
ヴァナゴンに限らず旧車と自動車保険の関係って悩みますよね。
車両保険は付けるのか付けないのか。どれくらいの距離をレッカー移動できるのか。
現在うちのヴァナゴンに付けている保険に入るにあたって考えた事は、出先から「T4まいすたぁ」や「ガクヤ」までの長距離レッカー移動が可能な保険という事を考えました。
選んでいた中で、最もレッカー長距離移動が出来そうだったのが、レッカー金額30万付帯の三井住友海上でした。
30万ではどこまでいけるんでしょうかね。JAFのレッカーなら1kmあたり730円。約410km移動できますね。レッカーではなくトラックの荷台に積む陸送ならもっと安いので、おおよそ日本全国カバーできそうです。
さて本題ですが、この度その自動車保険を他社に切り替える契約をしてきました。レッカー30万より魅力的な内容の保険なんです。
それは損保ジャパンの自動車保険。ヴァナゴンのAT故障の修理(オーバーホール等)に保険適用できる商品なんです。もちろんヴァナゴンに限らず車の故障全般に適用できます。
どういう事かというと、車両保険の特約で「故障運搬時車両損害特約」という特約があるんですが、この特約を車両保険契約にオプションとして付けるんです。
ホームページから引用した内容は以下の通り
「ご契約の自動車が故障により走行不能となり、レッカーけん引された場合に、ご契約の自動車の故障損害に対して、協定保険価額または100万円のいずれか低い額を限度に保険金をお支払いする特約です。ただし、ご契約の自動車をレッカーけん引することについて、損保ジャパンへ事前連絡した場合に限ります。」
さらに注意書き。
「この特約は、次の条件をすべて満たす場合に限り、付帯することができます。
車両保険を適用した自家用乗用車(普通・小型・軽四輪)のご契約であること
次の自動車を対象としたご契約でないこと
・構内専用車 ・改造車 ・並行輸入車 ・外務省登録自動車
ご契約期間の初日の属する月が初度登録年月(または初度検査年月)の翌月から起算して60か月以上であること」
さらに約款を見ると大まかに次の条件があります。
・走行不能である事
・レッカー前に事前に保険会社へ連絡する事
・定期点検を受けていない事に起因する故障はダメ
・間違ったユーザー整備に起因する故障はダメ
・既に発生していた故障はダメ
などなど
この特約は前から知っていたのですが自分はユーザー車検をやってるし、1年点検は受けてないしという事で条件的に不可だったので入らずにいました。
しかしながら、ただでさえ壊れやすいATがこの先ずっと快調だとは思わないし、実際1台目のヴァナゴンはATが滑ったし、SNSではヴァナゴンATの不具合情報がぽつぽつ出てきているし…。もしもATオーバーホールしなきゃならないってなるとその修理費約60万円(過去デルオートに確認済)、そうなるとたぶんヴァナゴンライフが終わっちゃうかもしれないんですよね。
ということで最近1年定期点検を近所の整備工場で受けてきまして、満を辞して保険の切り替えとなりました。
これからユーザー車検は出来なくなり寂しいですが(どういう感情笑)、整備は引き続き全力で自分でやって、そのあと整備工場に点検してもらうって流れになりますかね。
今までちょっとボロい車ばかり乗ってきたんで車両保険は初めてになります。さすがに車両保険つけると高くなりますよね。
今までの保険料は月々2400円ほど。これからの保険料は4700円です。ちなみに車両保険のベース部分の契約は限定条項(自損事故の適用なし)にしました。保険料をできるだけ抑えたいのと本来の目的はAT故障リスクのカバーだからです。
車両保険の保険金は100万を設定。保険金の上限設定にあたっては新車価格や売買代金、中古車市場価格等を元に決められます。うちのヴァナゴンは個人売買なのでその売買価格は参考にならず、中古車市場の価格を元に保険金の上限が決められたようです。上限の100万で納得の契約です。この保険金額設定の判定は損保ジャパンの地域ごとにあるサービスセンターの担当者によって判断されるので担当者が違えば保険金額も変わるかもしれないですね。
さてこれからは保険料は高くなるし車検や定期点検料も発生するし、それなりの出費はありますが仕方ないですね。こうなったら早めにATに滑って頂いてオーバーホールを受けたいですね笑
並行輸入のヴァナゴンは残念ながらこの保険に入れませんが、ディーラー車ヴァナゴンの保険の参考になれば幸いでございます^_^
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2021/10/06 18:05:15