先週に訳有って石川県の珠洲市に行ってきました
がっつりなボランティアというワケではなかったのですが、ほんの少しお手伝いとしてお邪魔してきました
私自身は幸いにもこれまで大きな災害に遭うこと無く過ごしてこれましたが実際に被災地域の現実を目の当たりにして普通の日常を送れることがいかに有難い事であるか、初めて認識できたと思います
能登半島に入ってしばらくすると
波打つ路面
至る所に生じた段差
崩落した道路に巻き込まれて潰されたまま放置されている車
道路脇の崩れたであろう崖の斜面
市街地に入れば
いまだ修復されない道路のヒビや穴
倒壊した多くの家屋
傾いた電柱や信号
地面から様々な高さに突き上げられたマンホール
歪んだ家で生活する人
等々、数えたらキリがない程の被害の爪痕に胸が痛む思いでした
観光名所の見附島(通称軍艦島)も

崩落して随分変わってしまったようです

海岸の人工物も津波のせいで無惨に破壊されてました
改めて自然災害の恐ろしさを思い知らされた風景です
被災地域に関する報道は時間が経過するにつれて減っていき、そして現実が伝わらなくなっていくのでしょう
現実ではまだまだたいへんな思いをしながら生活している人がいるのに…
そのような被災されてしまった人達に対して何ができるのか、どんな言葉をかけたらいいのか
そしてもし自分が被災してしまった時には何をどうすればいいのか
報道を通じて見聞きするだけでは絶対にわからない事を自分自身で体験することで多くの事を考えさせられた数日間の出来事でした
Posted at 2024/05/02 18:50:39 | |
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