前回の投稿より文章を練り込んで作成
運転中にかける音楽ってドライバーの趣味がすごく出ると思う。
窓あけてズンズン音楽を鳴らしてるのは大体マイルドヤンキーなように(偏見)
僕の場合はギアチェンジのような変調の仕方、どことなくエンジン音っぽいビート、ワインディングロードのようなメロディの流れ、そういう音楽を好んだ結果邦楽とクラシックと映画音楽とアニソンが混ざってカオスなことになっているのですが、一例を紹介。
【映画】
パシフィック・リム - Main theme
V8の国の巨大ロボット映画パシフィックリムより。
男の子は車と巨大ロボットが好きなのは周知の事実。
つまり車を運転しててこの曲が合わないわけない。証明終了。
映画はストーリーとしては正直陳腐なんだけど、大予算でガチオタクがロボット映画を作ったらこんなに楽しい作品はないぜ!っていうアメリカ丸出しな作品なのでマジおすすめ。
日本特撮へのリスペクトもあって見る価値しかない。
続編は別に見ないでいいと思う。
マッドマックス 怒りのデスロード - Blood Bag
マッドマックス 怒りのデスロードより
みんなカーチェイスって好きだよね?じゃあ2時間カーチェイスし続けたら最高だよな?ってことでこの映画。
胸焼けが止まらないカーチェイスと名言のオンパレード。
正直言うほど面白いかっていうとそうじゃない気はするんだけど見終わったら口に銀のスプレーかけたくなるし、V8!V8!Witness me!!!!とか叫びたくなるのでそういう映画なんだろう。
Amazonで食用の銀スプレーを調べると中毒者のコメントだらけなので同じ気持ちになる方々は多いらしい。
【クラシック】
バッハ - Concerto d-moll for two violins and strings, BWV 1043
前者の第1楽章も好きだけど、一番好きなのは後者の第3楽章。
こちらの奏者はかなり速弾きだけど、1:05以降の美しさが良い。
ワインディングロード向け。
僕はAmazon musicで購入したイギリスのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団版を車に入れてるけど、奏者によって全然違うので比較するのがクラシックは楽しい。
どうでもいいけどこういうサムネイル選んじゃうあたり、
人は見た目が9割という本は間違ってはいないと思う。
ベートーベン - "Moonlight" Sonata, III "Presto Agitato"
とにかく速くて美しいピアノといえばこれと幻想即興曲だと思う。
ワインディングロードを走っててこの曲聞くと楽しく落ち着いた気持ちになれます。
ショパン - 革命のエチュード
これもワインディングロード向けかな。
テンポの速いピアノ曲は大体ワインディングロードに合う。
バッハ - Violin Concerto No.1 in A minor, BWV 1041 - 3. Allegro assai
ゆったりドライブする時に合うかな。
林道を走って木漏れ日を走る時とかいかがかな。
パガニーニ - Caprice No.24
その演奏技術を得るために悪魔に魂を売ったと言われたパガニーニの有名曲から。
譜面をほとんど捨てたせいで現代に残ってる曲は耳コピばかりっていうのがこの人の狂いっぷりを象徴するエピソードだと思う。
耳コピした奴も根性あるよね・・・
【邦楽】
東京事変 - 能動的三分間
椎名林檎 - 人生は夢だらけ
基本的に椎名林檎は好きなんだよね。
少しずつ曲調が変わっていくタイミングでパドルシフトをカチカチいじりたくなっていまう。
PVの芸術性を含めてトータルの演出の上手さは日本で随一だと思う。
1年延期になったけど東京五輪で楽しみな唯一の点と言っても過言じゃない。
Perfume - ポリリズム
リニアモーターガールのころからテレビで流れてた地元民の推し。
説明できないけど不思議なほどドライブに合う曲だと思う。
スペックから説明できない楽しさって車にもあるじゃない?そういうことなんだと思う。
「アイドルの曲にしてはカッコ良すぎる」典型例。
【アニメ】
ルパン三世 カリオストロの城 - ルパン三世のテーマ'80
子供のころテープが擦り切れるほどカーチェイスを見たルパン三世 カリオストロの城より。
よたよた走ってパンクしてたフィアット500が突然過給器つけてぶっ飛ばすところはどんなスーパーカーよりかっこいい。
日常的な車がアホみたいに速い、僕がゴルフRという車を選択した原点。
クラシックな限定車に乗っていたルパンが、改造ホットハッチに乗り始めるという点が、それまでの殺しもやるアウトローと以降の三枚目なルパンの対比になってると勝手に思う。モンキー先生は怒ってたけど。
これ見たいために子供の教育と称してBD買ったレベル。
このカーチェイスはアニメならではの描写を突き詰めた好例だと思う。
この映画の欠点は最初の10分が楽しすぎることに尽きる。
AKIRA - Kaneda's theme
2020年の東京五輪中止を予言していたと言われるAKIRAより。
首都高を走るならこの曲。
冒頭のバイクチェイスはオマージュ多いので多分オタクの必修科目。
どうでもいいけど、EVなのにピーキー過ぎてお前には無理って金田さん乗ってるバイクの特性理解してるのか?と問い詰めたくなるのは野暮かもしれない。
テスラロードスターやポルシェタイカンのようなEVスポーツカーが存在する現在ならではの着眼点なのかもしれないけど。
中島美嘉(Produced by HYDE) - Kiss of death
伝説的糞アニメ、ダーリンインザフランキスより
どんなに糞でもこの音楽を生み出したことだけで許せてしまう、最高に気持ちが良くなる曲。
ビートとドラム、官能的な歌詞でついついアクセル踏み込んでしまう。
HYDE版も非常に良いので両方聴いたほうがいい。
本編は怒りを覚えるレベルでクソなので見なくていい。
久石譲 - 時代の風-人が人でいられた時-
紅の豚より、最初と最後の戦闘シーンの曲
ポルコもカーチスもいい年こいたおっさんなんだけどやってることは三歳児そのもの。
三歳児が車のおもちゃでブーブー言いながら遊んでるけど、我々も実物でブーブー飛ばしながら遊んでるし、結局男って心の中に一生三歳児を抱えてるもんなんだと思うよ。
童心に帰りたいときはどうぞ。
久石譲 - 海の見える街
魔女の宅急便より。
海沿いのドライブといえばこれでしょう。
アップテンポではないので、ゆったりドライブするには最適。
個人的に湘南よりも外房にあってると思う。
正直一番走りたいのは瀬戸内海だけど。
田中公平 - Ⅶ
わかれ