
はじめまして、Discoです。
「みんから」登録後6年余りで、はじめてのブログ投稿です。
ちょっとした情報ですが、最新のiDriveでのソフトウエア・アップデートの情報です。
BMWジャパンからの正式コールではありませんので、アップデートは自己責任でお願いします。
これからも、不定期で更新できればと思っています、よろしく!
F31「BMW 320d ツーリング M-Sport」が納車されて1カ月余り、走行距離も順調に伸び「無事に慣らし終了!」、現在2,400kmほどを走行しました。
ディーゼル音に関しても、以前所有していた「ISUZU Mu」や「LANDLOVER Discovery」がトッラク然としたエンジンだったことと「Lotus Elise」も排気音+エンジン音+ロードノイズで80Km速度が出ていれば音楽は聞こえず、ナビシートとの会話も大声でのやりとりであり、個人的には「とっても静か~快適、快適」となっております。
音楽が良く聞こえると初めての「iDrive」の機能を色々と試したくなるもの。
ネットでみなさんの情報を集めると「iDriveのMusicコレクション機能は最新のアルバムには曲名もカバーアートも対応できない」それよりも「USBオーディオ・インターフェース」を利用したUSBメモリからの直接再生の方がiPhoneやiPodからの再生よりも音質も良く、PC上であれこれ操作したものを利用できてBESTであるとのこと。
そこで、現在、わたくしはUSBメモリ利用派となっております。
iTunesに溜め込んだ800曲ほどをUSBメモリにコピーし、フリーソフトの「Mp3tag」を利用してデータを弄って遊んでおります。
<PC利用での利点>
1.最新アルバムでもすべての曲名が取り込める。
2.すべての曲にカバーアートを取り込める。
(カバーアートがネット上にない場合でも自分の好きなアートで対応)
3.自分専用のジャンル分けができる。
4.アーティスト単位やジャンルでのディレクトリ管理ができ、ファイルの整理が便利。
5.プレイリストを自由に作成でき、その時の気分でプレイリストを選べば曲順が自由自在。
などなど
ということで、「iDriveのMusicコレクション機能」を一切利用しないで音楽を楽しんでおります。
(iDriveのHDD容量を一切気にする必要がないので気軽です)
で、ここからが本題です。
私のF31は最新のiDriveであり、H/W、S/Wとも最新であることは確かです。
納車されたままの状態で、上に書いた「USBオーディオ・インターフェース」を利用してのUSBメモリ直接再生を快適に利用しておりましたが、一つだけ問題が発生しておりました。
それは、アルバムまたはプレリストを選択していても、エンジンを停止し次回再始動時に「再生していた楽曲からの再生がされず、USBメモリに最初にコピーした楽曲に戻ってしまう。」
という事例が発生していました。
先頭の楽曲に戻ってしまうということは非常に使い勝手が悪く、再生が先頭に戻ってしまっていた場合はiDriveの以下の操作を毎回実施しなくてはなりません。(とても面倒です)
1.外部機器接続、USB機器を選択
2.アーチスト・アルバムまたはプレイリストを選択
3.再生していた楽曲を選択
4.選択した項目を再生
この現象は必ずということではなく、8割は先頭の曲に、2割は継続して再生を続行してくれるという感じです。
F31はエンジン停止後15分ほどでアクセサリ電源の全OFFがされると聞いていたので、最初はこの関係で全OFFされた場合に先頭の曲からの再生になるものと思っておりましたが間違いでした。
エンジン停止後、すぐの再始動時にもこの状況が発生しました、また、2時間ほど停止後の再始動でも継続再生する場合もありました。(再発のパターンが一定ではないため、お手上げ状態です)
Dへと相談しましたが「弊社のお客様でそこまでUSBオーディオ・インターフェースを利用している方はいらしゃいませんし・・・・・・・とりあえずサービスに確認しますが・・・・・」との回答。
翌日、「サービスからの回答を得ましたが、Disco様の事例はまだ報告がないとのこと、調査は続行しますがしばらくそのままお使いください」と回答を得ました。(ショボンです)
とりあえず、自分で出来ることはマニュアルにも記載してあった「ソフトウエア更新」。
自車は最新のはずだから、アップデートデータはないはず、とは思いつつ。
早速、「BMW.com」へアクセスし、「Software Update」へ進み、自車のVINコードを入力。
「あら?」アップデートデータがあるではないですか?
それも、「Software update with BMW ConnectedDrive. Software update for Bluetooth and USB audio interface.」とあり、ずばり「USBオーディオ・インターフェース」とあります。
アップデートファイルは「File name: UPD05004.bin」となっています。
ヴァージョンがMN-1.23.4, TN-1.23.2となり、電話とマルチメディアに関するアップデートとのこと。
説明書きには
<マルチメディア>
「1.ビデオ・ディスプレイ・リストを備えたiPOD装置からのパフォーマンスが改善された。」
「2.iPOD装置および大容量USB装置からの、音楽再生と安定性が改善された。」
とあります。
「2」の項目は、そのものずばりです。
日本語マニュアルにも記載されていますのでメーカー保証は大丈夫と解釈、前ヴァージョンへのリストアも可能と書いてありますので、「駄目もとで更新しちゃえ」となりました。
早速、USBメモリに「UPD05004.bin」をコピーしてiDriveを更新。
更新方法はマニュアルに記載されておりますので割愛させていただき、結果は・・・・・
ヴァージョンが
MN-001.023.004
TN-001.023.002
にアップされ(過去バージョンは失念しました)
「ばっちり、USBメモリからの直接再生が機能改善しました。」
アップデート後、楽曲再生のエンジン再始動後の先頭曲からの再生はなく、必ず継続再生となっております。
これは、アルバム選択時でもプレイリスト選択時でもOKです。
ますます、「USBオーディオ・インターフェース」を利用したUSBメモリからの直接再生が便利になりました。
ご参考までに。