ポルシェらしさを堪能できるEVスポーツカー

間違いなくポルシェな見た目。
それなりにクルマの知識がある人ならタイカンは知らなくても一目でポルシェと分かる外観です。
大きなセダン形状ですが余計なキャラクターライン、余計なディテールがないのですっきりしておりポルシェらしい。
リア下がりのルーフラインがとても美しいです。

間違いなくポルシェの走り。
0-100km/hが2.8秒の異次元の加速性能を持っていますが、最後までアクセル全開にできませんでした。
アクセルを踏むと即座に暴力的ともいえる加速が発生しますが、停止状態からの全開加速は恐ろしくて少し踏んだだけでアクセルを離してしまいます。
シートに身体を押し付けられる加速…いや、それ以上に凄まじい加速で一瞬意識が取り残されそうになります（笑）。

全く問題なし。
車内は静かなのですが、その分タイヤからのロードノイズが耳に付くようになります。
そのため静寂とはとても言えません。
エンジン車に比べれば遥かに静かなのですが、ある程度走れるタイヤにしているのでしょうからロードノイズが相対的に目立ってしまうのは仕方がないことでしょうね。

セダンですからリアには独立した荷室があります。
407ℓと十分な容量を備えていますので長距離旅行もバッチリ！

スペック上の一回の充電の航続距離は400kmほど。
実際に走ってみても

今回乗った車はポルシェセンターの代車。
オプション含めると3000万円近い価格ではないでしょうか。
比較対象が他のポルシェのモデルと比べるなら…高いと感じてしまう気もします。