2009年03月27日
今は北海道へ渡道というと何を思い浮かべますか?
飛行機。
それが普通でしょうね。
ワテは個人で航空利用による渡道は一回しかありません。
カシオペア。
一人旅には贅沢すぎますね。
全室A寝台で、部屋タイプで違いはあるものの皆高価。
豪華絢爛な列車です。
北斗星&トワイライトエクスプレス。
一往復便のみとなった北斗星はポピュラーな選択。
トワイラ~は大阪から乗るのがベストですが、関東からの利用だと新津から乗車すれば行けます。
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今から21年前、昭和63年(1988)3月13日までは青森~函館を鉄道連絡船 青函連絡船が結んでいました。
末期に活躍していた船舶は
客貨船(津軽丸型)
八甲田丸(黄・八甲田山系と水蓮沼)
大雪丸 (緑・大雪のヒグマ)※大雪丸は一足早く昭和63年1月6日に終航。
羊蹄丸 (臙脂・羊蹄山「蝦夷富士」)
摩周丸 (青・神秘の湖「摩周湖」)
十和田丸(橙・十和田湖)
客貨船(渡島丸型客船改造)
石狩丸 (鮭)
檜山丸 (江差のかもめ)
貨物船(渡島丸型)
空知丸 (すずらん)
入港時援助のタグボート「ふくうら丸」「ひうら丸」「かつとし丸」も懐かしい...
ワテが連絡船リバイバル運航時に収録した録音テープ音源を公開します。
下記の紺色文字のタイトルをクリック。ユーザー名は省略でパスワード「minkala」。
① 青函連絡船1便青森接岸中の出港前案内
出港前の旅客案内放送。指定座席や寝台利用者は席につく前に事務所にて手続きが必要。
② 出港前のドラボーイによる「銅鑼」
昭和45年までは「ドラボーイ」がいましたが、その後は録音テープで銅鑼の音色を流していました。今回はイベント航行とあってかつての銅鑼演奏を実演。
ボーイ(OB船員さんでしょうか?)が本物の銅鑼を持って「はいちょっとあぶないですから」と言ってはいたものの「パーン」…かなりビックリした。
2分59秒あたりで見送り者の追い出しを呼びかける。さぁいよいよ出港直前。
③ 「十和田丸」青森出港!函館へ向けてゆっくり動き出す~船内案内
タラップが収納され準備が整う事を確認されると、列車の発車と同じく手笛吹鳴と出港ブザー。
・・・そして
「汽笛一声!」
♪よく耳にする閉店時間に流れるものと同じ「蛍の光」が流れ始めるとゆっくり動き出し、護岸と船体の間で海水が泡を立てて離れる。
観光で乗船している客は旅情に酔いしれ、故郷を離れる者達は(函館から乗船の人は特に)何人涙を流したのでしょうか…
ワテもこの出港時汽笛の音を聞いたら現役末期の連絡船の思い出情景が脳裏を巡ってジワーッと来ました...特に二度目の吹鳴(2分23秒)で。この音源聴いていても同じですね。それだけ連絡船って素晴しい存在でした。
かつて赤字経営(定員1200名のところ乗客15~30人なんてザラだったそうで…)の閑散時は蛍の光は流さなかったそうです。
2分41秒ではまだ青森構内で入換えている電気機関車の汽笛が聞こえる。本当にゆっくりと動き出している様子がわかります。この頃の青森には「電車」と言ったら特急だけでした。
後半は事務長(列車で言う車掌)による船舶案内や観光案内を放送している。
連絡船は船舶ごとに乗組員が組成され、一つの社会が構成されておりました。
④ 十和田丸に近づく補助汽船との汽笛合図
函館入港時は船体を回転させる補助汽船が近づいてくる。知らない人が見たら突進してくるので「何何?ぶつかってくる!」と思われたそうです。
十和田丸とひうら丸の挨拶。
⑤ 「十和田丸」、補助汽船と挨拶
上のファイルと同じシチュエーションで青森に入港。十和田丸とふくうら丸が挨拶。聞こえづらいけど8秒付近で十和田丸が吹鳴。
⑥ 「十和田丸」青森接岸
上のファイルの続き。十和田丸は補助汽船の援助を受け、船体を回転。甲板員の距離目測の放送に補助汽船が短急汽笛で合図。大型船舶入港ならではの「阿吽の呼吸」を垣間見れた。必ず乗客がこの作業に注目するので、双方が気を抜く事が許されなかった事でしょう…
3分30秒付近で十和田丸甲板員が「ふくうら丸ありがとう」と言うと汽笛を鳴らしてふくうら丸が去ってゆく。
5分26秒で十和田丸は青森桟橋に接岸完了。
BGMの津軽三味線が青森到着を盛り立てる。

摩周丸の甲板から函館湾内に係留の十和田丸を望む。
《撮影:ワテ 昭和62年12月》
羊蹄丸のテープが只今紛失しております。見つかるのはいつの事やら…
その代わり写真が大量に出てきました^^
Posted at 2009/03/27 15:59:38 | |
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鉄分の想い出 | 趣味
2009年03月26日
愛車紹介の「フォトギャラリー」にUPしました。
鉄好きのかた、船好きの方、古いもん好きの方、どうぞお入り下さい。
(鉄ネタ御免)
青函連絡船メモリアル①
青函連絡船メモリアル②
青函連絡船メモリアル③
青函連絡船メモリアル④
青函連絡船メモリアル⑤
コメントはこちらでも個々ギャラリーでも構いません。
Posted at 2009/03/27 19:42:55 | |
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鉄分の想い出 | 趣味
2009年03月20日
3月20日(金)春分の日。朝のうちは雨に祟られるも次第に雨も上がり急速に晴れ渡ったのですが、この時期の晴れの日らしい強風に見舞われた関東平野でした。花粉症の方には辛い日々であります(ワテは未症)。
11時半にようやく布団から出てもする事何も無く、呆然とPCつけてネットして遊んでいたら知らぬ間に携帯ににゅむタン氏からメールが受信されていた。
ワテ近所のバイク用品店に来るついでに遊ぶとの事。
家は互いに近いけれど休みや明けが中々合わないので頻度高く遊べずにいる。ましてや既婚とヒトリモンの差もあるorz
昼下がりになりワテが悠長に風呂から上る頃に来ていたらしく、髪乾かして二階に上がる時に普段聴きなれないミゼットとは違う2ストサウンドが聞こえるも既に遅く遠ざかってしまった。
「やばい来てたんか!」
携帯見ると不在着信とメール連発。
ワテがいる事は承知で、にゅむタンは「寝てるんか?一先ずナップスで用事を済ましてる」とあった^^
その割には中々来なく、とりあえずワテは8日にセル無反応になったコスモの手入れをして待っていた。セル無反応とは言ってもワテが車検前にバッテリーを載せ換えた時の不備で、バッテリーマイナス側のターミナルの締め付けが悪くて緩んだのが原因でした。その付け直しをしただけです。
にゅむタンはなかなか現れず、ランナウェイを引っ張り出して車体を軽く拭いているとメールが来た。どうやらワテがナップスに来るものだと思っていたようだ。
にゅむタンは新参のラビットで登場(←ラビットをクリックしてね。再生されるラビットが見れます)。
先ずはせっかく出したランナウェイで近場のホームセンター巡り。
帰宅後ちょっとハローを出してみようとカバーを外しエンジン始動。
何度やってもエンジンに火が飛ばず...
何十回もキックしても火が飛ばず...
結果はガス欠でした^^;
コックを予備にして走行する前にフォト

双方の時代は違いますが(ラビットの方が古い)、ビンテージスクーター同士の並びはいいものですね。
20日は彼岸とETC1000円開始による迂回も重なり行楽者で周辺道路は皆渋滞。渋滞の中注目(?)されながら夕暮れ時のささやかなツーリングを致しました。
Posted at 2009/03/21 13:40:15 | |
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ハロー | 日記
2009年03月15日
前ブログで羽越本線金塚駅で暇を持て余している時、辺りを見回すとこんなものが静かに鎮座していました。

新潟交通で使用されていたバスの廃車体でございます。
いつ頃まで現役だったのかな?
平成初期頃までは使われていたのでしょうか?
車体は地元新潟の車体架装企業の北村製作所「北村コーチ」。
エンジン&シャシーは後部点検蓋の形状からしていすゞである事には間違いありません。
形式はBU10?CJM?
リア上部傾斜も少ないし、窓もユニットサッシなので昭和54年頃の製造でしょう。
ワテが蒲原鉄道(平成11年10月廃止)に乗りに行った時の村松駅バスターミナルにはコレとほぼ同じ蒲原鉄道のバスが現役でいました^^
比較的新潟・福島・長野県内の路線バスには遅くまで使われていたものと思われます。
写真の形式よりも古い北村製ボディーのバスはワテの幼少期(昭和53年頃まで)に東京都内の西武バスや関東バスでよく見かけましたし、東急バスでは日産ディーゼル車(2サイクルの4R)やいすゞ車(BU04)を日常的に乗ってました。
昭和60年頃までは関東でも箱根登山鉄道や東急バスなどで見られました。
新潟交通と言えば最後の北村製フルサイズのバス(前頭部が異様に傾斜しているLV「なまず」と言うやつ)に一回だけ乗った事がありましたが、あれはもう現役は残っていないのでしょうね…
Posted at 2009/03/15 13:36:09 | |
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クルマその他 | 趣味
2009年03月14日
3月5~6日の「米坂線探訪」の動画の続きはこちら2点。。。
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米坂線-2
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米坂線-3
Posted at 2009/03/14 02:55:38 | |
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鉄分 | 趣味