エンスーなお話。

先日のクラシックカーフェスティバルｉｎ桐生で、私がポルシェでお世話になったＳさんが、Ｓさんのお兄さんと一緒に出店していました。
お兄さんとは初対面だったのですが、あまりにもエンスーな話題についつい引き込まれ、思わず時間が経つのを忘れてしまいました。
いくつかの話題の中で、ハンドルに関するお話を一つご披露しましょう。

さて、画像はうちのテスタに付いていたハンドルのスポーク部分を裏から撮った写真です。
このハンドルが、フェラーリの生産ラインで付けられた物かそうでないかという話です。
結果から言うと、答えはＮＯ。国内か海外かは別にして『どこかで付け替えられている』可能性が非常に高いらしいのです。

では、解説しましょう。写真をよく見て下さい。
何か、刻印がありますね？
上の行は生産国、下の行は製造年と月が刻印されています。
つまり１９８８年１０月にイタリアで生産されたハンドルと言う事です。
もし、これがフェラーリの工場で組まれたハンドルならば、更に生産国の上に『Ｆ』の刻印が入っているらしいのです。
残念ながら私のにはＦの刻印がありません。
よって、『ＮＯ』。
更に、これが本物のｍｏｍｏかそうでないかの見分け方もあるそうですが、ショックを受けそうなので聞かずに帰って来ました。
気にしなければ全然構わないのですが、知ってしまうとねぇ…。
ちょっと残念。（涙）
一瞬頭を過ぎったのは『俺のテスタって本物だろうな？』。（笑）

ブランド品でもよく聞く話ですが、奥が深いですね。