例によって,部分引用で・・・
注意事項:喫煙者の方には嫌われそうな内容も書いておりますので,悪しからずご了承ください。悪意はまったくありませんので。(タバコを止めてくれると嬉しいなぁ,とは思っていますよ。ホントに。本人にとっても,周りの人にとっても,良いことが一つもないのですから。あ,自治体の税収には影響しますが,それはまた別の話ですね。健康第一!(笑))
---------------------その2----------------------------
(前略)
「人は死んでも生き返ると思いますか?」
しかし、今の日本社会には、死を認めないムードがあります。高齢者が家で亡くなるケースが減り、死は一般に病院に閉じこめられ、生活や意識から排除されているのです。死が見えなくなっている。
最近のある小学校のアンケート結果を見て驚いたことがあります。「人は死んでも生き返ると思いますか?」と先生が尋ねたところ、なんと3分の1が「生き返る」と答え、3分の1が「わからない」と回答したというのです。正解はわずかに3人に1人(宇都宮直子『「死」を子どもに教える』中央公論新社)。死はリセットできるものと感じられていることがわかります。
末期まで懸命に生きる患者さんの闘病記はテレビなどで人々を感動させる一方、死そのものは日常からきれいに拭(ぬぐ)い去られているのです。日本人の大半は、死なないつもりで生きているのではないでしょうか。あるいは、死の感覚を喪失しているのではないか。
がん治療の進歩によって、がんの半数は治癒できる時代になりました。しかし、「がん=死」というイメージはまだまだ根強い。憲法で戦争を放棄し、徴兵制もない今の日本で、死に直接結びつくのは、がんくらいでしょう。ですから、
多くの日本人にとって、がんは「縁起でもない」存在です。最低限の知識も耳に入らなくなってしまっているのです。
実際、
高い喫煙率、動物性脂肪ばかりが増えている食生活、低い検診率と必要の乏しい高額の検査、あまりの手術偏重、軽視される放射線治療、不適切なそして使われすぎの抗がん剤治療、放置される患者の苦しみ、根拠がなく法外に高い健康食品や民間療法、心が通わない医師と患者の関係……など。日本のがん医療には、問題が山積しています。
でも、こうした問題を解決していくには、専門家ではなく、
日本人の一人ひとりが、まず「がんを知ること」です。知らなければ立ち向かうこともできません。国民病なのだから、私は小学校から教科書で教えるべきだとすら思っています。
がんは他の病気とちがって、患者さんの人生の縮図とも言うべき病気です。人生の時計の針が多少早く回っている、と言えるかもしれない。がんの患者さんは、人生はだれにとっても、いつでも下り坂であることを身に染みてご存知です。
がんが治っても人はかならず死にます。人間の死亡率は100%です。がんを通して人生を考えることが、「よく生き、よく死ぬ」ことにつながると確信しています。
(後略)
続きは
こちらで。
独り言
「知らなければ立ち向かうこともできません。」
他の事にも当てはまりますよね。普段,よく分からないから・・・と判断を先延ばししたり,保留したりしていることは誰しもあると思います。が,今回の原発に関してはそんなことをしている余裕は全くないのでは?と個人的に考えています。
ま,そのためにはまずよく知ること!から始めないと・・・ですね(苦笑)
---------------------その3----------------------------
こちらは見出しを列挙しておきます。全文必読な内容と思いますので,
ぜひ一読を。
「がん細胞との闘いは、毎日5,000回も起きている」
「聖人君子でも、がんになる」
「生活習慣とがん」
「冷蔵庫で胃がんが減少」
「ウイルスで感染するがん」
「がんの『アジア型』と『欧米型』」
「がんを防ぐには?」
「タバコとがん」
(注)最後の項目は喫煙者の方々には,厳しい内容となっております。私の職場でも先月終わりから建物内完全禁煙になりました。そのため,たばこの火を付けたまま室内に入らないよう,出入り口には「消して」もらうために吸い殻入れをおいてあります。が,ここでたばこを吸う方の多いこと・・・先日,雨の日には2重ドアとなっている風除室の中で吸っている方まで<さすがに,注意しましたけど(苦笑)
ええ,私自身がまったくの非喫煙者なので,ちょっときつい書き方ですみません。でも,狭い空間では本当にタバコの匂いで気持ち悪くなるのです。健康に影響がある上に,匂いも嫌いな人は嫌いということをご承知いただければと。何より,吸っているご本人の健康が一番影響を受けますから。(ついでに止められない場合は,はっきり言って病気ですよ〜。薬物依存ですからね。)
さて,それとは別に,
この中で,全然知らなかったのが・・・子だくさんのお母さんは乳がんができにくい・・・でした。う〜ん,ナンというか,
やはり母親が強いのね・・・(いや,ちょっと違うんですけどね。)
Posted at 2011/06/19 07:28:58 | |
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