
サンシェード(日よけ)に使ってるもの2種類が手元にあるので、車内の高温防止効果を比較実験してみた
試したサンシェード(日よけ)は、
1.
フロントカバー(本来はフロントガラスの凍結防止用)
2.
遮光シェード(字のごとく光を遮るのが目的)
どちらも、表面は銀色っぽいですが、アルミのような熱線の反射能力は無く、熱対策用とは言えないと思うので、高温防止効果が気になります
測定は、晴れた日にダッシュボード上に室内気温計を置いて測定。計測時間は1時間
実験内容等はあとで書くとして、結果のみ先に

効果の高かった(温度の低い)順は、
1.フロントカバー
2.遮光サンシェード
※サンシェード無しは、1日目と2日目とで差が大きいですが、測定時刻がかなり違うためと思う
以下、実験内容等はメモです
実験方法
車(デミオ 色:パールホワイト)を実験前にエアコンONで10分くらい走行し、日当たりのいい場所に停車(真南より少し東向き)。エンジンOFF、窓を締め切った状態でダッシュボード(モニタの横)に温度計(電波置時計の温度計機能)を置いて1時間の温度変化を見る。
測定は1日目5月30日(太陽の高さは7月くらいと同じはず)天気はほぼ快晴、14時過ぎには雲がちらほら。気温は26度(車の外気温計)。
2日目6月13日 天気は晴れで13時過ぎは雲が目立つ。気温は26〜28度
比較は3種

①フロントカバー(1日目11:10~12:10/2日目12:09~13:09)
②遮光シェード(1日目12:32~13:32/2日目13:19~14:19(雲少しあり))
③サンシェードなし(1日目13:55~14:55(雲少しあり)/2日目11:15~11:41)
測定値
1日目
(修正はなし)
2日目
フロントカバーが約10度、遮光シェードが約15度上昇。
サンシェードなしは20~40分程度で20度以上上昇(測定範囲が50度まででそれ以上は測定不能。10~20分までの測定値は電波時計の受信中で測定されなかったので、この実験結果は参考値)1日目と2日目の差は1日目が14時雲があり、2日目は11時くらいで快晴。日射量がだいぶ違うので、その差が現れたと思う。

(1日目2時過ぎの空)
感想
フロントカバーはガラスの外側に設置するだけあって、効果があった。
遮光シェードは断熱の加工が無いわりに効果があった印象。ガラスの内側に付けるのでガラスからの放射熱は遮断できないからだと思うので、断熱シェードだったらどれくらいの効果があるのか気になる。
サンシェードなしは予想通り。また、2日目の「サンシェードなし」は1回目にしたけど、1日目以上の気温上昇とダッシュボードの加熱は予想以上。測定の後でエアコン付けて20分走ってもダッシュボードの温度が下がらず、そのあと測定したフロントカバーの初期温度が高いままになってしまった。
面倒でも、サンシェードは設置したほうが車も高温にならないし、走り出し後のエアコンも早く効いてくれる気がする。
※おとなの皆さんには言わずもがなですが、こどもやペットを車内に残して車を離れないでください。日中のサンシェードは気安めです。
課題
試験車両が1台しかないので同時測定ができないから、やむを得ず フロントカバー→サンシェード→何もなし で実施。
パターン毎に太陽の位置が刻々変わるから正直同一条件とは言えない。また、グラフ見てわかる通りまだまだ温度は上昇していくので、本当は3時間くらい試したかったけど、さすがに時間取れないので1時間で妥協。買い物をするくらいの時間かな。
温度計はダッシュボードだけじゃなくて、シートとかにも置きたかったけど、温度計(電波時計)が1コしか無いので1か所だけにした。
1日目サンシェードなしの測定値は明らかにおかしいので、修正をした(14:05〜14:15の時間電波時計の電波サーチ中となっていたので、その間は温度測定していないと推測して)
(個人の感想・意見です。効果を保証するものではありません)
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2019/06/23 23:02:25