
本来ならば、今週末の土曜日は
家族で鈴鹿サーキットに出かけて
「モースポフェス2020」に参加する計画にしていたが、
新型コロナの影響で他のイベント同様中止となってしまった・・・。
去年も参加したモースポフェス。
去年からホンダだけでなくトヨタも加わり
メーカー間交流も色濃くなり、内容もボリュームアップしたフェスとなった。
その象徴として入り口付近には「NSX」と「発表直後のスープラ」が展示してあった。
このイベントは
F1、ル・マン24時間、SUPER-GT、スーパーフォーミュラ
ダカールラリーやWRC、ニュル24時間など
様々なモータースポーツに関わった車両を見たり、
普段聴くことのないエンジン音やスキール音を楽しめたりする。
中には「博物館入り」してもいいような
第一線で活躍した名車もサーキットで走らせたりする。
「一昔前のマシンってこんなエキゾーストやったんや」
と当時聞けなかったりした音をタイムスリップ感覚で味わせてもらえる・・・。
それにこのイベントで驚かされるのは登場台数や
動員されたスタッフの数
それに各々の車両の必要備品(燃料やタイヤ)の数々である。
これらを全て用意するのには、
一体どれだけのお金が動いているのだろうと思う。
そもそもサーキットを週末の2日間も使うわけであるし・・・。
なのに!
なのに!
参加費はなんと「無料」という太っ腹具合!
本当にただただ驚くばかりである・・・。
これだけの規模のイベントが無料なのは、
全国的に見ても3月の鈴鹿の「このイベント」だけではないだろうか?
(関西しか知らない狭い視野で語っています)
私は以前、某タイヤメーカーの設計開発に携わっていたので、
レーシングタイヤに必要なコストは大体察しがつく。
レーシングタイヤの制作の手間は普通の市販タイヤの比ではない。
性能だけを追求したワンオフものと
コスト管理も徹底された大量生産品とでは、
あらゆる工程や使用材料や設備で明確な違いとなって表れるのである。
そういったことを考えながら、
マシンが雄たけびを上げて走っている姿を見ると、
「まるでお金をまき散らして走っているようやなぁ。」
と感じてしまったりもするのである・・・。
っと・・・。話が脱線してしまったが、
このイベントに参加すると
そのイベントの大きさに驚くとともに、
これほどのイベントを無料で実施する太っ腹具合から
主催者の「日本にモータースポーツを普及させたい」という熱い思いを
感じることができるはずである。
楽しみはイベントだけに留まらない。
行き帰りの道中も楽しめるのである。
特に名阪国道では様々な車が走っており、
日ごろの名阪とはあきらかに雰囲気が違うのである。
あきらかに「こいつもモースポフェス組やな。」って感じが伝わるので
わざと追走して楽しんだりもするし、
相手もその動きを感じ取って、しばらく追走を楽しんでくれたりするのである。
従って、サーキットの駐車場も
ちょっとしたモーターショーのように華やかな感じで、
「うわ。こんな高級車が!」
「えっ。これ確か限定車やろ?」
「ぎゃーえらい金かけてるわー」
「えっこんなナンバーが?えらい時間かけて来たんやねー。」
といった具合に駐車場だけで
「あーおなか一杯。」てな感じで楽しめたり出来るのである。
特に個人的思い出では
去年、行きの名阪で、
「FD」「シビックタイプR」「Z」それに「私のup!GTI」の4台が
偶然的に連なり、鈴鹿サーキットまでドライブとなった。
(みんな違う地域のナンバー)
4台ともマニュアル車だったので、
下り坂で1台目がブリッピングしたら
残り3台も同じタイミングで続けてブリッピングするとか・・・(にやにや)
まー。このラインナップでは圧倒的に私のup!GTIがしょぼいので
心無し遠慮してましたが・・・
あー。このイベント、本当に楽しみにしてたのに残念・・・。
ホンダさんトヨタさん、そしてその他メーカーや関係者の皆さん
今年のできなかった分、来年は盛大にオナシャス!!
Posted at 2020/03/07 08:50:48 | |
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