【都城市】JA都城 家畜市場

都城市は全国の自治体の中で畜産の生産額がトップという日本一の畜産の町です。

都城市内には２つの家畜市場が隣接して建っていますが、JAの家畜市場では牛と豚を取り扱っています。

中でも毎月中旬に開催される和牛子牛市場では年に２万頭あまりの子牛が取引されています。昨年、一昨年と取扱高１０億円突破ということで地元でも話題になりました。

和牛の子牛は生後、８～１２ヶ月（１年は越えません）の間、生産農家の愛情を受けて飼育されます。子牛はただえさを与えれば大きくなるわけではなく、発育に見合った飼育技術がある。非常に大きな生産コストを要するのですね。

写真はセリの様子。防疫上の措置もあってなかなか一般の方は入りにくかったりもしますが、ここで取引された牛は宮崎牛はもちろん、佐賀や三重・・・といった各地の銘柄牛の素牛として旅立っていくほか、繁殖用として遠く北海道まで渡っていきます。
住所: 都城市都北町7240