クーラント漏れ修理 フロントヒーターコア出入口 エア抜きプラグ破損
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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ホースはまだまだ健全なのにエア抜きプラグから漏れてきました。
ちなみにエア抜き用のプラグですがクーラント交換の際はここでエア抜きはしない方が良いです。デリケートなところなのでプラグを一度触ると漏れが止まらなくなる可能性があります。僕はもちろんノータッチでしたが劣化してきたんでしょうかね?
2
増し締めできるかなと思って、軽く触れたら頭がもげました…。
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修理方法としては
○新品ホースに替える
→高い、そして相変わらず付属する樹脂プラグが余計
○汎用ストレートホースに替える
→ホースの急カーブをどう処理するかが懸念、中折れしないように中にスプリング状の針金を仕込んだらいけそうかな…
○金属プラグで蓋をする
→きちんと漏れずに蓋できるのか…
等々ありますが、まずは一番簡単な金属プラグの案で修理してみます。
この赤丸の面をプラグ側と密着させることが止水するキモだと思われます。
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とりあえずホースを外す。見えるところなので簡単です。
あらかじめクーラントドレンからはクーラントを抜かずに、溢れる分はウエスで受け止めます。こぼれ防止にホースクランプ使っても良いですね!
ホースを外す作業は手も届きやすく簡単ですが、無理矢理力を入れ過ぎるのは危険です。ホースの先はヒーターコアの樹脂パイプですから壊したら大変。
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下側の接続はこちら。エンジンルーム奥側のT型ジョイントに繋がります。ホースを抜く時はクーラントが出てくるのでウエスをかまして下さいね。
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さてホースを外した後、ここからが肝心なんですが、中に残った樹脂製のボルトをメス側のネジ山を壊さずに抜かないといけないです。
ここは専用の工具を使います。まずは残ったボルトに下穴をを開けて…
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ボルト外しのドリルを慎重にねじ込みます。うまくいかずに何回か試して下穴とドリルの大きさを大きくしていきました。
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取れてよかった。樹脂のネジ山には縦の切り込みがありました。空気を抜く為の通路でしょうか?クーラントも漏れやすくなりますけどね…。
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ネジ外しのドリルビットはエキストラクターっていう名前の道具みたいです。
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下穴を開けてそこにドリルを逆回転でねじ込む。ドリルはねじ込む作用が働き、外したいネジは外れる方向へ回転させられます。
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続きまして、壊れた樹脂プラグと同じサイズの代用品を探すために樹脂プラグのネジ山のピッチを測ります。ピッチは1.0、外径6ミリ、長さはネジ部で10ミリぐらいでした。
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良さそうなネジを見つけました^_^
この円形の頭の方が絶対良いですね。こういう皿ネジかフラットな頭のネジ、もしくは座面がツルッとしたフランジ付きのボルトが良いと思います。円形の座面できっち密着して蓋ができそうです。
六角ボルトはやめた方がいいですね。
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液状ガスケットはこれ。
マフラーの繋ぎ目にも使えます。
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塗ってねじ込む。メス側が樹脂なので締め込み加減は慎重に。頭の座面できっちり蓋をする。
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はみ出したガスケットを指で拭き取ったら綺麗な仕上がりに。ここから24時間硬貨タイム。
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1日置いてから装着。試運転、近所をドライブ。
ホースを触って熱々のクーラントが流れているか確認。エンジンが冷えてからタンクにクーラントを補充します。
現時点で漏れは全く問題無さそうです^_^
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