車じゃない方のエアコン

友人からガス抜けのエアコン貰ってきました。実家の1部屋がエアコンブローして灼熱と化しているのでとりあえずなんか安く収まる方法無いかと。

暮らしのマーケットかよ(笑)って絵面ですが、いよいよ何屋目指してるか分かんなくなってます。
ただの趣味というか。

カーエアコンの修理なら得意ですが、ルームエアコンとなると…出来んのか？
でも形から入るタイプなので、とりあえずフレアツール、チャージングスケール、R32のガス等機材は揃えました。プロ用の特殊な工具ばかりですが、少し古いけど中古だと安く揃うもんですね～。それが車用と全然違いますね。車用のマニホールドゲージなんかデンゲンのとか3万、まともな中古だと1万以上しますが住宅設備用だと正直ただみたいな値段でした(^_^;)持ってる人の数が全然違うからか。

【メカニック、工具なきゃただの人】

真空引いて、ガス規程量入れたらあっさり冷えました。試運転とはいえこんなに適当に繋いでも案外漏れないもんですね。配管の口を加工して同配管の面接触でパッキンがわりにしガスを押さえる工法の様で初めての体験です、なまし銅なので案外漏れないんだな…。

ド中古のエアコンなのでちゃんと動くけど、カビてたり…この辺は車のエバポとかでよく見た汚さ(笑)あるある～

外板外して、基盤外して、こんなにばらして良いんやろか？と思うけどネジ類は思ったより少なく、ちゃっちい爪でなんとなく各所はまってるだけ。この辺は車の方がしっかりとした作りですね。所詮家電って感じ。

後は何も考えずマジックリンとカビキラー撒いてｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗって高圧洗浄機で流しました。こんなんして良いのかどうかなんか知りませんが乾かせば大概大丈夫だろこんなもん。

風からほのかにマジックリンのかほりがするようになりました。

ポンプダウンっていう車にはない機能があって、冷媒を室外機に閉じ込めておく事が出来るので次回は配管だけ真空引きゃぁ使える便利機能。

唯一気に入らなかったのが、R32冷媒ガスは3.7kgとかふざけた量からしか買えないこと(´Д｀)R134aみたいに200gのサービス缶あれば良いのに一。あと5台分くらいチャージ出来る量です
。高い。。
134aに比べるととんでもなく高圧なので耐圧缶にいれないと販売できないからでしょうが、個人にこんなに量はいらんのよ…


でもまぁ車じゃないエアコンも一度やってみると勉強になりますね!DIY感凄いですが、楽しかったです。

車の冷媒ガスと違い圧力が2Mpaくらいあるのでカーエアコンのノリでやるとケガするので十分気を付けてください。ホース内の残留ガスで普通にゲージ外したらコネクタ顔に吹っ飛んできました。プシュって感じじゃなくてバンっ!って感じです。保護眼鏡と圧抜きの手順必須よ