
この連休は、奥飛騨へ温泉+車中泊するため、ルンルン気分でバモスに乗って、いざ出発・・・・
のはずが、前日から大人しく駐車場にいるバモスに異変が。
何やら、バモスの周辺から、危険な香り・・・・そう、ガソリンの香りがする。
そして、給油口の下の地面が、ものすごく濡れている。
まさか、ねえ・・・なんて濡れている液体に手をやって、臭いを嗅いでみる。
え、ええっ!?ええええっ!?こりゃいかん!
バモスがガソリンをお漏らししてる!!
恐る恐る給油口のフタを開けてみると、ガソリンタンクのキャップ周りには、一切ガソリンが漏れていない。じゃあ、このガソリンはどこから??
タイヤの横から覗き込んでみると、給油口~タンクの間に、ガソリンがべったり。
そして、あろうことか、今現在も、ポタポタとガソリンが垂れている。
は?なんで??給油口はきっちり締まっているのに。
給油口をもう一回見てみても、やっぱり、きっちり締まっており、漏れはない。
でも、何やら給油口の奥のほうで、
「ゴギュ・・・ゴポポポ・・・ゴブッ・・・・ゴポポポ・・・・」
っていう、何とも不気味な音が絶え間なく聞こえる。
え、何?何??と思い、ガソリンタンクのキャップを緩めると、
ブシュウッ
ガソリンが、給油口に向かって、思いっきり
逆噴射しやがったorz
これはただ事ではない、と思い、取り急ぎ漏れたガソリンを拭き取り、ホンダのディーラーへ。
ただ、いつ引火するか分からないから、そろりそろりと走行。普段は10分もあれば着く距離だが、何か30分以上かかってしまった。暑くないのに、冷や汗?で体中べったり。
そして、即入院決定。
ガソリンタンク~給油口のエアー抜きの配管に、どうやら亀裂があり、ASSY交換すれば直る、とのことで、丸2日で修理完了。
代車は・・・・
ボンネットの塗装が剥がれまくって地が見えてしまっていて、
前、後ろ、左右ともに、無数ののヘコミがあって、リアドアが閉まりにくくて
タイヤがツルツルでフォークリフトのタイヤみたいになっていて、
車内が自分の大嫌いなバニラの匂いが染みついていて
シガーライターソケットが壊れて使えず
エンジンから常にカタカタ異音がして
アクセルを踏むと「ガタガタガタ」って振動しながらイヤイヤ発進して、その後急加速して、
ブレーキを踏んでもエンジン回転数が落ちずに、ちっとも止まらない
スーパーポンコツ 初代フィットクン
どう見ても、即解体屋行きレベルの車体。
いつもなら写真に撮るのだが、あまりのポンコツぶりに、写真を撮るのも可哀相なぐらい。
また、初代フィット特有のCVTの不具合があり、加速はガックンガックンで、いきなり急加速。
減速は回転数が落ちずに高回転キープのままで、ブレーキを思いっきり踏まないと止まらない。超危険な代車だ。ボディーのあちこちのヘコミも、暴走してお客さんがつけたモノだろうか。
いくら急な修理で、急きょ代車を出すからっていっても、普通、ディーラーで、これほどのスーパーポンコツ代車を貸すか?失礼じゃないか??ていうか、ちゃんと整備しろよ!壊れかけじゃねーか。初心者のオネーチャンだったら、即事故るぞ!
町の修理屋のほうが、もっとマトモなのを貸してくれる。
やれやれ。修理が完了して、ディーラーにバモスを取りに行った。
そして、整備士の方がバモスを駐車場に入れた瞬間、
ブシュウッ (2回目)
今度はタンクのキャップを緩めていないのに、給油口のフタの隙間から、ガソリン大噴射。
は?何??
直ってねーじゃん。
わざわざ大事な予定をキャンセルしてまで取りに来たのに。
ざけんなよ。
今のディーラーって、部品だけ替えたら、それで終わりかい!ちゃんと確認せんのかい!?
整備士の方、屋内にいた営業マンも、大慌てで飛んできた。整備士の人達は、ただ首を傾げているだけ。こんな事例は無いって。
事例がない、って言ったって、現に目の前で逆噴射してるやん。ガソリン漏れなんて命に関わるコトだから、
ガソリンが逆噴射する真の原因を見つけるまで簡単に返すなクソバカヤロウ!
そんなこんなで、再入院。
ガソリンが漏れたり、逆噴射するクルマなんて、初めてだ。3~40年前のオールドカーなら兎も角、まだ10年しか経っていないクルマなのに。
なんか、修理代払うのがバカらしくなってきた。これって、クレーム修理レベルじゃないか??
結果、ガソリンタンク内の気化したガスが規定以上の圧力になると、そのガスを抜く2WAYバルブってゆーのがあるらしいけど、ソイツが固着して動かなくなっていたそう。
そのおかげで、ガスが抜けず、ガソリンタンク内がパンパンになっていたそうだ。
そのせいで、エアー抜き配管の一部に亀裂が入り、ガソリンが漏れたそうだ。
その配管を直したので、再度ガスがたまった時、抜ける場所が無くて、ちょうどへたっていたガソリンタンクのキャップ側にガソリンが逆流して、大噴射したそうだ。
なんということでしょう・・・
あと少しでタンクが破裂するところだったではありませんか (加藤みどり風に)
こんな状態で、奥飛騨に行ってたら、間違いなく爆発して、焼き豚が一匹出来上がるところだった。
2WAYバルブ、エアー抜き配管、ガソリンタンクキャップ交換で、とりあえず落ち着いた。
こんな事例は少ないそうだが、何はともあれ命が無事でよかった。
仕事とクルマだけには神経質な性格なので、早期発見ができたおかげだ。
今まで、トラブルが無かっただけに、今回のはちょっと堪えた。
もう10年、10万Kmを超しているのだから、今後は色々とトラブルも出てくるだろう。マメにチェックしながら、長生きさせたいと思う。
・・・・でも、下手したら命を落としていたかも・・・って思うと、何か納得がいかない故障だった。何だろう、このモヤッと感は・・・。
このディーラーは時々お世話になるが、今回の修理対応の悪さ、スーパーポンコツしか貸さない対応、それでいてしっかりお金はブン取る 次からは、ほかのディーラーの世話になろうと思った。