程度で、北陸本線での最高速度は直江津~糸魚川間だと130km/h)で運転される「はくたか」。新潟県の広さがわかる乗車時間だ。
大糸線用引上線には翌日の準備で表に出されていたキハ52が鎮座。
3月まであったレンガ車庫はとうに取り壊され、大糸線車庫は梶屋敷寄りに新築された。ホームからだと大幅にズームして撮影しなければ撮れない。


JR西日本HPにて運行時刻の詳細が発表されていなかったので、ワテは当日勝負で訪"糸"したが、駅構内にこうしたポスターが掲出。運転時刻も載っていたので、それを参考に行動する事となった。翌日は早起きとなってしまった。


宿泊は以前泊ったルートイン糸魚川。部屋に着きシャワーして夕食。駅前まで歩いて以前も入ったラーメン屋へ。前回昼の部閉店後もずっとたくさんお喋りして頂いた気立ての良い店員のオネーサンを楽しみにしていたのだが、聞くと「入院中」との事...
何の病気でとかは聞かなかったが、一日も早いご回復を祈っております。


ラーメン屋オネーサンに糸魚川のいい飲み屋を紹介してもらおうかと思っていたワテだが、紹介無しでは流石に気が退けるのでそのままホテルに帰還。
一人晩酌…しながら地元スナックの姉御と寂しくメールやり取り...


翌朝もいい天気。
部屋から見える日本海も青々していて清々しい。…しかしこの時間既に外は炎天下。熱中症対策に余念がない。
朝食無料サービスが売りのルートインにて鱈腹朝ごはんを食べた。空かしっ腹では尚更熱中症にかかる恐れがあるので、コレでもかと言わんばかりに食した…したら急に食べたのでお腹痛くなっちゃった...


糸魚川駅に到着すると引上線から転線してきたキハ52が大糸線ホームに据え付けられていた。


ジオパーク号として運転される為ヘッドマークがついていた。
キハ52 156には糸魚川のゆるキャラ「メーナ」と「ジオまる」が描かれていた。


初対面のキハ52 125が先頭。


首都圏色の156との併結は時代背景的にそぐわないが、見ていて楽しい。


キハ52 125には糸魚川ジオパークのマークが描かれていた。
世界ジオパークに認定されてる。ジオパークって何?で調べたら…
「糸魚川静岡構造線とフォッサマグナという日本列島の形成に関わる重要な地質構造、ヒスイなど貴重な鉱物や多様な岩石・地層が産出する地域であることから、ジオパークとして保全や利用の促進と、それを通じた地域の振興が進められてきた。これは、国際的なジオパーク活動とは独立に発想され進められてきたものであり、GGN が推進するジオパークよりも地質学に特化していた。2008年に国際的なジオパークに申請することで、国際的なジオパークへ発展解消した。」という事らしい。
大糸線はそれに沿って走ってるんだって。糸魚川って場所は地味だけど凄いんだねぇ…


レンガ車庫も壊され、3月時点よりも工事が進んでいた北陸新幹線工事現場。勿論糸魚川にも新幹線駅が設置される。改札が無い南口は民家がたくさんあり学校があるが、開発でもめなきゃいいけれど…


ジオパーク号が発車した後、後続(と言っても1時間後)の大糸線で追いかけ南小谷に移動。
物凄いマニア・ファン・観光客の数だ。もうベランメイ的に人が居ようが居まいが構わずフォト。でも雰囲気は伝わるでしょう。


ワテは喫煙所で一服着いてると松本方面から来たE127系が汽笛を吹鳴しながら進入。ワテは気付いていたが、ホームで撮影している輩は夢中で写真撮ってるため、ホームへ入るや否や痺れを切らした運転士が「スピヒョーーーー!」っとけたたましく田舎電車っぽい(211系と音色は同じ)汽笛吹鳴していた。
遠めに接近しているシーン。デジタルズームで撮ったので陽炎がメラメラ。車体が歪んでいる。まるで油絵みたいだ。


待機中のキハ52。遠い地域から来てるマニアは現金なもので、初めて見るのかE127系に現(うつつ)を抜かされていたので疎らに。なのでいい感じに撮れた。


実際ワテも間近では初めて見るE127系100番台。新潟地区の0番台とは前面スタイル・車内レイアウトが異なる。東北地方の701系と同化したスタイルなのが特徴=コストダウン車という事か?

参考:新潟地区のE127系0番台(左)


キハ52を沿線から撮りたいと思い、ワテは南小谷からタクシーで平岩駅まで移動する事に。でもタクシーは居らず…
ちょうど表に居た駅の助役さんに聞いてみると親切に内線電話を紹介してくれた。
タクシーでおおよそ25分。料金は5900円…トホホ
夏の平岩駅は登山客が多いので糸魚川駅から駅員が派遣されている。一人退屈そうだった。この時期しか稼働しないだろう年季の入ったダイキンエアコン(土星マーク時代のモノ)の室外機が大きな音をたてて回っていた。


平岩から小滝へと向かうキハ52「ジオパーク号」。ゆったりした速度でガーター橋を進む。同時にビデオ撮影もしていたためこの1枚のみ写真撮影。冬場のシチュエーションも撮っておけば…と後悔先に立たず。

さて定期列車はジオパーク号の1時間40分後…暇。する事無い。平岩は何も無い。あるのは目の前の商店のみ。しかしある事自体ありがたい。なので缶ビール買って飲み、飲み終えてまたもう一本飲み、またそれも飲み終えて今度は缶チューハイ。
列車が来るのにまだ1時間はあるのに酔っパッピになってしまった。そりゃそうだ。駅の外の炎天下で飲んでるんだから。


駅の待合室。
ふと見るとスピーカーの上に何やら…
赤い矢印に注目。



鳥が羽繕いして居ます。何だろうこの子?ツバメ?だね。
確かに駅玄関上にはツバメの巣がある。でもツバメ、ボサボサ。って事は雛が飛ぶ準備かな?


酔い酔いでいると駅舎脇にこんな花が。何だろうコレ?
綺麗なので撮ったのだ。


ようやく列車時間が近づいたのでホームに上がった。
3月の雪景色とは全く違い、新緑に覆われている。


現在の主力・キハ120で糸魚川へと戻った。エンジンノイズは轟音に迫力があっていいのだが、やはり趣向に欠ける。キハ120には高山本線で乗った以来の乗車だ。
次回のジオパーク号の運転があったとしたら富山のキハ58+28で運転されるのかな?


次回糸魚川へ来るのはいつの事やら…
ラーメン屋のオネーサンにも会ってみたいので、それまでお大事に…


さぁ帰りの時間。帰りは久々に583系寝台電車改造車の乗車体験。十何年ぶりだろうか?
東北・北陸・九州で運行されていた旧型客車列車を置き換えるも、地方で新車を製造する財政では国鉄には無かった。そんななか電車による寝台特急削減(「彗星」「明星」「なは」の客車化・「金星」「みちのく」「ひばり」廃止・「ゆうづる」「雷鳥」「はつかり」削減・「有明」「にちりん」「いなほ」撤退…)で余剰になった581・583系の有効活用で無理矢理苦肉の策で近郊型電車へと改造して誕生した車種である。しかし居住空間が狭隘で且つ乗降に時間が掛かる狭い折戸2ドアの客用扉でこの現世に生き残って来た事自体奇跡的な419系...兄弟の715系は10年以上も前に引退している。
実はワテ見た事は何回もあるのだが、この419系に乗るのは初めて。でも内容は715系(現:全廃)とほぼ同じ。なので「あの頃」の東北本線や長崎本線で乗った715系を思い出回帰しながら楽しく乗れた。
写真は中間車サハネ581改造のクハ418。同じ理由で誕生したかつてのサハ87(80系電車)改造のクハ85タイプを範にした切妻型高運転台が特徴で、同時期製造のクモニ143・クモユニ143の運転台構造を踏襲している。よく鉄道メディアでは記事で「ひょうきん電車」と扱われていた。
北陸本線は国鉄型電車の宝庫。
因みにこの419系は583系時代の年月よりも419系として過ごして来た年月の方が上回っている車両も存在しているのだ。
なお419系は、新型521系増備進捗により来年3月までに全廃の予定だから目が離せない。老朽化著しい同線主力の急行型電車475系共々、数がまとまっている内に再訪だ。
既に廃車になった419系は583系の部品確保に活用されてるようだ。
逆に583系に再改造したら面白いのだが…改造費、何億円かかるんかな?


天井が高いのは583系だった証。一部は中・上段ベッドブロックが存置されたまま。出してみたいぜ。


直江津に到着。
あれまトップナンバー。でも改造順番がたまたま「1」であるだけで実際はバラバラ。今回は「クハネ」先頭車(583系「月光型」スタイル)に会えなかった。


直江津の留置線には改造待ちのため遥々浦和から疎開されて来た元京浜東北線209系が留置してあった。各工場で行われている房総向け更新改造を待っているのだが、これは長野総合車両センターで改造されるのであろう。
一時は全車廃車解体と発表された209系0番台もとりあえずは安泰。だが房総地区の普通列車グレードダウンに貢献…か。



帰りは行きと別ルート。長野経由を選択した。
信越本線直江津~長野に乗ったのは特急「白山3号」で乗車して以来の事だ。
乗車したのは189系「妙高」。「あさま」色のまま使用されており、これらは頻繁に首都圏へも遠征してくる。
「妙高」は普通列車だが6号車は指定席。座席はフリーストップリクライニング座席。乗り得列車だ。しかし直江津駅は国鉄型電車がひっきりなしに来る駅だねぇ。。。!!!

ワテはコレに乗りながら物憂げに浸り、最近の「あまりにも…」的な出来事や過去を頭に浮かべながら…といろいろ考え事しながら乗っていた。

長野からは新幹線で一路大宮へ。帰途後は荷物置いてシャワー浴びてスナックへと消えたのだった。


次回の鉄旅は10月中旬に行く『キハ181系 特急「はまかぜ」を追う旅』の予定している。
昭和43年10月のデビューから43年目、いよいよキハ181系は平成23年3月にキハ189系に置き換えられる。キハ181系は定期運用から撤退する(波動用に残る模様だ)。
Posted at 2010/08/31 16:51:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄の旅 | 趣味
2010年08月03日 イイね!

苦渋な見直しを致しました

ワテ所有の原付二種(桃色ナンバー車)は8月3日時点で三台でした。

6月30日に車種(昭和39年製の国産旧車スクーター)が増えました。

コレはワテが購入した車種なので税金・自賠責・物品購入など経費維持するのは勿論なのですが、復帰に向けた重整備と保全維持は一切友人めろん氏(みんカラ放置中のにゅむタン氏)に委託。これまでの二輪とは違い、明らかにめろん氏の趣味道具でもあり助かります。

ワテ宅は貸家。まぁまぁ置場には困らないのですが、50以下の原付を含め些か過剰台数なので処分した車種があります。

7月に引取られて行った「ランナウェイ」。ワテが最初に乗り回した原付バイク。

スタイルや乗り易さは良かったのですが、やはりちょっと現代の交通事情では難があると判断。某オクで落札されて新たなオーナーの元へと旅立ちました。

処分しなくてはならない原付はあと二台。「バリエ」です。

バリエは不動状態だが多少の手入れで復帰できる個体と、かなり前から現役離脱している部品取り車の二台があります。
前者の方のバリエは出品中(8月6日現在)ですが、やや価格設定に難があってウォッチリストにも入れてくれてない…落札なし再出品時は価格設定見直そう。


それでもってワテ自身恐縮な思いの中処分してしまったのが、
3月末に購入してきたばかりの「ベンリィCD125T」。
憧れを持って購入したのですが、ワテの体格(特に右足ステップとブレーキペダルの位置関係によるくるぶしへの負担)と車格が一致していなかったため、購入以来乗車する機会が殆どありませんでした。
気が向いて乗っても、右足が攣ったりくるぶしが悲鳴を上げてしまいすぐに舞い戻ってDREAMに交換して再出発してしまう顛末…
辛い・痛い思いをしながら運転はちょっと嫌ですよね。

8月3日
ココでワテ一念発起してネットでバイク買取の複数社査定を依頼。
上限価格として・・・
A社は「19万」
B社は「20万」
C社は「15万」
D社は「9万」
E社は「5万」

う~ん、随分と差があるもんだ。

結果来宅しに来たのはB社とC社のみ。○○○王も来る予定だったが、後日になるとの事で来れませんでした。

C社が先に来て、ベンリィをじっくり査定。
「今見たところこれで…」
と7万のメモ…

当然納得いかないじゃん。

しかもその7万から「私の交通費雑費ふくめてここから引かさせて頂かなくてはなりませんので5万で。後日あらためて参りましての査定ですと更に交通費が…これは他社様も同じ事を致します…」

いや~胡散臭い。

ワテはトイレで家に入るフリをしてB社に連絡。
「今どの辺りでしょうか?」
『今はさいたま市北区の…』
「じつはですね、今C社が居るのですが平気ですか?」
『勿論です。相互立会いは私どもの仕事の一つですので』
「C社が胡散臭い事ばかり言うので…」
『わかりました。急ぎます!』

C社のぶつぶつを聞きながら待ってると、C社が「来たようですね」。

B社「お待たせいたしました」

・・・・・・・・・・
B社は手馴れた手つき・目線・作動確認をC社とは全く違う要領で査定していた。

さて査定が終わり、ワテにC社が「ここはひとつ競り方式で…B社様は大手ですので一発では私が不利です。」、B社は「いえいえ、一発査定で行きましょう!絶対負けません!C社様はお客様が一番不利になります」
C社「年式が少々行ってるのとマフラーの錆やビジネスバイクなのでそれなりの覚悟は…」
B社「いえいえ用途・年式は気になさらないで下さい。新しくても傷だらけってあるじゃないですか?でもコレは年式の割りに新品同様の箇所が多いです。実際の使用感という範囲内の傷しかありません。マフラーは使ってれば熱錆が発生します。お任せ下さい!」

「まぁそんなお互いハッキリモノ言いますねぇ冷や汗」と流石にワテタジタジ。どうして良いものか解らなくなってまして…
B社「毎日の仕事なのでごく当たり前です。ね、C社の○○さん」
C社「何をおっしゃいますかお初じゃないですか?」

ワテは飲み(女性二人と夕食)に行く約束しているし、シャワーもまだだったので「時間も迫ってきたので。では決めたいと…」と放った。

渋々「競り」を選択。

C社「では9万」
ワテ「おいおい冷や汗2さっき7万で買い取って最終的に5万とか…何だったんだよ」
B社「*万」

・・・
B社「ぶっつけで1*万」

C社「ではちょっと社長に電話を…」

B社「ここで決めましょうワテさん!」

ワテ「…」
電話を終えたC社が「許可が出ましたので1*万1千円で」
B社「申し訳ありません。当社はこれ以上…」
そういうとB社さんはトラックの方へ行き何かやってる。
C社「この度は…で、実はここからがお話し合いなのですが、雑費や自賠責解約の何タラでこの額から」とやってると、B社が携帯を切りながら「いま社と打ち合わせました。1*万で手を打ちましょう」と。
C社「ではこれにて私は…あ、ワテさん、B社様から値下げ交渉が無いよう見届けてもよろしいですか?」
B社「当社に限ってありえません。それはC社様がお得意じゃないですか^^;」
結局B社に決まりました。

ゲオバイクさま、高価買取ありがとうございましたわーい(嬉しい顔)

B社(ゲオバイク)とC社の明らかな違いは・・・
C社は車体状態(傷・くすみ・年式)ばかり指摘減算。ゲオバイクさんは減算から良い部分を重点的に引き出して加点をくれていたようです。


ベンリィ最後の日の様子の写真




僚友DREAM125と並べて停めてあったものの、お互いカバーを外して肩を並べた事がありませんでした。
同じホンダ125ccバイクなのに、大きさも重厚さもデザインも全く違います。DREAMは軽いし出し入れ楽。ベンリィは腱鞘炎になりそうな事があった。

査定中の写真

左の私服の方がC社、右の作業着の方が納得の行く額で買い取って頂いたゲオバイクさま。
言葉遣いとスタイルってやっぱ大切。業者はやはり第一印象かもね。
ゲオさんは懇切丁寧ハキハキで、お若い方なのに教育が行き届いているという印象でした。
C社さんはいつも耳打ち話的な言い方で、何だか自己啓発を装ったペテン師(悪過ぎる言い方ですが、最初から胡散臭かった)っぽさがあってアンダーグラウンドな感じが印象的だった。
見積査定で即日売却なんてクルマでもした事が無かったので新鮮味ありました。
^_^勉強になりやした。


こうしてベンリィCD125Tはドナドナされて行きました。

一番のセールスポイントとして見てくれたのが、
「グリップヒーター装備とタンデムシート装着」との事でした。

短い間でしたが、ベンリィちゃんありがとう。
達者でな泣き顔

こうしていくつかの区切りをつけながらワテの新しい生活もスタートするところなんだし。
…でも本当に精神的にどん底でいろいろあり過ぎて…
もう塞ぎ込むのも良くないね…ハァ

ワテ、もっと挫けずに頑張ってよ!(はい涙
Posted at 2010/08/07 12:41:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | ベンリィCD125T | 日記

プロフィール

「みんカラは休眠中。」
何シテル?   06/03 23:12
クルマ・バイクや鉄道等が好きです。 特に古いモノにはいつも魅了されますね。 別に新しいモノが嫌ってなわけではないので誤解しないでおいて下さい。 さすがに食...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

ぶらり輪行女子 
カテゴリ:おでかけ 買物
2012/06/16 20:13:23
 
mixi   
カテゴリ:ブログ・SNS・ツール
2010/05/04 20:02:24
 
NINJA TOOLS 
カテゴリ:ブログ・SNS・ツール
2010/05/04 19:55:56
 

愛車一覧

スズキ ハスラー スズキ ハスラー
人生初の4輪の「新車購入」です。
スバル R-2 スバル R-2
昭和46年(1971)式 富士重工業 スバルR-2VAN デラックスです。 S46年10 ...
ホンダ ドリーム 125 ホンダ ドリーム 125
A.P.HONDA(タイホンダ) Dream125 ฮอนด้า - ホンダ Dream ...
三菱 シルバーピジョン 三菱 シルバーピジョン
新三菱重工業 シルバーピジョン C140 昭和39年(1964)式 125cc強制空冷2 ...

過去のブログ

2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation