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2019年03月30日 イイね!

アルピナ D5 S BITURBOに乗る

アルピナ D5 S BITURBOに乗る久しぶりにアルピナに乗りました。今回乗ったのはD5Sビターボ・リムジン・アルラッド(以下D5S)。

D5Sは現行のG30系BMW5シリーズがベース。2017年の秋にドイツ本国で発売され、同年10月の東京モーターショーで実車が日本デビュー。日本で走り始めたのは2018年の春です。

東京モーターショーで見た、アルピナグリーンのD5S。アルピナブルーとともに、アルピナを代表するといっていいボディカラー。販売台数的には圧倒的にブルーが多いようですが、グリーンも深みのある良い色です。


D5Sの車両本体価格は税込(以下同じ)1,299万円。ただし、ポルシェほどではありませんが、いくつかの主要な装備がオプションになっています。


試乗車の価格はオプション・諸経費込みでざっと1,600万円弱になるそうです。アルピナ・ブルー59.8万円、ガラス・サンルーフ16.8万円、ドライビング・アシスト・プラス(ACC込)23.2万円、ハーマン・カードン・サウンドシステム12.8万円、レザー・フィニッシュ・ダッシュボード16.8万円といったあたりが主なオプション装備。これだけですでに100万円は軽くオーバーしています。


車名の由来にもなっている、ディーゼル直6ツインターボエンジン。排気量は2992ccで、326PS/700Nmを発揮します。


先代のD5ターボ(280PS/600Nm)と比べると、ターボが1個増えて、パワーは46PS、トルクは100Nmアップ。車両重量も120Kgアップしていますが(1820→1940kg)、0-100km/h加速は5.9秒から1秒短縮の4.9秒となりました。

車名の「アルラッド」というのは全輪駆動を意味するドイツ語で、加速タイム短縮と重量増と価格アップに寄与していると思われます。先代D5ターボのデビュー時は995万円というお値打ち価格だったのが懐かしいです。



ところで、日本仕様のD5Sのターボは、高圧と低圧のシーケンシャルタイプのツインターボと思われますが、ドイツ仕様のD5Sは 高圧低圧それぞれが3気筒ずつ2組に分かれるクワッドターボ 低圧ターボを2個備えたトリプルターボとなっています。3つのターボは、まず低圧1個目を駆動、回転が上がると高圧を駆動、さらに回転が上がると2個目の低圧を駆動、というシーケンスで作動するようです(こちらの動画でご確認ください)。

ターボが2個版と4個版に分かれているのは本家BMWと同じで(ビーエムにはさらに1個版がある)、日本でも2個版はX3M40dに搭載されてデビューしています。M40dのスペックは326PS/680Nmで、パワーはアルピナと同じですが、最大トルクは若干下回っています。

ドイツ本国の ターボ4 ターボ3個版D5Sは388PS/800Nmというスペックで、0-100km/h加速も4.4秒となります。右ハンドルだと 4個ターボ 3個ターボを搭載するスペースがないらしいのは残念です。

ただ、ついに日本でも、XD4に4個版ターボ(3個の間違いではない)が搭載されてデビューします(388PS/770Nm)。もちろん左ハンドル限定となりますが、是非とも試してみたいですね。

さて、アルピナ各車は、BMWの工場でインディビデュアルとして生産されたあとにアルピナの工場に移され、2カ月ほどかけて各種の仕上げをされた後、新しいVIN(シャシナンバー)を付与されて出荷されます。

ボンネットを開けると、BMWの工場を出たときのVIN(×で消されている)と、インディビデュアルとしての仕様が確認できます。写真は仕様のプレート。「ALPINABLAU II MET.」(アルピナブルーIIメタリック)というのがボディカラーで、「FUELLER SCHWARZ」(フューラーシュバルツ)というのがインテリアカラーであることは何となく想像がつきますが、あとは何を意味しているのかわかりません。



排ガス規制は最新のユーロ6dをクリア。排ガス処理デバイスには新たに尿素SCRを採用。最近のディーゼルエンジンとしては順当なところ。尿素水の容量は、ドイツ本国仕様では21リットルと記載されています。


ちなみに燃料タンク容量は66リットルでJC08モード燃費は14.8km/L。先代の18.8km/Lには敵いませんが、かなりお財布にやさしい高性能車だと思われます。

タイヤはミシュランからピレリに変わり、専用のピレリPゼロには「ALP」の認証マークが付きます。サイズは前255/35R20、後295/30R20。

アルピナのクラシックホイールは鍛造化されましたが、センターキャップが廃止され、空気の入れ方も普通のホイールと同じになりました。


インテリアは、さすがに高級感のある仕上がり。お金をかければいくらでも高級感をアップできるのはポルシェと同じです。

私はこのウッドパネルが好み。ミルテ(英語でマーテル)という木で、日本名はギンバイカ(銀梅花)というらしいのですが、残念ながらアルピナの車内以外で見た覚えがありません。


それでは試乗にでかけましょう。


エンジン音は非常に良く抑えられていますが、やはりディーゼルはディーゼル。ガソリンとははっきり異なります。音質はベンツのS400dに似た感じで、カラカラコロコロという高音よりグルグルドロドロという低音の方が目立ちます。ディーゼルとしては極めて静かという点は両車同様。

最初にそろっと動かした時も、歩道の手前で一時停止したときも、歩道の段差を乗り越えて車道に出てじんわり加速したときも、あれ?と思うような違和感はありませんでした。高級車はこうあってほしいものです。



これまで試乗したG30系5シリーズは、ハンドルの重さや乗り心地がなんとなくチグハグしていて印象がいまひとつだったのですが、D5Sはそういうところがほとんどなく、ドライブに楽しく集中することができます。高いんだから当然といえるかもしれませんが、それに見合う価値を提供できているのだから大したものです。



3リットル直6ツインターボ、340PS/700Nm、車重2030kg、0-100km/h加速5.4秒、JC08モード14.2km/L、車両本体価格1138万円のS400dとは、エンジン音だけでなくいろんな点を比較したくなります。ノーマルのSクラスとアルピナを比べるなといわれそうですが。また、本来ならばS400d4MATICの方が比較対象として適切だとは思いますが、乗ったことがないので……

加速感は両車ほとんど差がない印象。D5Sも経験したディーゼル車では最速クラスで加速していきます。加速時のエンジン音は、D5Sの方がやや大きめですが、これはあえて聞かせている面もあるのでしょう。

乗り心地は、総合的にはS400dの方がいいと思いますが、D5Sの方がドシッと落ち着いた感覚が強いです。縦バネはD5Sの方が堅く、それが硬質な印象をもたらすのですが、同時にふわふわ感を抑えた落ち着きのよさも演出しているように思います。どちらも20インチタイヤを履いていると思えば、前席の乗り心地は素晴らしいと評価できます。

ディーゼルエンジン搭載の高級車としては、両車甲乙つけ難いと思います。個人的な好みはS400dですが、D5Sはコンパクトな点が魅力大。長さ5メートル幅1.9メートルを切るのは大きなメリットです(それをコンパクトというかどうかは別として)。



一方、希少価値という点ではアルピナの方が有利でしょうか。一度は乗ってみたいと思いますし。逆に、流通台数や実売価格といった手に入れやすさではS400dの方が上でしょうか。すでに中古も流通し始めているようですし。悩める選択肢があるというのはいいことです。



試乗が終わって、アルピナってどうやって買うのかを色々教えてもらいました。実際に買えるかどうかは別ですが。楽しい時間を過ごせてよかったです。
Posted at 2019/03/30 07:55:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年03月28日 イイね!

マカンターボ 1年間の燃費

マカンターボ 1年間の燃費もうすぐ3月もおしまい。マカンターボが納車されて一年とひと月が過ぎました。

ちょうどよい区切りですので、1年間の燃費をまとめてご報告します。

私の手元に来てからの走行距離は14,943キロで、この間に給油した燃料はおよそ2,013リットル。1年間の燃費は7.4km/Lとなりました。

給油回数は53回。給油毎の満タン法による燃費は下のグラフでご確認ください。



給油毎の燃費の他に、傾向をみていただくために3回毎の移動平均値も掲載しました。給油40回目あたりからハッキリした悪化傾向が読み取れるのですが、これは、スポーツモードをよく使うようになったことが原因としてあげられます。

スポーツモードにすると、エンジン回転が高めに維持されるだけでなく、アイドリングストップが強制OFFになります。アイドリングストップしないと、市街地の燃費はおおよそリッター1キロ程度悪化する感じです。



燃費のためにはコンフォートの方がいいわけですが、コンフォートだと割とすぐにコースティング(惰行)に入ってしまい、スピードコントロールがやりにくくなるのが欠点です。特に、首都高などではスポーツモードの方が走りやすいと思うようになりました。



さて、満タン法の燃費で最高(最良)を記録したのは、昨年3月の12.7km/L。以前お伝えした、燃費チャレンジでマークした値です。

この時の走行距離は135kmで給油量は10.6リットル。平均速度は70km/h。下にこの時の車載燃費計の画面を再掲しておきます。写真を撮ったあとにしばらく一般道を走ったので、距離が少し伸びて平均速度が下がっています。



一方、最低(最悪)を記録したのは、今年2月の4.8km/L。走行距離は74kmで給油量は15.0リットル。平均速度は21km/h。

悪い方はいくらでも悪くすることができるでしょうが、良い方はこれ以上の数字を出せる気がしません。「普通」に走れば、高速で10km/L程度、街中で6~7km/L程度というのが1年間乗ってみての実感です。



なお、1年間に支払った燃料代は約30万円で、1キロあたりの燃料費はおよそ20円。どこから踏んでもパンチの効く素晴らしい加速の代償ではあるのですが、財布にもパンチが効いてしまうのは致し方ないところでしょうか。
Posted at 2019/03/28 00:23:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年03月07日 イイね!

BMW新型(G20)3シリーズに乗る

BMW新型(G20)3シリーズに乗るBMWの新型3シリーズ(G20)が発売になりました。

発表されたのは1月末。すでに先行受注はスタート。2月末頃から、正式発売に向けて各店舗に展示車や試乗車が続々と配備されました。

先日、試乗の機会を得ましたので記事にまとめておきましょう。

カタログモデルとしてまず登場したのは320i(184PS/300Nm)と330i(258PS/400Nm)。
320iはスタンダード(税込(以下同じ)523万円)とMスポーツ(583万円)が基本。その他に、スタンダードから運転支援系などの装備を省いたSE(452万円)が受注生産で用意されますが、実質的には2グレードといえます。
330iはMスポーツ(632万円)のみの設定。

写真は320iMスポーツ。販売の主力になると思われるグレード。ボディカラーはミネラルグレー。



320iは「日本専用」という記事がネットで流れてくるのですが、本稿執筆時点では、ドイツ仕様G20にも320iは設定されています。エンジンスペックも日本と同じ184PS/300Nm。どういうことかと思いましたが、こちらをよく読んでみると、本国に設定が無いのではなく、発売が遅れるということのようです。「専用」というのはどうかという気はします。

「日本専用」といえば、先代F30と先々代E90系では全幅を1800mmに抑えてありましたが、G20ではついに1825mmに拡大しました。こちらに関しては、残念ではあるものの、ここまでよく頑張ってくれたという思いの方が強いです。

ちなみに、ドイツ仕様では、ガソリンが320iと330iに、M340i(374PS/500Nm)を加えた3機種がラインナップ。ディーゼルが318d(150PS/320Nm)と320d(190Nm/400Nm)、330d(265PS/580Nm)の3機種となります。
M340iと330dが直列6気筒で、それ以外は直列4気筒。
さらに、プラグインハイブリッドの330e(2リットル直4ガソリンターボ+モーター、システム出力252PS/420Nm)もラインナップされます。

先代F30系から、ラグジュアリーやスポーツといった多グレード展開が始まりました。G20についても、本国ではアドバンテージ、スポーツ、ラグジュアリー、Mスポーツの4グレードが提供されているのですが、日本市場では実質2グレードのみに絞り込まれています。

320iスタンダードとMスポーツの価格差は60万円。この間に複数グレードを展開してもあまり意味が無いと判断されたのかもしれません。もっといえば、日本ではもうMスポしか売らないという意思表示なのでしょうか。

これまでMスポーツは後から追加されていましたが、G20は本国でも日本でも最初から用意されます。わかりやすいスポーツ性を求めるのは世界共通の傾向なのかもしれません。

日本仕様G20は、グレードだけでなくボディカラーも売れ筋に絞り込まれています。
カタログで選べるのはアルピンホワイトIII、ミネラルホワイト、ミネラルグレー、ブラックサファイアの4色だけ。
ホワイト系はソリッドかメタリックかの選択なので、実質的には白・黒・灰の3色。Mスポ限定でポルティマオブルーが選択できますが、それを入れても実質4色。

赤などの暖色系はおろか、なんとシルバーも未設定。ずいぶんと思い切ったことをやったものだと思います。結局は白か黒しか買わないとしても、迷った末に無難な選択に落ち着くのと、最初から無難な選択肢しか無いのでは、購買意欲にも差が出てくるような気がします。

もちろん、ドイツ仕様には豊富なカラーバリエーションが用意されています。

次も同じ320iMスポーツですが、デビューパッケージの装着車。19インチタイヤが外観の大きな特徴。ボディカラーはポルティマオブルー。



320iMスポーツをもう一台。こちらはアルピンホワイトIIIのボディカラー。もっとも売れ筋の組み合わせになるのでしょう。


今度は330iMスポーツ。ボディカラーはミネラルホワイト。330iも19インチタイヤはオプション。


この車はファスト・トラック・パッケージを装備しているので、19インチタイヤのほか、Mスポーツ・ディファレンシャルとアダプティブMサスペンションが追加されています。


7シリーズで始まったレーザーライトはパッケージオプション。装着するとこのように光ります。ロービームでも内側が点灯し、ポジションランプがランプ上半分まで伸びてきます。


標準のヘッドランプは、SEを除いてアダプティブLEDライトを装備。レーザーライトと違い内側は光りません(ロー・ハイとも)。また、ポジションランプはランプの下側だけで、上の方には伸びてきません。


他のランプ類もほぼLED。明るく均一に光り、上質感があります。



フロントグリルにはシャッターがつき、中の「つっかい棒」は見えなくなりました。


F30では18インチだけでしたが、G20では19インチにもリアに貼付フェンダーが必要になりました。確かに、G20はF30よりもタイヤが外側に出ているような感じがします。



給油口。320dの追加が示唆されていますが、ディーゼル車では左側がアドブルーの注入口になるのでしょう。


320iのエンジン。B48B20B型、1998cc直4ターボ。形式は330iも同じです。


インテリアを紹介しましょう。320iMスポーツ標準車。


シートはアルカンターラと合皮のコンビ。


こちらはデビューパッケージ装着車。ヴァーネスカレザーに青いステッチが入っています。また、トリムはアルミから木目に変更。


少々わかりにくいですが、個人的にはこの木目のトリムの方が好みです。


デビューパッケージ装着車のリアシート。全長もホイールベースもF30より延長されたためか、スペースには余裕があります。


「ライブ・コックピット」とよばれる、新しい全面液晶インパネ。SEを含めて全車標準です。写真はデモ中の画面。タコメーターが反時計回りになるなど思い切ったレイアウトですが、見やすくまとまっていると思いました。


液晶上部中央には、レベル3以上の自動運転時のドライバー監視カメラがついていますが、現時点ではその機能の存在はアナウンスされていません。

ただ、カメラを向けると写真のように赤外線(たぶん)が照射されているのがわかります。作動はしているようです。


ランプのスイッチがロータリー式からボタン式になったのは大きな違い。なぜか、メーター照度調整だけはダイヤル式を踏襲。


パーキングブレーキも電動化され、ブレーキホールドが装備されました。エンジンスタートボタンはセンターコンソールに移動。中央のナビ画面の精細さ・美しさは印象的。ほとんどの操作がタッチで可能で、idriveの出番は少なくなりそう。


内装の質感は、とくに高級というわけではないが、安っぽいわけでもないという、BMWらしいポジションにうまくまとめてきたと思います。F30で見劣りしつつあった部分のリカバリには成功しているのではないでしょうか。


ここからは試乗の印象を。お店のはからいで、320iと330iの両方を乗り比べることができました。


外から聞くエンジン音はまぎれもなく直4の音ですが、車内の静粛性はかなり高くなっています。エンジンの回転感もあまりザラついた感じがなく、直4の中ではかなり上質だと思いました。

330iにはアダプティブMサスペンションが装備されていました。このサスペンション、初めての体験だったのですが、かなり堅いのですね。コンフォートに設定しても、歩道の段差を乗り越えるとドシンと来ますし、道路の凹凸もかなり拾います。後席はかなり厳しいかもしれません。

一方、ノーマルサスの320iはそこまで堅くはありません。もちろんソフトというところまではいかず、市街地ではBMWらしい引き締まった乗り心地が味わえます。

ただ、スピードを上げるとアダプティブMサスペンション車の方が挙動が落ち着き、ノーマルサスよりもフラット感が増してきます。高速道路を運転する際には、アダプティブMサスの方が快適だと思いました。

320iと330iのパワー差ははっきりと感じます。ドイツ仕様の0-100km/hデータはそれぞれ7.1秒と5.8秒。5秒台に入る330iはなかなかの俊足。個人的には330iくらいの加速性能は確保したいところです。

F30デビュー当初の320と328には120万円近くの価格差があったのですが、G20は50万円ほどの差に縮まったので、330iの方に相対的なお得感が出てきました。性能差を考えると、私のチョイスはやはり330iになりますね。



新型3シリーズ、なかなかいいんじゃないでしょうか。ただ、330iMスポで私好みの仕様にするとコミコミ730万円くらいになってしまいます。この値段では他を探したくなりますが、いずれ値段もこなれてくるでしょうし、選択肢も広がるでしょうから、その時になったらまた考えたいですね。

試乗の機会を提供してくださったセールスさん、どうもありがとうございました。
Posted at 2019/03/07 20:11:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2019年02月18日 イイね!

マカンのオイル交換とプチオフ開催

マカンのオイル交換とプチオフ開催マカンの納車からちょうど1年が経ちました。

1年間の走行距離はおよそ1.4万キロ。取扱説明書で指定されているオイル交換の時期(1年/1.5万キロ)にもなりましたので、マカンをディーラーに持っていきました。

店舗の作業スケジュールの都合で、いつもと違う拠点での作業です。


新型カイエンを見たのは昨年の東京モーターショー以来。


パナメーラの4Sハイブリッドもありました。


作業は40分弱で終了。オイル交換だけでなくフィルター交換もお願いして、総額約4.7万円。オイル交換と考えると少々お高く感じますが、オイル量8リットルと聞くとまあこんなもんかと思えてきます。

1年経ってだいぶポルシェの世界に洗脳されたようです。

この後場所を移動。CMOさんとファミレスでプチオフ開催。


ご飯を食べながら、カメラ談義に花を咲かせました。


(↑CMOさん撮影)


(↑CMOさん撮影)


CMOさんありがとうございました。またやりましょう。
Posted at 2019/02/18 12:58:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年02月03日 イイね!

デジタルアウターミラー装着車に乗る

デジタルアウターミラー装着車に乗るレクサスESに搭載されてデビューした「デジタルアウターミラー」。

ドアミラーの代わりに装備されるカメラモニタリングシステムで、量産車としては世界初となります。

なお、ドイツのダイムラー(ベンツ)も、ESとほぼ同時期に、大型トラックのアクトロスに「ミラーカム」というカメラモニタリングシステムを採用しました。

採用が報道されてから興味津々だったのですが、この度搭載車を試乗することができましたのでご報告します。

搭載車はこちら。レクサスES300h。以前は「ウィンダム」の名称でトヨタブランドで販売されていた車ですが、日本でもレクサスブランドで売られることになりました。


FF、2.5リットル直4NA+ハイブリッドの基本メカニズムはカムリと同じ。デジタルアウターミラーは税込(以下同じ)21万6000円のオプション。選べるのは上級グレードのバージョンLだけ(698万円)。

量産車世界初の装備を手に入れるには、最低でも750万円くらいが必要な計算になります。とりあえずは設定車種を絞って様子を見てみようということでしょうか。

デジタルアウターミラーのカメラ部分。ドアミラーよりはコンパクトですが、存在感は割とあります。通常のドアミラー同様折りたたむことも可能です。ちなみに、カメラを折りたたむとモニタには運転者の顔が写ります。


「ドアミラー」は道路運送車両の保安基準(以下、保安基準)では「後写鏡」と呼ばれ、保安基準44条に後写鏡の要件が規定されています。後写鏡「等」として、カメラモニタリングシステムの使用が認められた改正は2016年6月18日に施行されました。

後写鏡等がどのようなものでなければならないかは、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(以下、告示)224条に定められています。もちろん、レクサスESのモニタリングシステムも告示に則ったものになっています。

カメラの映像を表示するモニタはこのように配置されています。


どう見ても後付け感満載で、もうちょっとやりようがあるのではないかと思うわけですが、初投入なのであえてこの様に目立つ形にしたのかなとも思います。もっとも、モニタの後付け感という点では、ベンツのミラーカムも良い勝負です。

なお、モニタはガッチリ固定されていて、画面の角度等を調整することはできません。ただし、カメラが写す範囲は通常の十字キーで調整することができます。

写真でおわかりの通り、運転者側のモニタは後を向いていますが、助手席側のモニタはほとんど90度近く横を向いています。


ドアミラーの鏡面も運転席側と助手席側で異なっていますが。モニタの形にしてならべると非対称さが目立ちます。


ちなみに、車内用のモニタの配置については、告示224条の1項(ロ)に次のような定めがあります。

「車室内に備える画像表示装置は、運転者席において運転する状態の運転者の直接視界範囲内にあり、当該自動車の左側の視界範囲を表示する画像表示装置にあってはアイポイントより左側に、当該自動車の右側の視界範囲を表示する画像表示装置にあってはアイポイントより右側に、それぞれ配置すること。(後略)」

法規なので読みにくいのですが、要するに、左側用のモニタは視界の左側に、右側用は視界の右側に離しておく必要があるということです。どちらか片側に左右を寄せて置くということは認められていません。インパネの中に左右のモニタを並べて配置するということも不可能と思われます。

まあ、後写鏡等はあくまで間接視界であることを考えれば、首を動かさなくても見える位置にモニタを配置するのがよくないことは当然といえます。

運転席側モニタの見え方はこういう感じ。どうしても、最初は外側のカメラの方に目が行ってしまいます。


助手席側。Aピラー付け根の死角の少なさは大きなメリット。


視界を得るには十分とはいえ、正直なところ、それほど高解像度という感じはしません。もちろんというべきか、画面はちゃんと鏡像になっています。

LEDの信号も判別できますが、かなりちらつきます。昼間だったので確認できませんでしたが、LEDヘッドランプやテールランプの車が後に来ると気になるかも。

画面の明るさはかなり細かくコントロールされている感じ。まぶしい西日に向かって走るシチュエーションでも、画面が見にくくなることはありませんでした。

ウィンカーを出した側の表示エリアを拡大することもできます。下の写真が表示エリア拡大中。もともとの表示エリアは左上のグリーンの枠で示された部分で、かなり拡大できることがわかります。


ウィンカーを作動させるとすぐに拡大しますが、復帰はウィンカーが戻ってから少し時間をおいて「スッ」という感じで戻ります。なかなか絶妙。このあたりは相当煮詰められたものと思われます。



率直にいえば違和感の固まりで、市街地での車線変更にはかなり気を遣わされました。また、本物のミラーのように、上体を動かして視野を変化させることはできません。身体が覚えている遠近感や視界確保術が使えなくなるのはちょっと残念ではあります。

ただ、本物のミラーでの視界確保にも相当の慣れ・習熟が必要なわけで、デジタルミラーの違和感もある程度は慣れの問題だとはいえます。

今後、カメラが小さくなったり、LEDのちらつきが緩和されたり、モニタの解像度が上がったりしてさらに見やすくなれば、かなりメリットの大きそうなシステムです。車内モニタの位置も試行錯誤を経てベストなポジションに落ち着くことでしょう。

課題は山積しているものの、筋は悪くないと思います。5年くらいしたら当たり前のように装備されているのかもしれませんね。
Posted at 2019/02/03 03:03:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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