
私の愛車フォレスターも今年で15年目を迎えました。
8月には7回目の車検が控えています。
これまで、他の車を見ても全く購買意欲が湧かず、むしろこのフォレスターを手放したくないという気持ちの方が強かった・・・
とはいえ、ボディの塗装はみっともないぐらいに剥げてきているし、2.0Lでありながら2.5L相当の自動車税を払っている。
冬場はハンドルを回すとゴリゴリ音がしたり、ハブベアリングも交換した。今後、故障箇所も増えてくるだろうし、いつ致命的な故障をしても不思議では無い。
「車検を通してあと2年乗るか。それともここで買い替えるか・・・」。そう悩むようになったのは今回が初めてです。
そこで、今年から本格的に買い替え車種の検討を始めることにしました。
フォレスターはモデルチェンジ毎に試乗していますが、SF5を凌ぐほどの魅力は感じられませんでした。
そんな時、本気で検討してみたいと思ったのが「MARK X」です。
以前から「1度は6気筒エンジンの車に乗ってみたい」という思いがあったこと、そして現車購入時に100系の「MARKⅡ」も候補に挙げていたことが理由です。
年齢的にも、乗り心地の良いセダンにするのも悪くないかな・・・と思い、早速トヨペット店に予約を入れて試乗させてもらいました。
試乗グレード:250G “S package” 18インチタイヤ装着車
(車体色:ダークレッドマイカメタリック)
2012年8月27日 マイナーチェンジモデル
エンジンスペック(2.5L)
・馬力:203PS/6,400rpm
・トルク:24.8kgf・m/4,800rpm
まず初めに営業の方から言われたのは、「今月になってお客様からMARK Xのご相談をいただいたのは初めてです。今年も過去に1~2回ご相談をいただいた程度です」。
MARKⅡから続く名車だというのに、今年はまだ1台も売れていない?!
どうやらこの価格帯の購買層はアルファードかプリウスに行くケースが多いようです。
試乗した感想ですが、フォレスターに乗り慣れてしまった為か、どうしてもネガティブな点が気になってしまいました。
例えば…
・運転席の着座位置が低く、圧迫感がある。
(これがスポーツセダンだと実感)
・オルガン式アクセルペダルに違和感を感じてしまう。
・静粛性は格段に良いという感じではない。
(吹け上がりのエンジンサウンドは心地良い)
・左右確認しようと前屈みになるとフロントガラスに頭が当たる。
(衝突事故を起こしたら…と思うと不安に)
・坂道走行時にシフトアップ、ダウンを頻繁に繰り返して煩わしい。
結局、MARK Xの購入は見送ることにしました。
やはりフォレスターに慣れてしまっている為か、乗車した際の窮屈感がどうしても自分に合わなかったこと、そして、オプションを含めた総額が約370万円と、かなりの予算オーバーになってしまった為です。
また、カタログ上の燃費も280PSのフォレスターXTに対して、203PSのMARK Xは1.4km/Lも悪いです。
(但しフォレスターはハイオク、MARK Xはレギュラー仕様)
とはいえ、運転する愉しさと後席の乗り心地には惹かれるものを感じました。
何よりも営業担当の方の対応がとても良かったです。
「私も久々にMARK Xを運転出来て楽しかった」と言われていました。約1時間もの試乗にお付き合いいただいた上、試乗車を遠方から手配してくださり感謝です。
Posted at 2020/05/10 01:00:17 |
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