
生憎の雨…そう形容するしかないほど強い雨の中968を走らせ行ってきました、群馬県は川原湯温泉というところで開催された、924系サイト・ユウキさん主催の924の日に。
最初のうちは「クルマのオフ会なのにこんな雨なんて…」と思っていましたが、雨の中をひたすら走っていると「ま~こんな日でもないと敢えて雨の中を遠くまで走らせに行くこともないし、そもそもポルシェはGTスポーツだから雨天時の性能とかじっくり味わういい機会かも」という心境になり、楽しんで向かうことができました。
特に感じたのは、
1.群馬の下道は都内近郊ほど舗装が整ってないので、雨でミューが落ちているときは特にステアリングをとられ易い…太いタイヤのせいかな?
2.高速道路はFRと思えないほど走り易い…基本的にはFFや4WDの方が有利だと思えつつ、重量配分と太いタイヤ、サスセッティングのおかげかストレスなく走れる。
3.さすがコストがかかった造り、ルーフの雨音が静か。
4.最近のクルマにはまずないほど寝ているリアウィンドウには、CSにはないリアワイパーが有効。
などなど…雨の日にほどほどのペースで走って愉しみながら川原湯温泉駅駐車場に到着すると、ユウキさんをはじめとする924系常連の方々4名がすでに到着しており、その後立て続けにレアカラーの968が2台滑り込んできました。
手前から、ユウキさんの924SCS、My968、金閣さんの968CS、はやてさんの968tipです。
手前のはやてさん号は、先日ブログで取り上げたローダミンレッドメタリックです。こんなに早く改めて実物を拝める機会が訪れるとは感激。その奥の金閣さん号は一部で熱い注目を浴びるリビエラブルーです。どちらもクルマのキャラに似合ったいい色です。やっぱポルシェはこういうカラーがないとね!
その後も続々と924系マシンが飛来してきます。
ガーズレッドが2台並んでますが、どちらも見事なツヤを保っています。
今回はなぜか968だとホライゾンブルーが多かったです。いつも良く目にするマリタイムブルーは今回は1台もありません。
これは一見ミラーリング?水平反転?…ってことはありません。それぞれまさみつさんの968、ナカタさんの924S、DEVIさんの968、パワー3さんの944です(合ってるかな…?)。
前回は944のルーフにポルシェバイクを搭載して参加した富山のT2さんは、今回何と914-2.0でやってきました。
先日車検をとったばかりというT2号、ホワイトの外装が輝いてます。アンサのマフラーがついたVWフラット4が男らしくもレーシーなサウンドを奏でています。ここに至るまでにはいろいろ苦労もあったようで、その甲斐あって見事な出来映えですが、まだまだ手を掛けていくとのこと。
ひと通り参加者が揃ったところで集合記念写真撮影~924系恒例「はとバス式自己紹介(オーナーがクルマの前で自己紹介し、ギャラリーが順番についていくスタイル)」と相成りましたが、2名紹介したところでユウキさんの「ここは通りに面しているのでウルサすぎる」という一声で自己紹介は中止、そして謎の施設「薬ナントカ園」に急遽移動することに(誰もちゃんと名前を知らないという…^^;)。
薬「王」園に着くと、広々として静かな駐車場が。ユウキさんの判断が正しかったようです。
これくらい広々としてるとオフ会向き。さっきの場所から比べると環境が劇的に改善!
つつがなく自己紹介も進み、最後はshigeさんでしたがなぜかクルマなし…!
何と先程ワイパーが不動になってしまったそうで、しかたなく駐車場にクルマを置き去りにしてしまったそう。不運にも雨天&旧車?ならではのトラブルに見舞われてしまったようです。オーバークオリティなメンテがモットーのshige号ですらこういうことが起きるんですよねぇ。僕も初代シビックに乗っていた時、やはりいきなりリレーが壊れて土砂降りのなかワイパーなしで帰ったことがありますけど、アレは危険です。ワイパーって大事!
謎のアミューズメント施設?「薬王園」に400円払って入園、敷地内にある薬膳レストランにてランチタイムとなりました。
ココはどうやらハーブや薬草・漢方・自然食品等をテーマに色々体験したりできる施設のよう。写真の手前には巨大な弥生人のような石像が狛犬よろしく建っていて訪問者を出迎えております。
はるばる青森からやってきたRDMさんは、「部屋の整理に…」と貴重なミニチャンプス製1/18スケールの924パトカー仕様(未開封)を売る為に持参。「924だから924円で…」なんてあまりに無欲すぎてそんなのイケマセン!
大幅アップするも激安特価にて、晴れて924Sオーナーのナカタさんの元に嫁いでいきました。
いのししカレーとさんざん迷った挙げ句チョイスした地鶏カツカレー。なかに色々カラダに良さそうな具が入っていて、ルーも何だかちょっと普通と違うスパイスが入っているようで、なかなか美味しい!肝心の地鶏カツはイマイチでしたが…。手前のは薬膳酒、ま~クスリのようなお味です。効能は?ですがきっとイイんでしょう。
ランチを終えて駐車場に戻り、あとは自由解散、ダベリタイムです。ダベったり、持ち寄ったものを広げたり、薬王園で漢方薬を処方してもらってたり(!)、皆さん思い思いに楽しんでいます。
ほどなく、1台の968を囲んでのトラブルシュートが…はやてさんの968です。実は到着したときからヂャリヂャリリリ…とイヤ~な音を立てていたのですが、前後に動かしたりジャッキアップして手で回転させたりして、「タイヤを外してみよう」ということに。
ガレージジャッキのみならずトルクレンチとインパクトドライバーも持参してきた福島のちきちきさんが手際良くタイヤを外していきます。恐るべし。
色々触ったり、押したり引っ張ったり叩いたり回したり…不良箇所を探っていると、しばらくして「コレだ~!」とちきちきさんが出したのは小さな石っころ。コレがローターとバックプレートの間に入り込んで悪さをしていたようです。
いや~良かった良かった、素晴らしい!
皆が固唾をのんで見守るなか、普通ツーリングには持ってこないツールと924系マシンに精通した技術でもって解決したちきちきさんは、そのときヒーローに…。
こちらでは、nakaさんのフルエキゾーストの御披露目が始まりました。
エキマニから出口までの排気系をワンオフで完成させたnaka号。以前湘南で試乗させていただいたときと比較してアイドリング時はより静かに野太く、そして回すと爆音に。サウンド的にはもはや完成の域に…。nakaさん的には、あとはパワーを更に追求したいとのこと。リアスポやアンテナ等細部にも抜かりありませんねぇ。
あまのさんの944S2はスーパーチャージャー仕様。もとは自分の968のとほぼ同様のエンジンとは思えないほどおどろおどろしいサウンドが…。乗ったらどれだけスゴいトルクに見舞われるのでしょうか。
今回唯一のカブリオレ、ボスケさんの968cabはミッドナイトブルーの内外装に純正17インチが決まっています。フロアマットも別注品にてカラーコーディネートしておりスタイリッシュさではピカイチ。カブってリアフェンダー上部が別パーツだったんですねぇ。
最後に、masさんの944Sをお借りしてプチ試乗しました。意外にも人生初944体験です^^
968のバリオカム付き3.0DOHCユニットと944Sのバリオカムなし2.5DOHCユニットでは50psの差がある訳ですが、たしかに走り始めは良く言えば穏やか、悪く言えばもっさりした感じです。ただ、慣れてくると印象が変わってきます。穏やかもっさりと思えたエンジンも、気がつくとすぐ100km/h以上は出ているので決してタルいエンジンという訳ではありません。単独で走っている分には何の不満もありません。上りは少々キツそうですが、踏んで楽しめるとも言えます。何より、結構速いはずなのに目を逆三角にしたくならないキャラがいい。速いのに優しい感じとでも言うんでしょうか。968はその点もっとエモーション寄りというか、ギューンと回るフィールがドライバーに刺激を与えてトバしたくなる性格です。
アウディ製5速MTも、968のゲトラーク製6速MTと比較して少々剛性感に欠けるフィールですが、これも慣れるとゲトラークのようにゴクゴクと堅くない分優しい。ギヤ比も適切だから疲れません。ゲトラークはフィールがソリッドな上に6速クロスですから意味なくシフトするのさえ愉しくもある反面、忙しくシフトを繰り返しがちになるギヤ比です。
ステアリングホイールも944のはエアバッグなしですが、予想以上に軽くて握り易いので気に入りました。968用エアバッグ付きだけを触っている分には決して感じられない「ステアリングの慣性マス」をハッキリと感じました。
車重も軽くタイヤも小さいせいか、乗り味がライトウェイトスポーツ寄りというか、自分の968と比べて随分軽い印象だな~という感じです。こう考えると968は随分GT寄りというか、911寄りのテイストで、944Sはまさに924系のど真ん中っていうか、バランスいいなぁと思いました。そんな、かくも美点を備えたmas号最大の弱点は…◯◯◯◯◯のフロアマットでしょうか…^^;
そんなこんなの帰り道、雨のなか時に渋滞に巻き込まれつつもひたすら走り続ける道すがら思うのは、何だかんだ言ってもやっぱ自分の愛車がいちばん、ということ。乗ってるあいだは、こんないいもんないって思える、自分にピッタリした感覚。今日ここに集まった924系の各車は皆さんそれぞれ思い思いのマシンであり、皆さん自分の愛車がいちばん可愛く思えていることでしょう。
924系はやはりポルシェですから、新車の時はステイタスで購入したヤッピーのビジネスマンズエクスプレスだったり、お金持ちの奥さんのゲタ代わりだったり、ビジネスオーナーの税金対策だったり、新しモノ好きがちょろっと乗って飽きて売られたり、もちろんエンスージアストに買われた個体も多いんでしょうが、そうでもない個体も多々あったと容易に想像できます。でも、少なくとも10余年の時を経て2008年の今ここに集まった個体はすべて、余計なこと抜きに「好きだから」買われて維持されている個体ばかりです。それは、オーナーはもちろんクルマにとっても幸せなかたちなんでしょうね。
Posted at 2008/09/23 15:16:32 | |
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