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2022年11月26日 イイね!

四国自動車博物館 その他のクルマ達Ⅶ

四国自動車博物館 その他のクルマ達Ⅶ四国自動車博物館 その他のクルマ達Ⅶ
今回はHONDA、SUBARU、Princeです😄



S500


ホンダ初の普通乗用車は、1963年10月に発売された2座スポーツカーのS500である。

当時の量産型には珍しいDOHCエンジン、駆動にはチェーンドライブを採用するなど、2輪で培ったレースの知見を惜しみなく投入し、最高出力44PS/8,000rpm、最高速度は130km/h以上を達成。

このS500から始まるホンダのスポーツカーの系譜は、その後カーレース界を席巻することになる。まさにホンダスピリッツの原点と言えよう。

生産台数は、わずか半年後にS600が発売されたため500台程度だと言われている。

Honda S800 [AS800E]


本格的に北米市場を意識しはじめたホンダはS600を進化させ、ホンダ・スポーツの完成形とも言えるS800を市販したのは1966年1月である。ボア、ストロークともに拡大され排気量791ccとなり、パワーは70PS/8000r.p.m.となった。圧縮比を下げ中低速を重視した扱いやすいエンジン特性となっている。数ヶ月後にはホンダSシリーズの特徴でもあったチェーン駆動からドライブシャフト駆動へと改められ、リヤサスリジッドに仕様変更された。

生産台数(デラックス仕様SM800、SM800C、'68北米安全基準適合仕様S800M含む)は1966~1970年の5年間で11406台である。


specification
全長 × 全幅 × 全高 3,335 mm × 1,400 mm × 1,215 mm
車両重量 755 kg
トレッド(F/R) - mm/ - mm
ホイールベース 2,000 mm
エンジン 水冷直列4気筒DOHC
総排気量 791 cc
燃料供給装置 -
最大トルク 6.7 kgf/m/ 6,000 rpm
最高出力 70 ps/ 8,000 rpm
トランスミッション 4速MT
駆動方式 FR
生産台数 11,406台




スバル 360


1955年5月に発表された「国民車育成要綱案」に基づき、富士重工業が軽自動車の枠の中で実現させたのがこのスバル360である。富士重工業の前身が中島飛行機であるだけに随所に航空機の技術が見られ、特徴的な丸いボディも航空機の胴体と同様、卵の殻理論に基づくもの。



58年のデビュー当初はコスト低減を第一義とされてきたが、60年代に入って装備を充実し、後期にはスポーティーモデルも登場した。初期にはセダンのほかコンバーチブル、コマーシャルなど、ルーフの開くボディバリエーションも存在した。


specification
エンジン 空冷直列2気筒
排気量 356cc
最大出力 18 PS/4700 r.p.m
ブレーキ 前後/ドラム
最大トルク 3.2 kg-m /3200 r.p.m
最高速度 90 km/h



Prince Skyline Sport


45度吊上げたヘッドライトという個性的な造形で1961年東京モーターショーに登場。デザインはジョバンニ・ミケロッティ。日本車としては最初のイタリアンデザインカーである。プリンスグロリアのシャシーを使用し、エンジンはGB4型 直列4気筒OHV 1862cc 94ps 最高速度150km/hと当時、日本車最速を誇った。1963年5月、第1回日本グランプリに生沢徹が駆るスカイラインスポーツが参戦している。

1962年4月に販売が始まり、5シータークーペ(185万円)と4シーターコンバーチブル(195万円)を存在したが、車両価格が当時としては高価ゆえに60台余りの製造で幕を閉じている。展示車両はフルレストレーションを施し現存する車両の中でも美しい一台である。


specification
全長 × 全幅 × 全高 4,650 mm × 1,695 mm × 1,385 mm
車両重量 1,350 kg
トレッド(F/R) - mm/ - mm
ホイールベース 2,470 mm
エンジン GB4型
直列4気筒 OHV
総排気量 1,862 cc
燃料供給装置 -
最大トルク 15.6 kgf/m/ 3,600 rpm
最高出力 94 hp/ 4,800 rpm
トランスミッション 4速MT
駆動方式 FR
生産台数 60台あまり

(参考:四国自動車博物館HPより)
Posted at 2022/11/26 11:33:27 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年11月25日 イイね!

四国自動車博物館 その他のクルマ達Ⅵ

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今回から日本勢🇯🇵

先ずはTOYOTA



Toyota 2000GT - Late Model / トヨタ 2000GT - 後期モデル


長い歴史を持つクルマには、様々な謎がつきまとうものである。 このトヨタ2000GTも歴史の狭間に出生の秘密を隠した1台である。 まず、輸出仕様の左ハンドル車であること、そして大型オイルクーラーがついていることや外観からMF12L型であることがわかる。つまり後期型の輸出仕様車として試作されたものの実際には市販されなかったモデル、と推測される。

しかし不思議なのは、搭載されているエンジンはDOHCで、後期型の輸出仕様2300cc/SOHCエンジンではない。さらに、シャシーにはMF10-10010と刻まれており、これはシャシーも前期型であることを示している。そしてこのシャシーナンバーをトヨタ自動車に照会してみると、「特殊用途車」となっているのだ。 一説では、この2000GTは一時期試作されていた固定式ヘッドライトのプロトタイプである、といわれている。その根拠は、ボディを後期型に載せ替えている点。通常プロトタイプを市場に流すとしてもボディを交換したりはしない。ということは、このクルマは前期型シャシーに固定式ヘッドライトのボディ(細部はクレイで成型)を載せていたプロトタイプ車を何かの事情で手放すことになり、その当時生産されていた後期のボディが載せられた。というのだ。もちろん、今やそれを立証することなどできない。が、名車ゆえにつきまとう様々なヒストリーに思いを馳せてみるのもおもしろい。



specification
全長 × 全幅 × 全高 4,175 mm × 1,600 mm × 1,160 mm
車両重量 1,120 kg
トレッド(F/R) - mm/ - mm
ホイールベース 2,330 mm
エンジン トヨタ 3M
水冷直列6気筒DOHC
総排気量 1,988 cc
燃料供給装置 ソレックス型3連
最大トルク 18.0 kgf/m / 5,000 rpm
最高出力 150 hp/ 6,600 rpm
トランスミッション 2000GT専用5速MT
(他に3速ATの設定あり)
駆動方式 FR
生産台数 110台(1969年8月 - 1970年10月)

Toyota 2000GT - Early Model / トヨタ 2000GT - 前期モデル


トヨタ2000GTは、トヨタが世界に誇る本格的なグランツーリスモとして、1965年の東京モーターショーでデビューした。ロングノーズ/ショートデッキの魅力的なスタイリングもさることながら、バックボーンフレーム構造や6気筒ツインカムエンジン、4輪ディスクブレーキ、マグネシウム・ホイールなどメカニズムにおいても高く評価されている。



販売に移されたのは67年の5月から70年の8月。当時の価格は238万円。カローラが50万円程度で買えた時代の話である。

specification
全長 × 全幅 × 全高 4,175 mm × 1,600 mm × 1,160 mm
車両重量 1,120 kg
トレッド(F/R) - mm/ - mm
ホイールベース 2,330 mm
エンジン トヨタ 3M
水冷直列6気筒DOHC 総排気量 1,988 cc
燃料供給装置 ソレックス型3連
最大トルク 18.0 kgf/m/ 5,000 rpm
最高出力 150 hp/ 6,600 rpm
トランスミッション 2000GT専用5速MT
(他に3速ATの設定あり)
駆動方式 FR
生産台数 122台(1967年5月 - 1969年7月)

Toyota Publica Deluxe / トヨタ パブリカ700デラックス [UP10D]


この「パブリカ」のネーミングは、発売に先行したキャンペーンとして車名公募が行われ、108万通の応募作のなかから選ばれた。パブリック・カーからの造語で、大衆車の慕開け時代を象徴するにふさわしいネーミングである。1961年6月に初代パプリカは発売され、東京店頭渡し価格は38万9000円(4速MT)であった。1965年にはセダンが800ccにアップされたのにともないUP20S型へと発展し、当時のトヨタのイメージリーダーカーの役割を果たした名車である。

specification
エンジン 空冷水平対向2気筒
排気量 697cc
最大出力 28PS /4300 r.p.m
ブレーキ 前後/ドラム
最大トルク 5.4 kg-m /2800 r.p.m
最高速度 110km/h

CELICA 1600GT


1969年第16回東京モーターショーのトヨタブースに登場したEX-1をベースに『未来の国からやってきたセリカ』をキャッチフレーズに1970年12月に発売された。 我が国初登場の本格的なスペシャリティカーは、当時トヨタが国内で初めて構築したデイリー・オーダーエントリーシステムを利用しエンジン(4種)・ミッション(3種)・エクステリア・インテリアを選べる、セリカ・フルチョイスシステムであった。

セリカ1600GTだけはシステムに属さない最高のスペシャリティカーで、美しい先鋭的なスタイルに高性能ツインカムエンジン2T-G型を搭載し、エクステリア・インテリア・ミッションなどすべてが決まっておりGTの名に相応しいものである。同時に誕生したカリーナと車台を共用している。発売当時価格875000円

初代セリカは、当時としては珍しいだるまのようにふくよかなボディのため、またスラントノーズのフロント部を正面から見ると、メッキのフロントバンパーがダルマのひげに見えるから「ダルマセリカ」または「ダルマ」と称される。

specification
全長×全幅×全高 4165mm×1600mm×1310mmホイールベース 2425mm
エンジン 2T-G型 水冷直列4気筒 DOHC
圧縮比 9.8:1
ボア×ストローク 85.0×70.0mm
排気量 1,588cc
最大出力 115hp / 6,400r.p.m.
最大トルク 14.5kg-m / 5,200r.p.m.
最高速度 190km/h
車両重量 940kg

Toyota Sports 800 / トヨタ スポーツ800


トヨタ・スポーツ800 は、1962年のモーターショーで発表されたパブリカ・スポーツのプロトモデルをベースに、トヨタ系列のボディメーカー、関東自動車が企画して量産した2シーター・ライトウェイトカーである。
空気力学を重視した機能的なスタイルをそのままに、パブリカのコンポーネントを流用することでコストダウンを実現し、比較的購入しやすいスポーツカーであった。1965年・・・昭和40年の4月1日に発売開始、今日においても通称「ヨタハチ」と呼ばれ、多くのファンに愛されている。

specification
Engine Type 空冷OHV水平対向2気筒
Cubic capacity 790cc
Maximum horse power 45hp /5,400r.p.m.
Maximum torque 6.8kg-m/3800r.p.m.
Maximum speed 155km/h
Dry weight 580kg

Toyota Corolla Deluxe / トヨタ カローラ 1100DX [KE10F-D]


1966年10月東京モーターショーで発表され、翌月の5日に販売が開始された。パブリカとコロナの中間の車種として企画され、一般ユーザーの上位志向に応え『デラックス』な内外装を備え『スポーティー』を追求し、高速巡航性能を備えた小型乗用車の開発が行われた。 当初は排気量1000ccとしての企画であったが、日産自動車が競合モデル(初代サニー)を開発中との情報が伝わり、急遽排気量1100ccに拡大して性能強化を図った。

specification
全長×全幅×全高 3845mm×1485mm×1380mm
エンジン K型 水冷直列4気筒 OHV
排気量 1077cc
ホイールベース 2285mm
最大出力 60hp / 6000r.p.m.
車両重量 710kg

トヨペットクラウン 1900 デラックスRS31型


クラウンがデビューしたのは昭和30年(1955年)1月。自家用で乗用車を持つなど夢のまた夢という時代であった。そんな時代に、純粋なオーナードライバー向けの車として誕生したのである。車としては前のモデル、トヨペットスーパーの発展型であり、エンジンもR型を基本としたものであったが、フロントのサスペンションに国産車初のコイルスプリング・ダブルウィッシュボーン、リアのサスペンションは3枚リーフスプリングのリジットアクスルを採用。クラッチは全油圧作動となるなど、最新の技術が投入されていた。

この博物館の1台はそのトヨペットクラウンの最終モデル。走行距離が4,000キロあまりという、極めて保存状態のよい1台である。おそらく日本一オリジナリティの高いクラウンであろう。


specification
Engine Type 4気筒OHV 3R型
Cubic capacity 1,897cc
Maximum horse power 90hp

(参考/四国自動車博物館HPより)














Posted at 2022/11/25 23:42:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年11月25日 イイね!

四国自動車博物館 その他のクルマ達Ⅴ

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今回はLOTUS. FORD. DMC. SHELBY✨



LOTUS SUPER 7


ロータス・セブンはシリーズ1~4までのモデルチェンジが行われ、1972年までいくつかのバリエーションの完成品、またはキットフォームで販売された。以後他社メーカーにより様々な形で生産されたものは「ニアセブン」とよばれ、比類ないライトウェイトスポーツ構造、搭載可能なエンジンの種類の豊富さ、チューニングの手軽さから行動を走るレーシングカーとして今もなお愛好家を魅了する一台である。

specification
エンジン 直列4気筒 DOHC
車両重量 499 ㎏
排気量 1558cc
最高出力 119ps

LOTUS EUROPA SPECIAL (TYPE74)


ロータスの経営者・デザイナーとして類稀な才能で成功したコーリン・チャップマンは、当時ではまだ高級 スポーツカーやレースカーなどでしか採用されていなかったミッドシップ、そして安価なリアル・スポーツカーとして1966年にSeries1(Type46)を誕生させた。 当初はイギリス国内で販売されず、フランスを中心とした ヨーロッパ向けに輸出され国内販売は1969年7月、Series2(Type65)からとなる。 ボディ形状にはロータスの十八番、バックボーンフレームにFRPボディが採用され、パワーユニットはルノー16用 OHVカウンターフロー1470cc(Type46)からエラン・スプリントで採用された最強ロータス・フォード・ツインカム ビッグバルブ1588cc(Type74)に変更されていく。ミッションにはルノー12ゴルティーニ用5段が採用され キャブレターはウェーバー40DCOEかデロルト40DHLAを2基搭載され、最高出力126ps・最高速約209㎞/h と当時1600ccクラスでは世界最速となった。 この頃になるとユーザからのニーズとライバル社の動向により、当初のコンセプト(安価)から上級志向へと 変貌していた。

現在でも最も愛好家の多い一台である。最終生産年度1975年・生産台数は9230台

specification
全長 × 全幅 × 全高 4,000 ㎜ × 1,635 ㎜ × 1,080 ㎜ 車両重量 730 ㎏
トレッド ( F / R ) 1,375 ㎜ / 1,385 ㎜
ホイールベース 2,340 ㎜
形式 ロータスビッグバルブ 水冷直列 4気筒 DOHC 総排気量 1,558 cc/td>
ボアストローク φ82 .55 × 72. 75 ㎜
圧縮比 10. 3 : 1
燃料供給 ゼニス・ストロンバーグ 175CD2S × 2 最高出力 113 hp / 5,500 r.p.m.
最大トルク 14. 4 kg-m / 5,000 r.p.m.
トランスミッション形式 5段 M/T
変速比 3. 62 , 2. 33 , 1. 60 , 1. 21 , 0. 87 最終減速比 3. 77
サスペンション形式 F : ダブル・ウィッシュボーン
+コイル/スタビライザー
R : ラジアス・アーム/ロアー・トランスバースリンク
+コイル ブレーキ F : ディスク
R : ドラム(展示車両:ディスク)
タイヤ+ホイール F:5.5J13+ 175/70HR13
R:5.5J13+ 185/70VR13




RS200


比類なきパワーとスタビリティを持つRS200は生粋のグループBラリー・マシン。しかし、時が勝利を許さなかった悲運のマシンである。

アルミハニカムの強靭なモノコックにチューブラフレーム、前後ともにストロークを十分確保したツイン・ショックアブソーバ、RS200はフォードの究極のグループBカーとして誕生した。だが、その寿命はわずか半年、スウェディッシュでの3位をベストリザルトとして、わずか4戦を戦ったのみで消えた悲運のラリーカーである。 四国自動車博物館に静かにたたずむRS200は、グループBのフィールドを疾駆する夢を今も見続けているのかもしれない。



その流麗なボディデザインにもフォードがRS200に寄せた革新のエネルギーが感じられる。70年代後半を圧巻したエスコートRSの無骨なスタイリングや、それまでのフォード製市販車のどのタイプとも似つかない、空力学を考慮して丸みを帯びたRS200専用のギア製FRPボディを作り上げたした。 このように、あらゆるパーツが量産車の流用でなくRS200のためだけにつくられており、勝利にかけたフォードの執念を感じることができる。

specification
エンジン 直列4気筒DOHC
排気量 1,804cc
最大馬力 250hp / 8,500rpm
最大トルク 19.8kg-m / 4,500rpm
乾燥重量 1,180kg 生産台数 200台




DeLorean DMC-12(BTTF TYPE-1)


ゼネラルモータースの副社長(ポンティアック担当)であったジョン・ザッカリー・デロリアンが、1975年に自ら設立したデロリアンモーターカンパニー(DMC)が製造したスポーツカー。本社はミシガン州デトロイトにあったが、北アイルランド・ベルファスト近くに誘致を請け建設された大工場で生産されたため、英国車である。 デザインはジウジアーロ、メカニカル担当はロータスである。コーリン・チャプマンが設計に参加し、ロータス式のバックボーンフレーム後端にプジョー・ルノー・ボルボが乗用車用に共同開発したPRV型・V型6気筒2849ccを搭載。無塗装のステンレス製の外板とガルウィングドアの派手な演出をクーペボディに組み合わせ1981年1月21日に第1号車(No.BD000500)が発売された。 初年度には約6500台を販売するなど売り上げは好調であった。その後はPRVユニットのターボ化や4枚ガルウイングドアの4シート仕様などの計画もあったが、高額であったことと電装系に問題があった上、自身のスキャンダルなどにより、翌年以降は売り上げ不振に陥った。結果、1982年にDMC-12を8583台製作し倒産に至っている。当初の計画では、年間25000台を目標に掲げていた。



1985年ハリウッド映画「Back to the Future」シリーズでタイムマシンのベースとして使用され、ストーリーで重要な役割を果たし絶大な人気を得ている。現在でもデロリアンの設備を取得したステファン・ウィン氏がデロリアン・モーター・カンパニーとして補給部品・現行品による車両など販売を行っている。車名はDMC-12であるが、映画の影響によりデロリアンが通称となっている。 展示車両は『Back to the Future』シリーズ1に登場する車両をモチーフに制作されたもので次元転移装置はプルトニウムで稼動するシステムであるとされている。

specification
全長×全幅×全高 4,267㎜×1,988㎜×1,140㎜
車両重量 1,244 ㎏
形式 PRV ZMJ159型 V6 SOHC ホイールベース 2,408 ㎜
駆動 RRチェーンドライブ
総排気量 2,849 cc
最高出力 150 hp / 5,500 r.p.m.
トランスミッション 3速 A/T
サスペンション F ダブル・ウィッシュボーン サスペンション R ダイアゴナルトレーリングラジアスアーム




SHELBY-AC COBRA427


世界でもっとも獰猛なクルマ

1960年代、フェラーリに代表されるヨーロッパのエスタブリッシュメントを向こうに回し、アメリカン・ストックブロックの大排気量と大トルクを武器として果敢に闘いを挑んだコブラ。
しかし、コブラは純粋なアメリカンスポーツではない。"シェルビーACコブラ"という正式名称が語るように、米英合作車、いわゆるアングローアメリカンとして、ジェンセンやアラードと同じカテゴリーに属する混血車である。ただジェンセンもアラードも、パンチに富んだパワーソースとしてアメリカ製のエンジンを利用したイギリス車だったのに対し、コブラはイギリスからのコンバージョンでありながら、センスの点で根っからのアメリカ車になり切っていた所が違うといえよう。

specification
Engine Type V型8気筒
Cubic capacity 6,997cc
Maximum horse power 425hp / 6,000rpm
Maximum torque 66.4kg-m / 2,700rpm

(参考:四国自動車博物館HPより)













Posted at 2022/11/25 04:56:21 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年11月24日 イイね!

四国自動車博物館 その他のクルマ達Ⅳ

四国自動車博物館 その他のクルマ達Ⅳは
LANCIAとLAMBORGHINI




Lancia Stratos


特徴的な極端に短いホイールベース(2180㎜)とワイドトレッド(F1430㎜/R1460㎜)は直進性よりも コーナリングを優先させ、パワーユニットにはディノエンジン(V6/2418cc)が採用され中低速重視のラリー用のセッティングでギアはかなりクローズドレシオに設定されている為、発進での加速はディノを上回る。
ラリースペシャルとして開発されたストラトスはその期待通りの活躍でランチアをラリーの名門と決定付けたマシンである。



specification
全長 × 全幅 × 全高 3710 ㎜ × 1750 ㎜ × 1114 ㎜
ホイールベース 2180 ㎜
トレッド前後 1430/1460mm
生産台数 492台
車両重量 870 ㎏
総排気量 2418cc
形式 V6 DOHC 4バルブ ミッドシップ横置
最高出力 190HP /7000 r.p.m.
最大トルク 22.9 mkg/4000 r.p.m.
ボアストローク 92.5×60.0mm
圧縮比 9.0
燃料供給 ウェーバー40DCN F7×3
サスペンション前/後 ダブルウイッシュボーン / ストラット トランスミッション形式
5段 M/T

Lancia Rally 037


ラリーに情熱をかけるランチア。ラリー037はグループB最後のMR(ミッドシップ・リアドライブ)チャンピオンマシン。



市販車とは別物とも言えるハイ・チューンのワークスマシン。

037という名前は開発の中心、アバルトでのコードネーム、ABARTH SE037に由来する。
ミッドシップにおかれたエンジンは、Fiat 131 Abarth Rallyで熟成した16バルブDOHCエンジンをベースに、アバルトの開発したヴォルメトリーコと呼ばれるルーツ式スーパーチャージャーを組み合わせている。ターボではなくスーパーチャージャーを採用したのは、ターボ・ラグを嫌った点と低中回転でのトルクを重要視したためである。
その他、市販車より200kg以上の軽量化がなされたウェイトや、超クロスレシオのミッションなど、その戦闘力は極限まで高められていた。
カーデザインはピニン・ファリーナの手によるもので、ボディはケブラーとカーボンファイバー製。シャシーはジャンパオロ・ダラーラが担当し、フレームにクロムモリブデン鋼管が採用されたことで軽量化と高剛性が確保されている。



グループBのホモロゲーション(規約)により、ラリー037は200台あまりが生産された。その50台近くがワークス活動に投入されたが、過酷なラリーのため現存するワークス・マシンは約半数程度であるといわれている。現在、四国自動車博物館に展示されているマシンはその内の貴重な1台といえよう。 最後のミッドシップ・リアドライブラリーマシンとしての輝かしい戦歴と、美しさと力強さを兼ね備えたPininfarinaのボディを持つRally037は、WRC史上に残る名車である。



specification
Engine Type 直列4気筒DOHC
Cubic Capacity 1,955cc
Maximum horse power 325hp / 8,000rpm
Brakes 4-wheel disks
Dry Weight 960kg
Engine layout Midship

Lancia Delta S4


ランチア 唯一の無冠マシン。

グループBの時代、ミッドシップ・マシンLancia Rally 037でWRC(World Rally Championship)を闘っていたランチア(アバルト)は、熟成を続ける4WDマシンの前には戦闘力が追いつかず、ついに4WDマシンの開発に着手する。



ベース車は市販の小型5ドア・セダン、Lancia Deltaであった。コード名SE038として開発されたLancia Delta S4は外見こそDeltaの面影を残すものの、その中身は全くの別物のミッドシップ・フルタイム4WDだった。
FRP製のボディの下はクローム・モリブデン鋼管のスペースフレームが組まれ、そのミッドにアバルトが開発したオールアルミ製直列4気筒DOHC16バルブ+アバルト製スーパーチャージャー+KKK製ターボチャージャーという二つの過給機を持つエンジンが搭載された。
2,500cc以下のクラスに合わせるため、排気量は1,759ccとなる。過給機が2つ付いているのは、発進時~低回転時のトルクを得るためにスーパーチャージャー、4,000rpm以上の高回転時のパワーを得るためにターボを使用するためである。そして、これら2つの過給機を冷却するための二基の巨大なインタークーラがリアに搭載されている。



Lancia Delta S4の活躍はわずか1年という短いものであり、優勝6回、2位が3回、1986年のシリーズ2位という戦績を残し、WRCから姿を消した。ピニン・ファリーナによる流麗なデザインのLancia Rally 037、WRCの「最強伝説」Lancia Delta HF Intregraleの間にあって、その無骨なスタイルや歴史からやや暗い影を持つLancia Delta S4だが、そのランチア初の4WDで残した実績が後のLancia Delta HF IntegraleのWRC6連覇につながるのであり、Deltaシリーズ伝説の礎となったモデルと言えるだろう。



specification
Engine Type 水冷直列4気筒4バルブDOHC Cubic Capacity 1,759cc
Maximum horse power 450bhp/ 8,000rpm
Maximum torque 46kg-m / 5,000rpm
Bore / Stroke 88.5 / 71.5 mm
Comp. Ratio 7.0:1
Turbo KKK+Roots compressor




Countach LP400


1971年ジュネーブショーにてランボルギーニ社(ヌオーヴァ アウトモービリ フェルッチオ ランボルギーニ SpA)のチーフエンジニア パオロ・スタンツァーニを中心とし、数々のスーパー・カーを世に送り出したカロッツェリア・ベルトーネのチーフデザイナー マルチェロ・ガンディーニのデザインによって黄色のカウンタックLP500(V型12気筒5000cc)が登場した。特徴的なポップアップドア(ランボドア)等の革新的なデザインは、その名のとおり人々に驚きを与えた。しかしながらエンジンの冷却効果の問題から量産までには至らなかった。



LP500で問題点であったオーバーヒート対策として多数のエアインテーク・アウトレットを設け、剛性向上と軽量化の為にセミモノコックからバードゲージフレームにアルミボディを載せ、5リッターのエンジンから4リッターへと改良され量産モデルLP400として誕生したのは3年後の1974年である。その後、カウンタックはLP400S・LP500S・5000クアトロバルボーレ(5000QV)・25thアニバーサリーとモデルチェンジを経て1990年生産終了となる。

specification
製造 ヌオーヴァ アウトモービリ フェルッチオ ランボルギーニ SpA
生産台数 150台
全長 × 全幅 × 全高 4140 ㎜ × 1890 ㎜ × 1070 ㎜ 車両重量 1065 ㎏
ホイールベース 2450 ㎜
総排気量 3929cc
形式 V型 12気筒 DOHC ミッドシップ縦置
最高出力 375 HP/8000 r.p.m.
最大トルク 36.8 mkg/5500 r.p.m.
ボアストローク 82.0×62.0mm
圧縮比 10.5 : 1
燃料供給 ウエーバー45 DCOE×6
サスペンション前/後 4輪ダブルウイッシュボーン トランスミッション形式 5段 M/T

(参考:四国自動車博物館HPより)










Posted at 2022/11/24 05:17:43 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年11月23日 イイね!

四国自動車博物館 その他のクルマ達Ⅲ

四国自動車博物館 その他のクルマ達Ⅲは
FIAT とABARTH😄



FIAT Dino 2000 Spider


1966年から1973年まで製造した高性能スポーツカーである。フロントに搭載されるパワーユニットはDino206GTと同じ『DinoV6エンジン』2000ccである。
1965年トリノ自動車ショーに登場し、翌年から生産開始された。ピニンファリーナによるデザインはフロントエンジンの古典的なプロポーションと相まって、Dino206GTとは違う魅力を持つ。 Dinoの中でもDinoGTの原案となったディノ・ベルリネッタ・スペチアーレに一番近しいデザインである。



specification
全長×全幅×全高 4110 ㎜×1700 ㎜×1270 ㎜
生産台数 1133台
ホイールベース 2280 ㎜
総排気量 1987 cc
エンジン Dinoエンジン V6型DOHC
車両重量 1150 kg
最高出力 160HP /7200 r.p.m.
駆動 FR



FIAT Abarth 2000 SPORT SPIDER Ser.II


四国自動車博物館エントランスのディスプ
レイルームで目を惹く挑戦的なフォルム。
グループ6でデッドヒートを繰り広げたPORSCHE906と隣り合う姿が美しい。



1967年末から生産が開始されたアバルトES010スポルトスパイダーは、1968年、69年には、ヒルクライム、オープンロード、サーキットを問わず、出るレースすべてでクラス優勝を果たし、ヨーロッパ中のメイクの中でもっともすぐれたグループ6カーと言われた。
シャシーにはクロモリ鋼のチューブラー(鋼管)フレームを使用する。カルロ・アバルトとコルッチ技師は作業と修理の容易さから、とくにチューブラーフレームを好んだようである。フィアット・アバルト1000SPバルケッタと同様、そのシャシーには強度を増すためのファイバーグラスのクロスが巻かれている。
エンジンはリアに配置されており、前後の重量配分はドライバーが乗った状態で38:62であった。
このシリーズIIとなってFRP製のボディはサイズアップされ、馬力は8,700r.p.m時に250馬力を発生させている。



specification
製造年 1968年 エンジン
16バルブ 4気筒 DOHC
排気量 / 圧縮比 1,946cc / 11:5
最大馬力 250bhp/8,700r.p.m
最大トルク 26.5mkg / 6,200r.p.m
ギアボックス 5速
ホイールベース 2,085mm
全長*全幅*全高 3850mm*1780mm*970mm
最高時速 270km/h
乾燥重量 595kg

FIAT ABARTH 131 RALLY


1973~1982年、WRC(World Rally Championship) では、様々な自動車メーカーが乱立する、ラリー全盛の時代であった。アルピーヌA110、ランチアストラトス、エスコートRS、セリカRA40、パイオレットPA10・・・そして、その中にフィアットアバルト131ラリーの姿もあった。

Fiat Abarth 131 Rallyの製作はベルトーネが担当し、グループ4のホモロゲーションに必要な400台が生産される。一方、レース仕様のCorsaでは、スポイラーのFRP化などによる875kgまでの軽量化と、230HP/7500rpm×23kg-m/5600rpmまでのチューンがなされた。

specification
Engine Type 水冷直列4気筒DOHC 16バルブ
Cubic capacity 1,995cc
Maximum horse power 140HP/6,400rpm
Maximum torque 17.5kg-m/3,600rpm

ABARTH RECORD MONZA LM /Bialbero


ル・マン24時間レースを戦うために誕生したアバルト・レコルト・モンツァLM。

750ccのエンジンを搭載した四国自動車博物館の1台、シャーシ№783512も、750ccバージョン2台と850ccバージョン1台とともに、'61年のル・マンに参戦。 850ccのLMはクラス優勝を果たし、総合14位を達成した。また、この展示車は、'59年のモンツァ12時間レースにゼッケン66で出場。みごと、ポールポジションを獲得した。

ル・マンに挑んだレコルト・モンツァは総生産台数5台。現存するのは推定わずか3台という超レアな車である。

specification
製造年 1958年
エンジン 直列4気筒DOHC
排気量 / 圧縮比 747cc
最大馬力 84bhp / 7,000r.p.m.
最高時速 200km/h

(参考:四国自動車博物館HPより)
Posted at 2022/11/23 05:00:26 | コメント(0) | トラックバック(0)

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